【離婚協議】米中の間の二人の子供、台湾と朝鮮半島をどっちが引き取るんやという協議中なんや。2月中が期限とか。

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軍事ジャーナル【1月31日号】二つの離婚騒動

2019/01/31

 今月下旬に海外に出張していたが、本誌が更新されなかったのは、その為ではない。海外からでも更新は可能なのだが、内外情勢が膠着しており新たに伝達すべき情報がなかったからである。
 現在の国際情勢は3月1日という日付を見つめながら、水面下で交渉が続けられているという状況なのである。3月1日は言うまでもなく米中貿易協議の交渉期限である。協議と言えば和解を目指していると思われがちだが、世の中には離婚協議だってある。別れるためにも協議が必要になるのである。

 現在の米中関係を夫婦関係になぞらえれば、1990年代以来、蜜月関係だった米中だが、持ち出しが遥かに多い事に気付いた米国側が離婚を申し立て、二人の子供をどちらが引き取るかで、協議している状況であろう。
 二人の子供とは、台湾と朝鮮半島である。ともに第二次世界大戦までは日本領であったが、大日本帝国の解体とともに、米中管理下に収まっている。台湾と韓国は米国、北朝鮮は中国の管理下である。
 ところが昨年6月のトランプ・金正恩の米朝会談で北朝鮮が米国寄りの意向を示したため、収まりがつかなくなった中国が「それなら朝鮮半島は米国にくれてやるから台湾をよこせ」と息巻いている訳だ。

 面白い事に時を同じくして欧州でも離婚協議が進行中だ。英国のEU離脱問題だが、本質は英独仏の三角関係のもつれである。近代欧州の歴史はフランスと言う美女をめぐる英独の争奪戦だった。
 21世紀になって独仏のあまりの緊密振りに嫉妬した英国が「それなら俺はこの家を出て行くぜ」とすねて見せた。当然フランスが「あなた行かないで」と止めてくれると思いきや、「あらそう、それじゃあね」とあっさり別れを告げられてしまった。
 ドンファンぶってみたものの、実は行き場所のない英国はEUを形式上は離脱するが、同じ条件でEU各国と条約を結びなおすと言う喜劇の三枚目に成り下がった。かつての大英帝国の威信は、もはや完全に失われたのである。

引用元: 鍛冶俊樹の軍事ジャーナル http://melma.com/backnumber_190875_6784307/

【編輯補遺】朝鮮をやるから台湾をくれと「中国」。そんな甘いもんやおまへんで。

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