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日本は終戦直前に原爆実験に成功してたから「核兵器国」の資格があるんや。選択肢に入れとこ。


 私が「覚醒」してから知った出版社が、ダイレクト出版です。大阪に本社のある、めっちゃユニークな会社です。「出版」と言いながら、動画もいっぱい配信してはります。新聞やテレビでは絶対に出て来やへん情報が満載です。最近、オピニオン誌「Renaissance」という雑誌を創刊して、もう7号まで出ています。

 その7号に、矢野義昭さんの記事「米機密文書が明かす戦中日本の原爆研究」が載っていました。実は終戦直前に、日本は原爆実験に成功してたんや、という話です。

奪われた日本の研究成果
 昭和20年(1945年)8月12日、ソ連軍が迫る中、日本は北朝鮮の興南沖合の小島で核実験に成功していた。しかしその直後にソ連軍が侵攻し、興南における核関連のインフラと鉱石は破壊されるか持ち去られ、その際に逃げ遅れた科学技術者たちもソ連に連行され拷問されたという。
 その核実験の模様は、ワカバヤシと名乗る海軍大佐から昭和21年(1946年)夏以前に聞きとられた証言が元になっている。直接聞き取ったデイビッド・スネル元第24犯罪者取調べ派遣隊係官が退官後語った内容が「アトランタ・コンスティテューション」紙に掲載されたのである。

 ひえーー、スゴい話ですね。ところがこの話は当時、つまり第二次大戦直後は、アメリカにとってもソ連にとっても、絶対に極秘にしたい事情があったので、ずっと「作り話」とされてきたんですね。

 せやけどアメリカ側では最近、いろんな機密文書がどんどん公開されていて、上のデイビッド・スネルさんから聞き取りをしたジャーナリストのウィルコックス氏が、1985年に『Japan’s Secret War』という本を書き、それを矢野義昭さんが翻訳して『成功していた日本の原爆実験――隠蔽された核開発史』という本を、2019年に出しはったそうです(私はまだ読んでません)。

 北朝鮮の興南というのは、朝鮮半島の東側にあり、当時は世界屈指の一大工業地帯やったそうです。

 興南に供給された電力は60万キロワットに達し、マンハッタン計画で使用された電力の倍以上の発電量があった。

 マンハッタン計画とは、当時のアメリカの原爆開発・製造計画のことですね。いやあ、当時の日本は世界最先端の研究を、世界最大規模で実施してたわけですね。昨日の半導体の、ショボいショボい話とはえらい違いやな。

 自虐史観どっぷりの今の日本人が、この話をぜっっっったいに認めたくないのは、今となってはようわかりますね。ここ(矢野義昭さんの記事)には出て来ませんが、昭和天皇は、もうすぐ原爆が出来そうやという報告を受けた時に、「それは使うたらあかん」と言わはった話は、もう有名ですね。

 世界中が血眼になって完成を急いでいた原爆は、タッチの差でアメリカが日本に落としたというわけですね。一方のソ連は、日本の工場、施設を強奪し、研究者を拉致して一気に核開発を進め、ついに冷戦に突入していったというわけです。

 何とも悔しい話ですね。矢野さんの記事に戻ります。

 核兵器不拡散条約第9条3には、「この条約の適用上、『核兵器国』とは、1967年1月1日以前に核兵器その他の核爆発装置を製造しかつ爆発させた国をいう」と規定されている。もし明らかにされたように第二次大戦末期に日本が核実験に成功していたとするならば、現在の核兵器不拡散条約の下でも、日本は核兵器国としての資格を有していることになる。

 実際、その気になれば日本は一晩で核兵器を作ることができると、アメリカの将校が言うてたとかいう話もありますね。北朝鮮でさえ今は、世界を核兵器で威嚇している時代です。そろそろ日本もその気にならんとあかんのとちゃうか、と私は思います。

 間違いなく「中国」様の手先のサヨクはギャーギャーと大反対をすることでしょう。そんな敵性人の言うことは無視して、少なくとも、日本には選択肢があるんやということを、日本人自身が認識せなあきませんね。

 そしたら日本屈指のチャイナウォッチャー、遠藤誉さんが書いてはりました(習近平の「愛される国」外交指示を解剖する)。

 5月31日、習近平は中共中央政治局の学習会で「愛される国」になる外交を展開せよと強調した。これを中国が外交方針を変えるシグナルかと受け止める向きもあるが、そのような甘い夢は抱かない方がいい。

 この習近平くんの「信頼され、愛され、敬愛される国になれ」の発言には、多くの人が嘲笑を浴びせています(笑)。「どの口が言うてるんや」ですね。あるいは「今さら何を言うてるんや」でしょうか。遠藤さんは心配してはります。

 その中国共産党にとって最も堕としやすいのは日本だ。
 たとえば孔子学院に対してはアメリカが警戒警報を鳴らし続け取り締まりに出ているため、西側諸国では閉鎖が相次いでいるが、日本は習近平の顔色を窺い、野放しに近い。
 また、日本で「市民権」を得ている「友好の衣を着た」中国の知識人に至っては、日本のメディアの方から積極的に近づき、大切に扱って情報を発信させているのだから、手の施しようがない。

 ホンマや。何もかもがユルユルの日本、何とも危なっかしい限りですね。もう何べんでも言いましょう。今はもう戦争中なんやで、と。

【文中リンク先URL】
https://news.yahoo.co.jp/byline/endohomare/20210604-00241351/


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