武漢ウイルス禍で世界中がえらい迷惑を蒙っていますね。日本人は、これさえも自然災害に近い感覚で受け止めているように思います。突然やけど、来てしもたもんはしゃーないやんか、と。せやからこそ、粛々と、大したパニックにならんところで済んでる、と考えたら怒られるんやろか。
安倍ちゃんが小中高の休みを要請してからむしろ、イベントの自粛の度が過ぎてきたように思います。日本人は真面目過ぎるのかも知れませんね。まあそれでもあまりに日本の感染者の数の伸びが緩やかなのを見て、海外からは、特に来日経験のある人たちが、やっぱり日本は世界一清潔、とコメントしてるのがネットには溢れています。
そんなことで喜んでる場合やないんですが、悪い気はしませんね。これが収まった後にはボーナスが欲しいなあ、と思いますね。日本人、よう頑張った、と。そしたら何と、「感染拡大による経済の落ち込みへの緊急対策として、政府・与党が1人あたり1万2000円以上の現金給付を検討していることが分かりました」というニュースが流れていました。
2008年のリーマンショックの後には1人あたり1万2000円の給付措置が実施されました。今回の給付額について、政府高官は「リーマンショックの水準を超える規模が必要だ」と述べていて、1万2000円を上回る額を検討していることを明らかにしました。給付の対象として、子育て世帯や所得の低い人に限る検討も行われています。一方、与党幹部からは商品券を配布することで確実に消費につなげる案も浮上しています。
経済がヤバいことは政府もわかってる、ということやな。もう、今ここでしっかり対応しとかんと、取り返しのつかへん事になりそうですね。ここ1、2日の動きを見ていると、1万2千円なんか、全然足らんわ、という声がものごっつい勢いで出て来ていますね。まさかこんな形で財政出動をすることになろうとは、数か月前には誰も想像してへんかったことでしょう。
ところが消費税はやっぱり別のようですね。もう3日も前の話ですが、媚中トップの二階くんの記者会見での発言がネットにまで広がっていました(自民内でも強まる消費税減税論)。
二階氏は16日の記者会見で「仮に(消費税減税)した場合にいつ元に戻すのか、責任は誰が負うのか」と反発。岸田文雄政調会長も慎重な考えを示した上で、商品券配布、現金給付、消費税以外の減税を実施する可能性に言及した。
「いつ元に戻すのか」というのは結局、消費税は不可欠のものとする前提ですね。そして昨日ボロクソに書いた、財務省のポチ岸田くんも登場してたんですね。昨日あたりからは、どうせ消費税に手え付けへんねんやったら、思いっきりふんだくったれ、とばかりに、上の1万2千円の話を10万に、とかいう話も出ていて、ついにアメリカでは1兆ドル以上の現金を国民にすぐにでも支給する話が一斉に報じられました。
さすがアメリカ、大統領の権限は大きくてうらやましいな。日本でもいよいよ国民一人当たり10万円、も夢ではなさそうですね。いやいや、どうせ消費税には手え付けへんねんから、30万円でもかまわへんねんで、二階くん、岸田くん。
もうここまで来たら、何でもあり、みたいになって欲しいと思いますね(笑)。先のことは誰にも読まれへんから、日本ではいつも言われる「too little、too late(少なすぎる、遅すぎる)」にだけはならんようにしてほしいですね。そして少しでも多くの人が、どうも国のお金というのは実はなんぼでも出せるんや、ということに気い付いてほしいですね。
そう言うと、「ハイパーインフレがー」と言う人が必ず出て来るんですが、そんなことわかってますがな、物事には限度というものがあるんや。インフレを抑えることなんて、めっっっっっちゃ簡単やねんから、今心配しててどないすんねんや、という話ですね。よう言われますけど、栄養失調の治療を始めるときに、肥満について心配しててどないすんねんや、という話ですね。
繰り返しますけど、二階くんにしたって、岸田くんにしたって、国の経済の基本的なことがわかってへん人が、政治の中枢におることが私ら日本人の不幸なわけですね。もちろん財務省というホンマの敵、諸悪の根源がおるわけですけど、それを退治できるのは政治家しかおらへんのに、完全に洗脳されてますからね。
「諸悪の根源、財務省」と、まだまだ声を上げて行かなあきませんね。
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