
読者の皆さんのお支えのお陰で、このブログをずっと書かせていただいていますが、時の経つのは早いもので、6年経っても日本は大して変わってへんやんか、と暗澹たる気分になってしまうこともあります。」せやけどちょっと考え直してみました。
ブログを書き始めた当初はFC2ブログを借りていたんですが、その仕様で、記事に「カテゴリー」を付けられるようになってるんですが、結構迷うたのが、「マスゴミ」と「核武装」でした。「ゴミ」は言い過ぎかな?「核」武装なんて、右翼過激派やんか、みたいな。
せやけど、今では何の刺激もあらへん言葉になってしまいましたね(笑)。あっ、書いてて思い出したわ。「中国」は使いたくないので、カテゴリーでは「中共」としてたけど、「支那」にしました(笑)。宮崎正弘さんのメルマガではもう、だいぶ前からバンバン使うてはりますね。
また話それたわ。つまりは今、ものごっつい勢いで世界が変わってるんやと言いたかったんです。私が入れて貰うてる、もう一つのメーリングリストがあって、そちらに今日(1/11)、拉致問題で頑張ってはる荒木和博さん(特定失踪者調査会代表)の、やまと新聞への投稿記事が転載されていました(【拉致の闇を切る】 <なぜ安全保障問題に拉致が入らないのか>)。
12月16日、政府は「国家安全保障戦略」・「国家防衛戦略」・「防衛力整備計画」のいわゆる「安保3文書」を決定、発表しました。
これ自体は、あの支那がキャンキャン言うてるのを見ても、それなりに踏み込んだ、戦後日本の防衛政策を画期するような大きな変更で、評価できるものやと言えると思いますし、基本的には荒木さんも評価できると思う、と書いてはります。
しかし一方で、この文書を(あくまでざっとですが)見る限り、どうしても看過できないことがあります。拉致問題がほとんど安保の問題と考えられていないということです。「3文書」の中で拉致問題についての言及は私が気づいたところでは「国家安全保障戦略」の以下の部分しかありません。
「北朝鮮による拉致問題は、我が国の主権と国民の生命・安全に関わる重大な問題であり、国の責任において解決すべき喫緊の課題である。また、基本的人権の侵害という国際社会の普遍的問題である」
「何も書かないわけにはいかないからとりあえず書いておきますよ」という程度の記述です。
以下、いったい政府はホンマにやる気があるんか?という意味の批判が続き、最後には、
「安保3文書」は拉致問題を別にしても現場との齟齬はあるでしょう。これから様々な調整をしていかなければならないとは思いますが、国家安保の方針を打ち出したことについては多としたく思います。しかし、だからこそ、私たちの立場からすれば「結局拉致被害者救出を政府に任せることはできない」という思いを強くした次第です。
えっ、政府でなければ誰がやるんや?と平和ボケの私は思てしまいます。チッチッ。上の記事の中でも書いてはりますが、荒木和博さんが代表を務める予備役ブルーリボンの会は「拉致被害者救出に自衛隊の活用を」と主張し、令和元年6月に産経新聞に意見広告を出してはりました。
署名者はその後も増えており、現在の署名者はこちらから見れます、と。ええっ、自衛隊?と実は、平和ボケから脱してへん、私ら日本国民はまず、思うことでしょう。せやけど、よう考えたら、いや、よう考えんでも、核開発に驀進している金正恩から、どうやって「話し合い」で拉致被害者を取り戻せるんや?という話ですね。
暴力に勝つには、もっと強い暴力を持ってることを見せつけるしかあらへんのやということですね。それが証拠に、トランプさんが大統領の時に、後に亡くなりましたが、オットー・ワームビアさんが帰国し、その後も拘束されていた3人のアメリカ人を取り戻しています。
裏では「斬首作戦」というおどろおどろしい名の作戦が報道されたり、司令部を横須賀に置く第七艦隊に空母を入れたりとかの動きをしていたことがわかっていますね。「力」ずくでも取り戻すんやという「意志」をはっきり見せんとあかん、ということですね。
この70数年、日本国民が頭から忘れ去らされてきたことやと思います。支那・ロシア・北朝鮮は、間違うても「平和を愛する諸国民」の国ではないでしょう。憲法改正なんかを待つ必要はあらへん。実は北朝鮮は切羽詰まっているという話もあります。
国が大混乱となってマヒ状態になった時に、相手国の了解を得て入国する、なんてことはできるわけがあらへん。さっさと出動して救出するんや、ということみたいです。そんなアホな、と言うてるキミ、世界はものごっつい勢いで変わってるんやで。
【文中リンク先URL】
https://www.yamatopress.com/archives/38761
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