「費府の飛行士」の部屋

2025年9月18日 1:37 AM

タッカー・カールソンインタビュー:9.11事件について真実を話しても良い頃だ:カート・ウェルドン元下院議員(その1)
 タッカーカールソンがカート・ウェルドン元下院議員にインタビューをして9.11事件の真相を聞き出したものをお伝えします。事件後24年が経ちますが、従来断片的には語られていたものの、背景や全体像は明らかにされてこなかったこの事件の真相を解き明かす糸口になりそうなことがたくさん語られています。彼は事実を元に喋りますが、憶測で喋ることは務めて避けている為、隔靴掻痒と感じる人もいるかも知れませんが実に濃い中身の話がふんだんに盛り込まれています。長いので何回かに分けてお届けします。
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 カート・ウェルドン元下院議員:1987年1月〜2007年1月ペンシルバニア州選出共和党下院議員。軍事委員会副委員長
 タッカー・カールソンによる紹介:彼は下院議員を20年経験し共和党でも重要な地位を占める大物議員だった。軍事委員会の副委員長から委員長になろうとする頃に公に9.11委員会報告の正確性に疑問を表明したことにより彼の政治家人生を終わらせることになった。ブッシュ政権は彼の娘の家をFBIに襲撃させ彼女の人生をメチャクチャにし、彼への悪評を流し、民主党の対抗馬に多額の資金が用意され、彼は2006年の選挙で負け、以後政治生命を絶たれた。
 2001年9月11日に一体何が起こったのか真実を語ることを決心してくれた。
 彼への質問に答えてくれたことによりさらに疑問が湧いてきた。9.11事件当時のワシントンの議会や政府高官であなたと同じような疑問を持つ人は何人ぐらいいましたかという質問に対し、彼は自分の知る限り全員だ、と答えた。
 9.11事件はアメリカを決定的に変えてしまった事件だった。しかも悪い方へ。この事件のことを真摯に調べ直し真実を極めるべき時になったと思う。その第一弾としてカート・ウェルドン元下院議員とのインタビューをお届けする。
  Rep. Curt Weldon: It’s Time to Finally Tell the Truth About 9-11 https://tuckercarlson.com/tucker-show-curt-weldon  ( )内は訳者注

1 何故彼らはウェルドン議員を放逐したのか?(2:23〜):(事件の事前の兆候と隠蔽工作)
2 FBIはウェルドンをどのように脅したのか?(16:00〜)
3 アメリカの中東での戦争の背後にいる真犯人は誰か?(25:40〜)
4 トランプの現在の最大の挑戦は何か?(30:33)(大統領の指揮を受けずに勝手に振舞う連中、更なる隠蔽工作)
5 何故ヒラリー・クリントンはカダフィ大佐を殺害させる必要があったのか?(45:22〜)
6 9.11委員会はペテンだった(46:37〜):(ハイジャッカーが飛行機を乗っ取ったことで9.11事件が起こった訳ではない)、(当時トランプはあれは制御されたビル倒壊だと言った。消防士等がビル内部で爆発音も聞いていた)
7 サンディ・バーガーと中国との黒い関係(1:07:21〜)
8 真実を究明する新調査委員会の必要性(1:13:58〜)

1 何故彼らはウェルドン議員を放逐したのか?(2:23〜)(その1:事件の事前の兆候)

 タッカー:あなたは9.11事件を起こさせた諜報機関の対応を批判していた唯一の共和党議員であり、軍事委員会委員長になろうとした直前にあなたの娘さんの自宅がFBIに襲撃され、かつあなたへのネガティブキャンペーンが張られたことを知り、これは実は仕組まれたことだったのではないかとあなたに質問しようと思いました。

 ウェルドン:確実にそうだと思う。私は元々教師だったが消防士のボランティアもずっとやってきた。それで9.11事件のことは気になっていた。私は1993年のWTC最初の爆破事件の後にも消防総監の招きによりWTCの現場を訪れた。そこで紹介された若手の消防幹部レイ・ダウニーの(事件防止に必要な)進言を取り入れてギルモア委員会を設立した。ギルモア委員会とはヴァージニア州のギルモア知事を委員長とし改善策を提案するのが狙いの一つだった。その提案の一つは情報部門の融合だった。当時は私は消防士も代表していた。 私は全軍事部門の研究技術開発資金1800億ドルの配分責任者だった。陸軍の情報を集約しているフォートベルボアには定期的に訪問していた。細かいことには口を出さないが彼らが何をやっているかについては認識していた。1993年の事件を防ぐために必要なソフトウェアなどだ。その関係で私はジョン・ハムリー国防副長官のところに行き現場に行って確認すべきと助言した。彼は現場に行き私と同様の認識を持った。2000年にはジョン・ハムリー国防副長官もラムズフェルド国防長官も私を軍事委員会委員長として推薦してくれた。
 だがジョン・ハムリー国防副長官は私に対し、CIAとFBIを説得しなければこのシステムは役に立たないと言った。何故なら彼らが抑えている機密情報データシステムが33もあり、そのデータなしではこの仕組みは機能しないと。そこで1999年11月4日に私の議員事務所にジョン・ハムリー国防副長官、FBI副長官、CIA副長官と会談した。浮上しつつある国境を跨ぐテロリストの脅威に対し政治家と軍事部門が手を携ることの必要性につき議論した。ジョン・ハムリー国防副長官がその必要性を説き、私は資金の面倒を見ると言った。FBIは了解したがCIAは反対した。私はその後2年をかけてフュージョンセンターの必要性を全国に説いて回った。そして9.11が起こってしまった。

 私宛にエイブルデインジャーチームの4人から緊急電話があった。フォートベルボアの4人が至急面会したいと言ってきた。スコット・フィルポット海軍司令官、トニー・シャファー陸軍諜報中佐、アイリーン・プライサー空軍諜報高官、コンピュータ専門家のエリック・クラインスミスの4人だ。彼らとは個別に面会したが全員同じ話をし、地図を広げて私に見せた。その地図は機密指定されていないので公開しようと思っている。その地図は上院で私が証言した時にも使われたものだ。
 我々は9.11の前の年(2000年)にはアルカイダが世界中で使用している携帯電話を全て特定していた。NYの携帯電話も9.11の1年前に特定していた。何か問題が起きそうなことは把握していた。
 エイブルデインジャーチームはFBIと司法省に3回行こうと試みたが3回とも制止された。その名前も控えてある。面会するなと言われたFBIの人物の名前を。1993年から2001年までFBI長官だったルイス・フリー氏はウオールストリートジャーナルで9.11事件は防げたと書き、グッドモーニングアメリカというテレビニュースでもそのように述べている。騎馬特殊部隊のランバート将軍は9.11について聞かれたときに即座にこう答えた。「誰が攻撃したか分かっていた。モハメッド・アッダを誰が抱き込んだかも分かっていた」
 これらのことが全て公になった後、私が書いた本の中で諜報機関を非難し国防諜報機関の中で虐待されていたあのヒーロー等を擁護し始めたら、国防総省の内部監察総監が内部告発することの保護を求めた。彼の名前はジョン・クレインだ。
 彼が議会証言で嘘の証言をするよう指示されたことを内部告発しようとしたところ軍の諜報機関の上司から制止されたからだという。その事を書いた書面を私は持っている。9.11委員会は1000%事実隠蔽が目的だった。ゼリコウ事務局長主導による隠蔽機関だった。

 タッカー:フィリップ・ゼリコウですね。(続く)

2025年9月18日 10:16 PM

タッカー・カールソンインタビュー:9.11事件について真実を話しても良い頃だ:カート・ウェルドン元下院議員(その2)
(承前)
1(その2) 何故彼らはウェルドン議員を放逐したのか?(8:53〜)(事件の事前の兆候の隠蔽工作)

 ウェルドン:フィリップ・ゼリコウはコンドリーサ・ライス(大統領補佐官、国務長官)が選りすぐって任命した人物だ。トニー・シャファー中佐(9.11事件は事前に防げたと主張した諜報高官)とゼリコウはアフガニスタンで会った。ゼリコウと彼のチームは9.11事件を事前に察知している人物がいるかどうかの調査にアフガニスタンに行っていた。トニー・シャファーはその時にはアフガニスタンに再配置されていてゼリコウと面会した。ゼリコウは彼に対しアメリカに帰国したらすぐに自分を訪ねるように指示した。とても重要な要件があると。トニー・シャファーが帰国した時には彼のオフィスは閉鎖されオフィスの書類は全てロックダウンされ、トニー・シャファーの名声を破壊する情報工作が行われた。彼のキャリアも破壊しようとされた。
 私は議会で1時間の特別演説を行い、これはウオーターゲート事件よりも大規模なスキャンダルだと述べた。軍の諜報機関が軍の諜報中佐が事実を述べようとしたとして彼を締め上げるのはとんでもない事だとも述べた。彼は正規軍から追い出され、予備兵役に飛ばされた。ゼリコウのせいでだ。

 タッカー:少し前に戻らせて下さい。あなたが仰っている事は、事前の情報により9.11事件は防げた筈だということをアメリカの政府が必死になって隠蔽していたということですね。でもその動機が問題です。アメリカ政府の中に間違いを犯した連中がたくさんいたか、組織の間で情報が共有されなかったことが問題だというのが9.11委員会の結論でした。それともアメリカ政府の中に9.11が起こることが分かりながらそれを意図的に防がなかった連中がいるとお考えですか?

 ウェルドン:まず第一に9.11委員会報告書は全く信用がおけない。何の意味もないガラクタの集積だ。更に私は自分が納得できる証拠がない限りできるだけ憶測は避けようとするきらいがある。はっきり言えることは隠蔽工作があったということだ。あなたの質問に答える前にもう一つ事実を紹介しよう。トニー・シャファーは司令将軍の許可を得てこの件に関する回顧録を書いた。ダークハートという本だ。手続きに則り司令将軍に本に目を通してもらったが何ら問題はないとされた。それで出版されたが、ディープステートがそれを見つけ、出版社に対し出版停止命令が出されたがすでに出版されてしまっていた。政府は国民の税金を使い初版本10,000冊を買い取り全て廃棄してしまった。
 昨年の9月のショーの中で私はトニーに対しオリジナルの本を持っているか、彼らは本の中のどの情報を隠蔽したかったのだい、機密情報があったのかいと尋ねた。
 彼によれば、彼らが隠蔽したかった事は、ゼリコウの名前、ゼリコウに対し事前に9.11の兆候があることを告げていたことだという。
 これは国家反逆行為だ。政府の組織、機関が国家安全を守る為ではなく、安全保障担当大統領補佐官として大統領に指名され議会に承認された人物を隠蔽するために政府機関の権限が行使されたという大規模な隠蔽工作だ。

 タッカー:あなたは議会の軍事委員会委員長就任直前であり諜報機関の情報も入ってくるピラミッドの頂点にいたわけですが、9.11事件の後のどの時点で何かおかしなことがあると気づきましたか?

 ウェルドン:軍事委員会副委員長として私のもとに集まる情報は確かなものではないと認識したのは9.11事件の起こる以前のことだった。ビル・ガーツという記者(ワシントンタイムズ)から齎される情報の方がマシだった。私はCIAに出向き、この機密情報はCIAがリークしている事はわかっているが何故私のもとにこの情報が来るのだと尋ねたものだ。副委員長には来ないはずの情報が私に来るとは私を試しているのかい?と。これが彼らのやり方だ。彼らは作り話でメディアを操作するときもこのやり方でゲームを行う。彼らはワシントンの諜報部門でグループを形成し、ゴキブリと呼ばれている連中だ。私は皆知っている。彼らは私を信頼していた。彼らの15〜20人の緩いネットワークを私は作り毎週朝食会を開いていた。そして彼らは私に生のデータを提供してくれた。軍事委員会では委員長が不在のことが多く私は副委員長ながら委員長代行のようなものだった。
 情報機関を委員会に招き委員会は有益な情報を得られると思っているがそれは違う。彼らは議会とゲームをやり自分たちの思う方向に誘導しようとするのが常だ。だから馬鹿げた些細なことで議員が互いに争うように仕向けている。中には良心的な人物もいるが大抵は嫌な奴らだ。何百万ドルも蓄財してきた連中の名前をいずれ公表しようと思う。彼らは今でもウクライナ絡みで莫大なカネを得ている。世界中でそういうことをやっている。CIAはそういう目的で作られた機関ではない。アメリカの国益のための筈だ。(続く)

2025年9月19日 10:15 PM

タッカー・カールソンインタビュー:9.11事件について真実を話しても良い頃だ:カート・ウェルドン元下院議員(その3)
(承前)
2 FBIはウェルドンをどのように脅したのか?(16:00〜)(ビン・ラディンはアフガニスタンにはいなかった)

 タッカー:一体何が起こったのか時系列で教えて下さい。20年前にあなたが本を出版された(2005年)時あなたにインタビューしたから覚えていますが、「9.11事件はアメリカ政府がやらかしたことだ。政府内にはこの事件が起こることがわかっていた人がいたが、どういう訳だかこの事件を防ごうとしなかった」とあなたは声をあげておられました。共和党の議員でそういう声をあげたのはあなたが一人だった。
 そしてあなたは2006年の選挙で再選を狙っていた時に突然FBIがあなたの娘さん宅を襲撃した。その理由として娘さんやあなたの腐敗が喧伝され、あなたは議席を失った。そしてあなたは忘れ去られ9.11のことは誰も語らなくなった。

 ウェルドン:私は2000年に下院の軍事委員会の委員長に推された。ジョン・ハムリー国防副長官始め多数の方からの推薦状がある。そして2001年に9.11事件が起こった。これは防げたはずのことだという思いで個人的に責任を感じていた。ヒュー・シェルトン将軍が作ったエイブルデインジャーチームが9.11事件の兆候を掴みFBIと司法省に3回行こうと試みたが3回とも制止された。93年のWTC爆破事件で知り合ったNY消防若手幹部のレイ・ダウニーも死なせてしまった。あの事件で死んでしまった多くの消防士、今も海外に派兵されて亡くなる戦士たちのためにも真実を明らかにすることが私の任務と心得ている。ジョージ・ブッシュ大統領が戦士たちをアフガニスタンに派兵すると言った時もそれを支持してしまった。だがソ連が侵攻した時にアフガニスタンが何をしたかを思い出し心配にもなった。それでアル・サントーリ(ベトナム戦争退役軍人)と他の下院議員2名とでパリに出掛けた。パリにはアフガニスタン国王ザヒール・シャーが亡命しており彼と面会した。アフガニスタンに帰国し全部族を集めてロヤ・ジルガ(伝統的な重要事項を決める部族会議)を開きアメリカの軍隊を受け入れソ連のようにはしないことを説得した。国王は説得を聞き入れアフガニスタンに帰国した。私はCIAではなくアメリカの兵隊を護る為にできることをしたのだ。そして9.11の数ヶ月後私と朝食会をしている諜報組織員20名のチームから生の情報が入ってきた。
 ビン・ラディンがラ・ディーズで目撃されたというのだ。ラ・ディーズがどこかわからなかったので調べてみた。アフガニスタンでもパキスタンでもない、イランのバロチスタンと呼ばれる地域の中にある。(ビン・ラディンはアフガニスタンにいるとされたことがアフガニスタン侵攻の口実だったが実はそうではなかったことになる)
 その後私は軍事委員会の委員長代行となり60名の委員の前でCIAに対し(アフガニスタンにいるとされる)ビン・ラディンがラ・ディーズにいるという情報があるがと尋ねた。CIAの返答は「同様の情報はありますがビン・ラディンの所在は肯定も否定もできません」だった。
 その3ヶ月後新たな情報が寄せられた。ビン・ラディンはテヘラン郊外の軍の病院で治療を受けているというのだ。そのことを再度委員会でCIAに尋ねた。返答は前回同様要領を得なかった。
 その頃ジャック・マーサ下院議員から連絡を受けた。彼は下院の中で最も尊敬されている民主党議員だった。海兵隊上がりで一緒に仕事をした間柄だった。ロン・クリンク下院議員と会ってくれということだった。ロン・クリンクは私のオフィスに背の高い男を連れてきた。スウェーデン系アメリカ人でイランへの入国に手を貸してほしいということだった。なぜイランに行きたいのだと聞いたら、イランにはビン・ラディンがいるからだと。自分はCIAの非公式なスパイだった、イランのあたりでの経験があり、自分の友人がビン・ラディンと会っている。
 もし自分をイランに行かせてくれればビン・ラディンを生死お望み通り持ち帰るということだった。当時はビン・ラディンに2,500万ドルの懸賞金がかけられていた。私は今現在は9.11のことで戦いの真っ最中であり手伝うことはできないと回答した。
 その次には内務省から全く別件での電話があった。最も鳥に詳しい専門家を遣すというのだ。自分は渡り鳥委員会に所属していたからおかしいとは思わなかった。

 タッカー:鴨のハンターの一人として感謝します。

 ウェルドン:ジョン・ディングル下院議員は勿論民主党員。てっきり鳥の話かと思ったら違った。彼はメイン州からアメリカ市民権を得た裕福なシーク教徒を連れてきた。二羽の立派な隼を両肩に乗せ目隠しをした上で私のオフィスに入ってきた。百万ドルの価値があるということだった。彼は国連の隼保護条約の起草を手伝い、王室の子供達の鷹狩りの訓練を手伝ってきたこと、彼らは皆あなたのことを知っていると述べた。さらに続けてイランに行くのを手伝ってほしいと言った。何故かと聞けばビン・ラディンがいるからと。ビン・ラディンの鷹に印をつけ、ビン・ラディンの居場所にアメリカを案内できると。
 これで四つめの情報だ。ビン・ラディンがイランにいるという諜報が裏付けされた。
 その一方で私には十発の銀の銃弾が打ち込まれた。彼らは私の映画を撮りたいと言って私をオフィスから追い出した。彼らが帰った後CIAのマイケル・シューアーから電話が自宅にあった。彼はCIAの中でビン・ラディン特別チームのヘッドだった。先程あなたが面会した連中が私が見た事のない書類を私に持ち込んだ。あなたと組んで映画を作らないかと言われたが私は断った。3ヶ月後にはマッキーナニー将軍から連絡があり自分はマイケルや鷹匠と一緒に仕事をしている。あなたも組まないかと言われたが断った。
 みんな同じような話が次々に持ち込まれた。選挙の年である2006年に一体何が起こされていたのか?自分は今までの選挙では全て地滑り的勝利だったのだが。

 タッカー:ちょっと待ってもらっていいですか?あなたはビン・ラディンの居場所がアフガニスタンやパキスタンではなくイランだというたくさんの証拠を持っていたわけですね?でもビン・ラディンは結局殺されたことにされましたよね。しかしイランはブッシュ政権から悪の枢軸国とされ照準を当てられていました。あの当時はイランへの侵攻も取り沙汰されていました。
 何故ブッシュ政権は隠蔽したのでしょうか?

 ウェルドン:ブッシュ政権ではない。今から説明するがこれはトランプも理解する必要があることだ。クリントン政権、クリントン夫妻時代に始まったことだ。私は彼らには一片の敬意も払わないが、彼らは自分たちの金儲けになることであれば何なりと権力を悪用した。何千万ドルも、何億ドルもという単位のカネだ。何故なら彼らは無節操な連中がロシアや世界中の利権を好きな様にコントロールすることを許してきたからだ。あなたはロシア絡みのネタを追っかけてきただろうが、何十もの確固とした証拠をあげることも可能だ。(続く)

2025年9月20日 10:23 PM

 断片的にご存知な方もおいでになるでしょうが、実はビン・ラディンはアフガニスタンにはいなかった。しかもそのことはわかっていたのにアフガニスタンに侵攻し、戦争をして多くの戦士を死亡させた。しかもその戦争は20年以上も続けられたというグローバリスト/ネオコンのアメリカ/アフガニスタン/世界に対しての悪辣な所業の一部になったことの説明です。
2020年にイランのソレイマニ革命防衛隊司令官がアメリカにドローン攻撃で殺害された背景にも触れています。

タッカー・カールソンインタビュー:9.11事件について真実を話しても良い頃だ:カート・ウェルドン元下院議員(その4)
(承前)
3 アメリカの中東での戦争の背後にいる真犯人は誰か?(25:40〜)(ソレイマニは何故殺害されたのか?)

 タッカー:そのことは信じますが誰がビン・ラディンがイランにいることを隠したのか、また何故なのかに絞ってお尋ねしたい。

 ウェルドン:ブッシュJr.政権でもそれは続いた。2000年までは私に軍事委員会の委員長就任を推薦していたのに、私が9.11事件に疑問を投げかけた途端ブッシュ政権の連中はなんてこったと言い出した。私が下院議員でなくなってから私が尊敬するジョン・シューン上院議員と話したことがある。彼は私にこう言った。「あなたは偉大な下院議員であり皆が尊敬していたが、根本的な間違いを一つ犯してしまった。ワシントンに来たならばこっち側のレールかあっち側のレールかどちらかに乗る必要があるがあなたは真ん中を通りどちらのレールにも乗っかっていた」私はそれに対し、「自分は共和党に忠誠を誓ったのではなくアメリカ憲法に忠誠を誓ったのだ。あなた方は私がクリントン夫妻と対峙した時、サンディ・バーガーをやっつけた時喝采していたではないか。でも9.11事件で行われたことを私が非難した途端手のひらを返したではないか」と返した。彼は「だからあなたは今議員ではないのだ」と。私は「私の人生はこれで終わりではない。いずれかの時点で私は事実を明らかにする。何故ならそれこそアメリカ国民が知るべき事だからだ。自らの懐を肥やすことばかりに集中している諜報機関の卑劣な連中の手先にならない議員をアメリカ国民は必要としているのだ」と私は答えた。
 私は彼らに挑戦するつもりだ。アメリカの敵対国や戦争中の国も含め彼らがどこからいくらカネを貪ったか実名と金額を公表するつもりだ。彼らは自分の懐は気にするが戦争に駆り出される兵士の命なぞ何とも思っていやしない。私はリビアでも北朝鮮でもその実態を確認した。私の娘もその犠牲にされた。

 タッカー:もう一回お尋ねします。誰がビン・ラディンがイランにいることを隠したのか、また何故なのか?

 ウェルドン:諜報機関は巧みに否認する能力がある。結局私は十発の銀の銃弾を受けている。二つの異なる王族の二人を含めてだ。あの時部屋にいた人物もそうだ。彼は我が政府に50年間潜伏してきたある国のスパイだ。私の友人でもあった。彼と中東の旅に一緒に行った時彼は私にこう言った。「ビン・ラディンのことはあなたは正しかった」どういう意味だと聞き返したら、ビン・ラディンはイランのバロチスタンにいたというのは事実だと。自分は(アメリカとの取引をした時)あの部屋に同室していたと。アメリカ政府は巧みに否認する能力があると。

 タッカー:イランで取引をした狙いのポイントは何だったのですか?

 ウェルドン:狙いのポイントは(世界を)操ること、我々の兵隊の任務を明らかにすること、アフガニスタン、イラク、世界中に出かけて戦闘をさせることだった。そしてそれを実行するための正当化の材料が必要だった。

 タッカー:私は信じます。

 ウェルドン:5年前我々はある男を殺害し、トランプの手柄とされた。ソレイマニ(イランの革命防衛隊司令官の将軍)だ。だがこのことはトランプも知らないと思うがソレイマニこそがあの時アメリカが取引をした相手だったのだ。アメリカはイランの政府と取引したのではないということを我々は理解しなければならない。このことは我々が肝に命ずべきことだ。イランの人々は我々の敵ではない。私はこのことを2005年にテヘランへのカウントダウンという本の中で書いた。この本はジム・ウールシー元CIA長官はじめ多くのCIA関係者が推薦している。私の許可なくペルシャ語にも翻訳されイランでも出版されベストセラーになった。イランの人々はアメリカの敵ではないと書かれていたからだ。
 イランのシャーが実権を握っていた時代はイランとアメリカは友好関係にあり我が諜報機関はイランの諜報機関を訓練していた。アヤトラ・ホメイニらのイスラム原理主義者が実権を握った時に彼らは新たな諜報機関を作らなかった。IRG(イスラム革命防衛隊)はそのまま残された。ビン・ラディンをイランに匿うという取引はイラン政府とではなく(IRGの)ソレイマニとの間での取引だった。だからこそ我々はソレイマニを殺害したのだ。我が諜報機関は世界中に触手を張り巡らせている。そして彼らは誰にも(本当の事を)答えない、これこそが今の問題だ。トランプが抱える問題だ。トランプはCIA元長官など51名のセキュリティクリアランスを無効としたが彼らのネットワークは世界中に広がっており、ウクライナでもどこでも好きなように振る舞うことができる。これを我々が追求しない限り止めることはできない。

 タッカー:そういうことであれば私が見聞きしてきたことと辻褄が合います。(続く)

2025年9月21日 10:36 PM

タッカー・カールソンインタビュー:9.11事件について真実を話しても良い頃だ:カート・ウェルドン元下院議員(その5)
(承前)
4 トランプの現在の最大の挑戦は何か?(30:33)(大統領の指揮を受けずに勝手に振舞う連中)

 ウェルドン:トランプが今抱えている問題だ。トランプは今でもリスクに直面していると思う。昨年5月フィラデルフィアのテレビで私はこう述べた。「私の最も大きな懸念は彼らがトランプを亡き者にしようとすることだ」と。1ヶ月後(2ヶ月後)に奴らはトランプを攻撃した。元はと言えばトランプが最初の選挙で勝利した時に遡る。
 トランプが(第一回目に)大統領になろうとする時に私はNYでルディ・ジュリアーニ(元NY市長、トランプの弁護士)と面会し2度程個人的に夕食を一緒した。彼に対し私はこう言った。「ディープステートはトランプを潰しにかかるぞ、彼らはトランプに大統領の仕事をさせたくないからどうやって政府が機能しているか理解させないことで彼の土台を崩すだろう」と。大統領就任直前に安全保障担当補佐官に指名されていたフリン将軍を(罠に嵌めて)退けた。フリン将軍なしでは彼は森の中の赤子同然だった。彼らは議会とさまざまなコネクションを使いこの国を脱線させようとした。それがトランプ第一期政権の4年間続いた問題だった。今回の2度目の政権では良いスタートを切ったが彼の周囲にいる連中が、自分たちが何を分かっていないかが分かっていない。

 タッカー:2006年に彼らはあなたを放逐しましたよね。あの時のことはよく覚えています。その頃は私はCNNにいました。FBIがたくさんの捜査官を引き連れあなたの娘さんの家を襲撃しました。そしてカート・ウェルドンのスキャンダルの如く扱われました。そして選挙でジョー・セスタック(民主党)に敗れました。

 ウェルドン:彼は三つ星将軍から二つ星に降格された将軍だった。彼の妻はクリントン政権の安全保障関係の仕事をしていて、諜報機関との繋がりが今でもある。彼はNSCにもいたことがあり究極のディープステートの一員だ。彼は選挙区が地元ではなく今でも住んではいない。私への刺客として送り込まれた男だ。彼が後に落選してからはヴァージニア州に戻っている。

 タッカー:そして彼には全国から膨大な選挙資金が集まりましたよね。

 ウェルドン:しかも彼の選挙キャンペーン責任者はサンディ・バーガー(クリントン政権の安全保障担当補佐官、2005年に機密漏洩で有罪弁護士資格剥奪)の会社から送り込まれた女性だった。私はサンディ・バーガーがどんな裏切り者であるかを1時間演説した。

 タッカー:巻き戻して、あなたの娘さんがFBIに襲撃された時のことを話していただけますか?何か警告はあったのですか?

 ウェルドン:全くなかった。私は選挙に当選する見込みだった。自分はそれまでの選挙では地滑り的な勝利が常であり、選挙前月の2006年10月時点での世論調査でさえ私が6〜8ポイントリードしていた。ところがどういう訳かTVでは日増しにセスタックが挽回しつつあると報じられた矢先、選挙の3週間前の月曜日の朝7時に私の娘の家がFBIの襲撃を受けたと連絡があった。どんな理由なのか皆目見当がつかなかった。

 タッカー:あなたの娘さんの家をFBIが襲撃するどんな言い訳があったのですか?何か罪に問われましたか?

 ウェルドン:彼らは私の娘とは何も話していないし何の罪にも問われなかった。家から書類を箱に入れて持ち出したがテープを開けないまま何ヶ月後に返却された。

 タッカー:あなたが選挙で負けた後ですね?

 ウェルドン:そうだ。それだけでなく、選挙の3ヶ月後にワシントンで消防士を応援する夕食会が開かれた。私が始めたもので上院議員、下院議員、ジョージ・ブッシュ大統領父子を含め2000名が参加した。そこで私宛に賛辞の記念品が贈られた。「ウェルドン議員あなたのような人物がアメリカに必要なリーダーです。あなたは国を安全で強い国にするようなリーダーです」と書かれたものだ。私が書いたのではなくCIA長官と大統領を経験したパパブッシュの言葉だ。私の娘の家を彼らが襲撃した後の私への言葉だ。

 タッカー:あなたが議員でなくなり軍事委員会の委員長にならないと分かってからのことですね。あなたを議会から追い出すのが目的だったようですね。娘さんに電話をかけてどうしたんだとか聞きましたか?

 ウェルドン:彼女は完全に参っていて彼女の以後の人生もめちゃめちゃにされました。私に直接攻撃するわけではなく娘を標的にするなんて卑怯な連中だ。私を追求するのであれば堂々と公に私のところに来ればいい。中には良い人もいるがこんなやり方をするのは卑劣な連中だ。彼らのことを私は分かっている。しかも彼らはそうすることでカネを懐に入れていることも。戦場に若者を送り出し戦争をさせる裏で彼らはネットワークを通じ何百万ドルもカネ得ている。ウクライナでもロシアでもリビアでも世界中での例が私の元にある。
 我々がそのことを理解するまでその悪行は止まらない。トランプ政権の連中もそのことを理解する必要がある。彼らは悪賢い奴らだから。

 タッカー:そのことはよく観察していましたからよくわかります。選挙の3週間前にFBIがあなたの娘さん宅を襲撃し、悪評を立てた、あなたの選挙区に住んでもいない人物を刺客として差し向けた、しかもその選挙資金は確かカリフォルニアから寄越された。

 ウェルドン:その後色々調べたらこんなことがわかった。民主党のセスタック陣営は10月のある週のTVコマーシャル資金50万ドルをカットしているというメモが共和党本部から私の選挙陣営に届けられていたのが9月だった。その週はFBIが私の娘宅を襲撃した10月の週であり、コマーシャルにカネをかける必要がないと判断したのだろう。つまりFBIの動きが事前に民主党に流されていたという訳だ。

 タッカー:あなたの娘さんの家をFBIが襲撃したが何の罪にも問われず、しかもFBIの誰一人としてあなたの娘さんとは話もしなかったとは。そういう訳であなたの政治生命は終わった。(続く)

2025年9月22日 10:52 PM

タッカー・カールソンインタビュー:9.11事件について真実を話しても良い頃だ:カート・ウェルドン元下院議員(その6)
(承前)
4(その2) トランプの現在の最大の挑戦は何か?(40:41):(更なる隠蔽工作、殺して黙らせる?)

 ウェルドン:政治生命は終わったが私には多くの友人がいる。その友人たちが私に(そろそろ真実を)話したらどうだと勧めてくる。トランプ政権になり私は話し始めたところだ。彼らができることといえば私を殺すことぐらいだろう。私の友人も殺された。彼の名前はジョン・クワークといいCIAの叩き上げ。もう一人はCIAのトップになりそうな人物から脅迫された後死んだ。彼はCIAの内部情報で彼らが私をロシアのスパイということにしようとしている情報も流してくれた。ある時には私に電話をかけてきて自分が誰から電話をもらったかとても信じられない人から電話があり、何故カート・ウェルドンを助けているのだと聞かれた、彼は愛国者だからと答えたら電話をガチャンと切られたと。その人物はNYの超富豪だ。

 タッカー:あなたの友人はどうなったのですか?殺されたと思いますか?

 ウェルドン:彼らは二人とも急速進行性のガンで死亡した。海外で邪魔になった人物を殺す時にCIAがよく使う手口だ。(ジョン・クワーク氏は2022年6月トルコのイスタンブールで死亡)

 タッカー:アメリカ政府がそのような技術を持っていることは知っていますが、彼らがそれにより殺されたということは証明できますか?

 ウェルドン:それはできない。1997年に私が調査委員長の時に四つの非対称性脅威のヒアリングを初めて実施した。
       1 ドローン攻撃(当時は誰も使用していなかった)、2 サイバーアッタック、3 EMP(電磁パルス)、4 認知戦
   認知戦とは何か殆どの人は知らないし、諜報機関も知らないふりをしているが、ロシアや中国は活用している。
 
 タッカー:他の諸国の諜報界隈では急速進行性ガンに感染させ死に至らしめることは可能とされていますがあなたはそれを信じますか?

 ウェルドン:詳しいことはわからない。私が政府監視委員会の調査委員長だった時になされていた研究のことは知っている。その時の研究は非常に挑発的なもので一体何をやっているのか、何故それをやっているのかすぐに理解できる能力をもった議員とスタッフが必要だった。ここでの問題点は議員スタッフだった。議員スタッフは腰掛けのつもりでありキャリアの目的が国防総省や政府機関で働くことであったので自分の目的に沿うものでなければ中途半端な理解しかしない、国の為に役立とうという考えに乏しいことだった。
 だから9.11委員会報告の作成者の責任を糺す必要があり、委員会のメンバーもちゃんと質問をするメンバーを選定することが重要になるのだ。諜報の問題、実際の物理的な問題点を調べ上げ、一体何が本当に起こったのかを調べ上げ、その責任を追求し、変えるべき点を変えていくということができるようになれば政府の仕組みを改革することができる。

 タッカー:同感です。そしてアメリカが過去アメリカの名前と国民の税金を使い60年やってきた事の数々を機密解除し始めることが重要です。JFK関連の機密解除以降MLK、RFKも公開されていません。2024年の暗殺未遂事件もそうですが9.11事件の真相が大問題です。

 ウェルドン:9.11事件は24年前のことであり私は全ての情報が手元にある。彼らが何を見たか聞いたか、消防士の音声テープもある。3000人の建築家やエンジニアが自分のキャリアを賭けて真実を話す勇気の人も、弁護士も家族もいる。皆準備万端だ。トランプがすることは新たな調査委員会を指名するだけで良い。そして彼らに捜査させ我々は彼らに必要なものを任せれば良い。そして国民に彼らが隠蔽したこと、しでかしたことを明らかにする必要がある。国と国民への反逆行為がなされた。アメリカの国民を意図的に死なせる行為をやったということを想像してみなさい。

 タッカー:あなたの友人二人が急速進行性ガンで死亡したとのことです。9.11事件の真実を隠蔽したい連中が殺人をすることはできたでしょうか?

 ウェルドン:勿論のことだ。

 タッカー:9.11で3,000人の人々が殺された訳ですからそれは明らかですよね。(続く)

2025年9月23日 10:45 PM

高市さんは焦らずとも良い、火中の栗を拾うべきではない、という意見もあるそうです。それも一つの考え方でしょう。通常であれば。しかし、現在は日本は非常事態/緊急事態にあるように思われます。あっち側の勢力が日本をダメにする政策を次々に司令し、岸田/石破政権が国民に何ら説明することなく手先の如く実行してきました。未婚の女性を妊娠させ出来ちゃった結婚をしたのに非難されずマスコミを挙げて祝福された知恵遅れが総裁になれば総理大臣になるためには維新の会や立憲共産党とも組んで連立政権を指図され、実際にそうなる可能性もあります。何せ自分で考えることもできない知恵遅れで、指図に従うだけの人間ですから。
 今、知恵遅れを支持する自民党の議員が92名は明らかになりました。彼らの地元に対し、そんなことをしたら次回の総選挙では決してあなたには投票しない、と本気で連絡する必要がありそうです。彼らも指示に従って集まったのでしょうが、自分が議員生命を失うかもしれないことと指示とを比べれば立場を買えるのではないでしょうか?
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9月23日
タッカー・カールソンインタビュー:9.11事件について真実を話しても良い頃だ:カート・ウェルドン元下院議員(その7)
(承前)
5 何故ヒラリー・クリントンはカダフィ大佐を殺害させる必要があったのか?(45:22〜):(カダフィ大佐辞任の手紙を持ち帰ったが辞任ではなく殺害が狙い)

 ウェルドン:リビアでも同様なことが起こった。ヒラリー・クリントンがリビアでゲームをしたからカダフィ大佐を死なせることになってしまった。私はあの戦争の時にリビアに行っていた一人だった。カダフィ大佐は私にきてくれと言ってきた。私はバイデン(副大統領)のスタッフ、ブッシュ政権のスタッフ、NYのABCのクルーを連れてリビアに行った。CIAの罠にはかかりたくなかったからだ。
 そして私はカダフィ大佐が辞任するという申し出の書かれた手紙を持って帰国した。だがアメリカはカダフィ大佐に辞任させたくなかった。何故なら彼を殺したかったからだ。私はカダフィ大佐に三回面会したがそのうち二回目にはバイデンも連れて行った(多分副大統領の頃?)。
 カダフィ大佐と面会した時には彼はいつも二つのことを望んだ。一つはアフリカ諸国を経済的に統合したグループにすることだった。欧州経済共同体のようなものを想定し金本位制を考えていた。ところがアメリカも欧州諸国もそれは望まなかった。
 もう一つは産出する石油と国の富のコントロールを主権国家としての自国でやることだった。だからカダフィは邪魔になって殺された。とんでもないことでありよくないことだ。

 タッカー:私には至極真っ当な望みのように見えます。

 ウェルドン:だがあの連中の欲望の為に若者を戦場に送り込み多くを死なせることになったのはとんでもないことだ。あの連中は我が国の為に何かをしたとか、軍人になって国の為に戦ったことなどなく、戦火に直面したこともない。その彼らが自分たちの都合で人を殺したり好き放題の金儲けをすることはとんでもないことだ。

6 9.11委員会はペテンだった(46:37〜):(ハイジャッカーが飛行機を乗っ取ったことで9.11事件が起こった訳ではない)

 タッカー:全く同感です。9.11事件に戻ってお話を聞かせて下さい。あなたは憶測で話すことはしたくないとおっしゃいましたが、あなたが真実と知っておられることをベースにした上で、2001年9月11日事件の核心の真実は何だとお考えになりますか?

 ウェルドン:現時点ではその答えは持ち合わせないが、自分なりに認識していることは話せる。宣誓証言をすることはできないが、私の体の中で引っかかっているものがある。それはハイジャッカーが飛行機を乗っ取ったことにより9.11事件が起こった訳ではないということだ。
 以下は事実だ。
 1 NYのハイジャック犯のうち二人はCIAの為に働いていたことを私は確認した。その二人はCIAの給与支払い名簿に載っていた。このことは諜報機関内部者から書面で知らされた。その二人をコントロールできなくなり懲戒されていたこともわかっている。
 2 私は諜報をわかっている。9.11事件の兆候がありそれを防止できた筈の情報を三回もFBIと司法省に届けようとしたが三回とも拒否された。会議も予定されていたのにキャンセルされた。誰がその指示を出したのか?それは捜査されるべきことだ。
 3 国防総省のジョン・ケイン内部監察総監。彼は9.11事件を事前に防げたはずの情報があったということにつき国会で嘘の証言をしろと命令されたことを内部告発するための保護申請をした。
 4 騎馬特殊部隊のランバート将軍はテレビ番組で9.11について聞かれたときに即座にこう答えた。「誰が攻撃したか分かっていた。モハメッド・アッダを誰が抱き込んだかも分かっていた」と。
 これらのことは全て事実だが、9.11議会報告書にはこのどれも書かれていない。だからあの報告書はゴミクズだ。

 タッカー:あなたが仰ったことは全て事実の積み重ねですが私はそれをどのように解釈すべきかわかりません。一方でアレックス・ジョーンズというラジオキャスターは2001年の夏(事件の前に)自分の放送番組でこう言っていました。時間の刻印のあるテープも残っています。「WTCのビルが飛行機で攻撃されオサマビン・ラディンが非難されるだろう」と。彼は何故知っていたのでしょうか? 私が9.11委員会であれば彼を議会に召喚して宣誓証言をさせるでしょうが、政府もFBIも彼を潰そうとして多額の資金でプロパガンダをやり彼を殺そうとしたほどです。真実を知ろうとするのであれば何故そんなことをするのでしょう?なぜあなたを議会から追放するのでしょう?

 ウェルドン:9.11委員会は私を呼びもしなかった。呼んで話す機会を作れば私が何と言うかわかっていたからだ。

 タッカー:もし呼ばれたら何と言っていたでしょうか?

 ウェルドン:この事件が起こったのは情報機関の問題だ、私はこの事件が防げたはずという証拠を持っている、と発言していただろう。1993年から2001年までFBI長官だったルイス・フリー氏はウオールストリートジャーナルで9.11事件は防げたと書き、グッドモーニングアメリカというテレビニュースでもそのように述べている。彼は9.11直前、2001年の6月にFBI長官を辞任したが彼は彼らのスケープゴートにされたのだろう。
 とにかく新たな委員会を組織して真実を明らかにする必要がある。そしてその委員会には結果がどこに向かおうが十分な権限を与えるべきだ。そうなれば結果はとても醜いことになるだろうが。

 タッカー:何故9.11関連の資料は機密扱いされて公開されないのでしょうか?アメリカで起こったことです。3,000人もの同胞が殺された事件です。一体何が起こったのか国民は知る権利があります。それには疑問の余地もなくしかも25年前の事件です。私は9.11事件について何も疑問を持ちませんでした。そして疑問を投げかける人を積極的に攻撃していました。今ではそのことを恥じています。私は幼稚で馬鹿でした。実際に何が起こったのかは分かりませんが明らかにおかしかったのはWTC#7が何ら攻撃されていないのに倒壊したことです。あんなことは起こるものなのですか?(続く)

2025年9月24日 10:49 PM

おばちゃん:
今日も興味深いエピソード、表面の下に流れる悪意の本質のご紹介、ありがとうございます。
 9.11事件のインタビューについても佳境に入ってきました。
 WTCが爆薬で計画的に倒壊されたことも、当日爆発音を聞いた人がいることもキッシンジャー始めWTCにオフィスがある多くのユダヤ人が当日は出社していなかったことも囁かれました。でもそれらの情報は陰謀論だとして封印されてきました。
 陰謀論という言葉は彼らにとって都合の悪いことを封印するマジックワードであり、実は本当のことだったのだということを多くの人が認識するようになりました。
 飛行機が南棟の78階に衝突した直後にエレベーターが動いた40階まで登り、その上は階段を駆け上がり78階に到着した消防士の大隊長が、火事は2箇所だけであり我々で消化可能と消防司令に報告した1分後にビルが倒壊し多くの消防士や警察官が倒壊したビルで亡くなったという話は胸が痛みます。
 タッカー・カールソンインタビュー:9.11事件について真実を話しても良い頃だ:カート・ウェルドン元下院議員(その8)
(承前)
6(その2) 9.11委員会はペテンだった(53:16〜):(当時トランプはあれは制御されたビル倒壊だと言った。消防士等がビル内部で爆発音も聞いていた)

 ウェルドン:消防士であることのほかに私は北米最大の保険会社INAで働いていたことがある。47階建てのビルがあのような状態で倒壊することはない。当時トランプはこれは制御されたビル倒壊だと言っていた。私にもそう見えた。NIST(国立標準技術研究所)に調査させ報告書が出されたがクズのような報告書だった。アラスカ大学がその報告書を精査したが調査内容に矛盾や漏れがありとても信用ならないと結論づけていた。政府の機関は信用ならない。

 タッカー:WTCのビルの倒壊具合を詳細に見ていた人たちは、あれは制御されたビル倒壊だと口を揃えていました。

 ウェルドン:私は翌日現場に行ったが、消防士としての私からみてもあれだけのビルが火事で倒壊することはあり得ないと思った。多くの消防士が押し潰された瓦礫の山を見てもそうだった。強力な爆薬が使われたのではないかと思われるが現場での調査はなされなかったので詳細はわからない。だが、3,000人が殺されたのにその原因の捜査がなされなかったということ自体が不可解なことだ。あれだけのビルが飛行機が衝突したからという理由で倒壊するのか?私はあのビルの設計をした建築士の報告書を詳細に読んだ。それによれば飛行機が衝突しても倒壊しない設計になっていた。

 タッカー:取り分け、#7ビルは飛行機も衝突していないのに倒壊しました。

 ウェルドン:その通りだ。テレビで見る限り制御されたビル倒壊のように真っ直ぐ下の方に崩れている。私はNY消防局のオリオール・パーマー大隊長のことを思い出す。彼はWTC南棟の現場にすぐに駆けつけて現場の状況を無線で知らせてくれた。彼は40階までエレベーターで登り、その後は階段をあがりながら現場報告をしてくれた。40階異常なし、50階異常なし、60階異常なし、そして激突現場の78階に到達しこう言った。「激突された78階に到達した。2箇所で火事が起こっているが我々で対処可能」と。その報告の1分後に南棟全体が倒壊し始めた。こんなことが起こる訳がない。彼は40階から78階まで階段を登り、78階に到達して火事は我々で消火できると報告した直後にビルが倒壊し彼らは亡くなった。彼と管制官とのやりとりは記録されており、「ブラボー7」という映画にもなっている。9.11は大きな嘘の塊だ。

 タッカー:あの日現場にいた消防士であなたのおっしゃる事でそのことを知ってあなたに同意する人の割合はどの程度ですか?

 ウェルドン:NY消防局の連中は私がエイブルデインジャーという本の原稿を書いたときに私のことを尊敬してくれた。その本は2006年当時は出版すると私の命が危ないと弁護士が忠告したので出版しなかったが、今年出版するつもりだ。彼らは爆発音を聞いたことも口に出せばどうなるかわかっているので口を閉じている。

 タッカー:彼らは爆発音を聞いたのですか?

 ウェルドン:勿論だとも。テープにも記録されている。ビルから生還した人たちが爆発音を聞いたという証言も記録にある。当時フォックスニュースにそのように答えた人の動画も削除されていたが最近になってXに再投稿された。
  だからこそもう一度調査委員会を立ち上げ事実を見つめ直す必要があるのだ。

 タッカー:再度すみません。爆発音を聞いたという人のテープの記録があるのですか?

 ウェルドン:勿論だ。100%事実だ。

 タッカー:複数の人が爆発音を聞き、そのことが24年間も公にならなかった。大掛かりな口封じがなされていた大規模な陰謀があったということですね。人はしゃべりたがるからそれは信じ難い。

 ウェルドン:詳細な計画をたてそれをステップを踏んで実行する人間はごく一握りだ。そして私はこの件に関しては一次情報を持っていない。それを口に出せばどうなるかわかっている消防士がたくさんおり、私にそれを期待しているがそれはなかなか難しかった。だからこそ新たな大統領による調査委員会がそれを調査する必要がある。

 タッカー:昔私が9.11関連の放送をしているときに前に紹介したアレックス・ジョーンズというラジオ番組のホストが#7ビルは飛行機も衝突していないのに倒壊した、ということを言いました。当時の私は幼稚で無視する輩だったので黙れ馬鹿タレと貶してしまったことがあります。私は間違っていました。その一方でこんなふうにも感じていました。アメリカの政府かあるいは外国の政府かあるいは誰かが無辜の3,000人が死んだ事件について事実を隠していた、それが明らかになれば国が継続できるのかという懸念でした。

 ウェルドン:ビン・ラディンをイランに留め置いているのにアフガニスタンにいるとして我が国の若者を戦地に送り込み2,500名を死体袋で送り返すことを計画した輩がアメリカにいたというようなことと同様に信じ難い悪事だ。
 9.11事件は我々の人生の中で最大のスキャンダルと思う。24年前に起こったことであり、さまざまな記録も生き証人もたくさん生存している。人々が喋っても殺されたり社会的に抹殺され追放されることを怖がらなくても良いと認識するようになればたくさんの情報が出てこよう。それに関して言えば、マスコミが(彼らに都合の悪い情報を発信する人を)陰謀論者とラベル貼りするが、それは政府機関が全てやっていることだ。彼らが実は陰謀を企み陰謀を実行し、それを言い立てられれば陰謀論者とラベル貼りし黙らせるから多くの人は真実を知らない。
 人々は陰謀論者のように見え、プロパガンダはそれらの信憑性を無くするように設計されている。でも我々が知りたいのは真実だ。
 トランプ政権では申し分のない人物が要職に起用された。彼らに真実を学ぶ機会をあげれば良い。私は自分の知っていることを全て宣誓証言するつもりだ。私は諜報界の人間もたくさん知っている。彼ら3,000人は金の為でもなく、自分のキャリアをかけてでも真実を表に出す覚悟をした人達だ。

 タッカー:一つ暗い質問をさせて下さい。自分が答えを知りたいかどうかもわからないのですが。あなたの地元のペンシルベニア州のシャンクスビルに墜落したユナイテッド航空93便についてです。当日はブッシュ大統領は空軍基地に隠れており、当日は全てチェイニー副大統領が指揮していました。そしてあの飛行機は撃墜命令が出たので撃墜されたと報道されましたが乗客がハイジャッカーを襲ったから墜落したとしてすぐに否定されました。あの飛行機は政府が撃墜させたと思いますか?

 ウェルドン:私はその証拠は何も持っていない。だがあの飛行機はシカゴタワーを目指しており、乗客の行動がなければ旋回してシカゴに向かっていたのではないかという推測は聞いている。(続く)

2025年9月25日 11:23 PM

 ウィキペディアに嘗て書かれていたこと(例えば橋下徹や小泉進次郎その他諸々)のうち彼らにとり都合の悪い部分が隠蔽されたり書き直されたりしている例を多くの方が既にご存知だろうと思います。 ウィキペディアが情報操作の一道具に使われているようです。これに書かれていることを鵜呑みにしたり、情報源としてリンク先として赤っ恥を書く人も出てきました。既にジョージオーウェルの1984年の世界になっているようです。
タッカー・カールソンインタビュー:9.11事件について真実を話しても良い頃だ:カート・ウェルドン元下院議員(その9)
(承前)
7 サンディ・バーガーと中国との黒い関係(1:07:21〜):(中国への技術流出はクリントン政権時代からなされていた)

 タッカー:ブッシュ政権では誰が一番のワルだったと思いますか?

 ウェルドン:その観点では私は名前を挙げることはできないが、サンディ・バーガー(クリントン政権の安全保障担当補佐官、2005年に機密漏洩で有罪弁護士資格剥奪)は国家反逆罪で裁判にかけられるべき人物だったと思う。

 タッカー:彼は国家反逆罪にかけられるべき人物でしたね。彼はもう亡くなっていますが、ウィキペディアしか知らない人向けに彼はどんな人物だったのかなぜ彼は国家反逆罪を起こしたのかお話し下さい。

 ウェルドン:ウィキペディアはもう信用をなくしたことはよく知っている。ウィキペディアは情報操作の為にコントロールされている。

 タッカー:私も認識しています。私のことも書いてありますが真実ではありません。

 ウェルドン:サンディ・バーガーはクリントン政権の安全保障担当補佐官だった。コックス委員会は私もメンバーだったが中国が何故アメリカの技術を盗んでいるのかについて非公開で6ヶ月間活動した。その結果9名の委員の全員一致で中国による我が国の技術窃盗により我が国の安全保障は脅かされているという結論に達した。どの国も相手国のスパイ行為をやっているが中国の場合はこのようになされていた。
 中央軍事委員会からの資金が人民解放軍にわたりフロント企業が作られる。90年半ば頃にはクリントンの選挙キャンペーンに選挙資金として寄付することにより特定のアメリカの技術を獲得する。この選挙資金の寄付により軍備管理協定を骨抜きにする。さらには技術の対外流出制限も適用除外とするというチャート図が私の元に届けられた。そこには盗まれたすべての技術がリストアップされていた。4人の中国人がアメリカ国籍がないにも関わらずWHに自由に出入りし、年に49回という人物もいた。彼らはクリントンと民主党全国委員会の為の選挙資金を寄付していた。
 これら全てを指揮していたのがサンディ・バーガーだった。中国が選挙資金をクリントン/民主党に寄付することにより我が国の技術が中国に流され、中国の力を強化していたのだ。カリフォルニアのルートコーポレーションという宇宙技術の会社の例:ステージ分離技術といって長距離弾道弾を飛ばす技術だ。この会社は中国にその技術を渡すところで捕まりCEOのバーニー・シュワルツは起訴されそうになった。そこで彼はサンディ・バーガーのところに行き、遡っての大統領放免状を獲得した。その時点では技術は中国に渡っていたのにだ。その年にはバーニー・シュワルツは民主党の歴史上個人として最高額の選挙資金を寄付した。ビル・クリントンにもアル・ゴアにも多額の献金をしていた。
 中国が我が国の技術を盗もうとしている時に我が政府がそれをカネと引き換えに援助したのだ。中国の方が悪賢かったがこれは彼らのせいではなく我が方の過ちだ。
 
 タッカー:賄賂で中国に買収されたのですね。

 ウェルドン:それだけでなくサンディ・バーガーは9.11事件の前段階にも関わっていた。彼はその時でもクリントンの助言者だった。彼は9.11委員会に召喚されたが、その2週間前に国立公文書館に行く許可をとった。そして最上階の広い特別室に一人だけで入室した。彼は監視カメラの存在には気が付かなかった。議会証言前に必要な書類を係員が持ってきた。彼はその機密文書を隠匿して持ち出す様子がカメラに録画されていた。下着の中、靴下の中、シャツのポケットに隠すところが写っていてみんなを笑わせたものだ。その機密書類は9.11の前段階での諜報文書だ。この出来事も9.11議会報告には記録されていない。

 タッカー:その文書は何だったかご存知ですか?

 ウェルドン:彼がどうなったか話そう。公文書館の内部監察総監が彼の元にやってきて何か持ち帰ったものがあるか尋ねた。彼はいいえと言った。連邦捜査官へ嘘をつくのは重罪だ。彼はクリントンの個人弁護士の一人を雇った。その弁護士は司法取引をしサンディ・バーガーは11の罪で有罪を認めた。連邦捜査官への嘘の証言、5つの書類の窃盗、5つの書類の破棄。だが司法取引により彼は刑務所に入らずに済んだ。1件の微罪でセキュリティクリアランスを1年間失っただけだった。
 私が選挙で負けた年(2006年)の8月に私はスタッフと国立公文書館に行き、サンディ・バーガーが盗んだ筈の書類のコピーを確認しに行こうと伝えた。するとCIAから電話がかかってきてボスに伝えろ、あの書類は非常にセンシティブな書類だからと。私は議員として自分の仕事をするのにCIAの指図は受ける謂れはないとして公文書館に行った。全て9.11の前段階の諜報文書だった。ミレニアム後の行動報告で、ジョン・アッシュクロフト(ブッシュ政権の司法長官)がまとめたものだった。彼らが9.11委員会には見せたくない資料だった。
 その資料をサンディ・バーガーが盗んだ。公文書館の資料を盗めば刑務所送りの筈だ。彼はクリントン政権を離れてから会社を設立した。ストーンブリッジという名前の会社で、マデリーン・オールブライト(クリントン政権の国務長官)を雇っていた。何をする会社か?中国の代理人をする会社だ。

 タッカー:二人ともすでに亡くなったが吐き気を催す人物だ。(最終回に続く)

2025年9月26日 10:18 PM

10回に亘りお伝えしてきた、タッカー・カールソンインタビュー:9.11事件について真実を話しても良い頃だ:カート・ウェルドン元下院議員、もその最終回になりました。断片的にはご存知だったこともあるでしょうが、初耳ということもあったのではないでしょうか。
 振り返ってみればソ連崩壊後終わった筈の冷戦終結による軍事産業の需要減少をカバーするかの如く各地で展開されてきた紛争/戦争、アメリカがNATOは1インチも東方拡大はしない(ベーカー国務長官)ことを約束して解体させたワルシャワ条約機構がなくなるやNATOの東方拡大を次々に行い緊張緩和ではなく緊張を作り出してきた実態、9.11を口実として世界的に行われてきたテロリスト(実はCIAやイスラエルが支援して組織していた)との戦い、アフガン戦争、イラク戦争、東欧諸国やアラブ諸国で推進されたカラー革命やアラブの春という名のクーデター、地球温暖化詐欺、DEIやLGBTQの推進、コロナ騒動ワクチン騒動を口実とする世界的な強権体制推進、WHO等の国際機関の権限強化、国境を開けさせ大量の移民/不法移民の推進等等実は全てが繋がっていたのかなというふうにも見えます。
 中でも世界的に大きな影響力があったのが9.11事件でした。
 小規模な嘘や詐欺は見破られますが、大規模な世界的な規模の嘘はなかなかバレにくいものです。それに大きな役割を演じていたのがマスコミでした。でも、マスコミが信憑性を失ったこと、SNSですぐに情報が共有されるようになって事情は変わりつつあります。
 本質を、真実を見極める願力が益々重要になりそうです。
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タッカー・カールソンインタビュー:9.11事件について真実を話しても良い頃だ:カート・ウェルドン元下院議員(その10)
(承前)
8 真実を究明する新調査委員会の必要性(1:13:58〜):(勇気を持って引き受ける人も証言する人も多数いる)

 タッカー:サンディ・バーガーが盗んだ5つの書類に何があったのかわかっていますか?

 ウェルドン:クリントンがビン・ラディンを彼の基地から連れ出すチャンスは何回もあったということはわかっているがもっと私が知らない謀略があったのかもしれない。だからこそ新しい委員会を立ち上げて調査すべきなのだ。知性を持ち、我が国のことを第一に考える人たちで構成された委員会を。

 タッカー:非常に重たい仕事ですね。そんなことを請け負う人がいるでしょうか?

 ウェルドン:私の元にはそれを引き受ける覚悟をした人が複数いる。消防士も引き受けるだろう。名前を聞けばあなたがびっくりするような人もいる。

 タッカー:その仕事は本当に勇気が必要ですね。9.11事件の機密文書の公開の声をあげているのを私はあなた以外に誰も知りません。私は基本的には文書の公開を主張するのですが、こと9.11に関しては何というか肌がざわついて怖い雰囲気が漂ってきます。

 ウェルドン:ワシントンの誰もが自分のキャリアや収入が第一という考えに凝り固まっているが、私はそんなことはどうでも良いという生活をしてきた。だからいまだに住宅ローンを払っている状況だ。
 サリバン判事、元FBI副長官のバック・レベル、ジム・ウールシー元CIA長官、国土安全保障省のトップだったチャック・ブルックス、コーエン提督などは私が知っていることと同じことを知っている。他にもたくさんいる。だが私は彼らのキャリアを台無しにしたくはないがアメリカの国民は真実を知る必要がある。

 タッカー:あなたが名前をあげた方々はいずれもまともな方だとわかっています。彼らの中で9.11報告がおかしいと思っている人はどれくらいの割合ですか?

 ウェルドン:全員だ。だが誰も表立ってやるつもりはない。皆私に対してカート、お前は気狂いだと言う。

 タッカー:私は過去24年間一度も9.11を取り上げたことはありません。ですがあなたに特別にお話を伺おうと思ったのはあなたが真摯に行動なさっており。知識も豊富で嘘がない方だと思ったからです。しかもそのお年でいまだに住宅ローンの借金を払い続けておられるのは議員で懐をこやした方ではなく信頼がおけると思ったからです。

 ウェルドン:我々が聞かされてきたこと以外にもっと多くのことがあったのではないかと思うし、消防士たちもそう思っている。我が国の消防組織は3万あり消防署は5万ある。その85%はボランティアだ。彼らは我が国の心臓であり魂であり背骨となって社会を支えている。私は彼らの為に議員としての活動を捧げてきた。私はトランプに言っている。このグループが底力を出せばMAGAだけに頼る必要はない。何故なら彼らの98%はトランプ支持でありしかも彼らは権力やカネで動く訳ではない。社会やアメリカの縁の下の力持ちという心がある。だから政治的な戦いには巻き込まれたくないという思いも強い。だから死ぬ必要のなかった同僚や愛する人々が命を失うことになっても口を閉じて我慢しているのだ。だから私が彼らに成り代わって声をあげているのだ。

 タッカー:最後の質問。あなたはご自分で見たこと聞いたこと知っていること証拠があることをベースにして話され、決して知らないことや憶測では語られませんでした。なぜこの事件が起こったかについても。でも多くの人はなぜかの部分も含めもっと知りたいと思う人が多いと思います。そのような人たちの理解の助けになるようなものはありますか?

 ウェルドン:取り立てて一つというものはないが、「ブラボー7」という記録映画がある。これは消防士の目線で作られた1時間の映画だ。その中には例のビル倒壊時に爆発音がしたという記録もある。40階までエレベーターで登り、その後38階を階段で駆け上り78階の現場に辿り着き、火事は2箇所だけだから自分たちで対処可能という報告をした1分後に南棟が倒壊し犠牲になった消防隊長との交信記録もある。実際に何が起こったのかを知るには良い映画だ。来年には私の本をベースにした映画も出来上がる。いずれも収益は消防士に行き私の懐には入らないのであいつはそれで金儲けをしようとしていると非難されることもない。
 彼ら消防士だけでなく、9.11事件で殺された3,000人の為にも、ビン・ラディンがいないアフガニスタンに戦争に送られ死んだ2,000人の兵士の為にも、真実を明らかにする必要がある。そうでなければ同じようなことが繰り返されかねない。
 戦争に生かされ死んだり障害を抱えた兵士の面倒をしっかり見ることも大事だが、もっと大事なことはする必要もない戦争をしないこと、そのような戦争に若者を送り出させないことだ。その意味でも9.11事件の真相を新たな委員会で調査する必要がある。

 タッカー:あなたの固い決心をお話しくださりありがとうございました。 (終わり)