
今日(9/4)の産経の「正論」、東京大学先端科学技術研究センター准教授・小泉悠さんの「日本の対露政策を改めて問う」には、いろいろと考えさせられました。小泉さんは前の「正論」で、日本の対露政策においては、2つの「リアリズム」を基調とすべき、と書いてはりました。
一つは、「日本側がロシアに宥和(ゆうわ)姿勢で臨めば平和条約・領土交渉が進むだろうとの期待を、現実性の観点から再検証すべき」、と。もう一つは、「大国の目線で語られがちな『リアリズム』を、大国ではない日本の視点から捉え直す」ことや、と。
うーん、つまりは譲歩して少しずつ返してもらおうとしても、ぜったい甘いで。しかも日本は「大国」ではないのだから、せめてしっかりと理屈と筋は通せよ、ということやと理解しました。かつて安倍さんの時は、とりあえず「二島返還」から始めよう、というところまで行きかけたけれど、結局何も動きませんでした。
私は、プーチンは今の日本には一切、北方領土を返すつもりはないと思いますね。今にして思えば実は、かつてソ連が崩壊した時が、千載一遇のチャンスやったんですね。お金で買ってやる、という手があったんですね。まあ日本人的ではないかも知れませんが、惜しいことをしました。
なのでこの先、ロシアがガタガタになって来たら、その話はあるかも知れません。ただ、日本が今のままではそれも無理やと思います。ロシアがガタガタになる間に日本は、少なくとも自衛隊は軍になり、核を持っていることが最低条件ですね。核については「シェアリング」でもええとは思いますね。
さらに、最先端の防衛力、それこそレールガン、レーザー兵器、進化したドローンなども大拡充、充実させて、世界有数の「軍事大国」並みの「防衛力」を持つ、ということですね。隣の国が「軍国主義やー」とかギャーギャー言うでしょうが、第二次世界大戦後81年間、たった1発の弾さえ撃っては来なかった日本の信用は、世界中でダントツやと思いますね。
そして一方で、日本の経済はこれからは絶好調になるので、いやでも世界中が日本を頼りにする構造になって行く、と。あはは、止まりませんね。でも高市さんが目指すのはそういう「強くて豊かな日本」なんやから、方向としては間違ってはいないと思いますね。
そしたら同じ今日(9/4)産経で、コラム「緯度経度」に三井美奈さんが書いてはりました(ICC赤根所長と東京裁判 「勝者の裁き」知る日本だからこそ 欧州主導の法廷にさせない)。
この人についてはよう知りませんでしたが、ICCについては、習近平や金正恩にも逮捕状を出したら評価したるわ、ということを前提に、人物を見ようと思います。三井さんは例のアメリカによる個人制裁の発表後すぐ、赤根氏に電話取材をして、記事にしていましたね。その時のエピソードを紹介してはりました。
一通り話を聞いた後、「今更なんだけれど、ちょっとお願いがあって」と切り出された。何事かと緊張したら、「あの本、もう1回売り出したらどうかと思うんですよ」と言われた。
手前みそで恐縮だが、「あの本」とは東京裁判のオランダ判事レーリンクの日記を紹介した拙著「敗戦は罪なのか」である。レーリンクは「有罪ありき」の法廷で、当時の国際法では侵略罪は成立しないと考え、法の正義を貫こうとした。「つべこべ言わずに米英に従え」という蘭政府の圧力にあらがい、広田弘毅元首相ら5被告の無罪を主張する独自意見を出した。
確かに前駐豪大使の山上信吾さんは、ICCは二度と「東京裁判」を繰り返させないために作られた、と言い、これを守るべき、としてはりました。私はそれに対しては「理想主義では世界は動きませんよ」という考えですが、山上さんの言わんとすることはわかりますね。
なので結論としては、二度と戦争に負けることのない軍事力、防衛力を備えよう、ということになるんですね。いつも同じところに戻ってすみません(笑)。
さて自民党ではまた、アホがいっぱいうごめいていますね(日中議連の与野党若手議員が今月中の訪中を調整 冷え込む日中関係の改善に向けたきっかけになるか)。日中友好議員連盟の会長、森山裕・前幹事長が発表したとか。もうええわ、こいつら。
先日は超党派の国会議員団(日中次世代交流委員会)の消えゆく「中道」の伊佐進一とか自民党の橋本岳らが訪中したばっかりやというのに、ですね。次こそは、媚中、親中の議員を根こそぎ落としましょう。こいつらは間違いなく、日本が強くなることを、必ず妨害して来ますからね。害しかあらへん。
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