PCR検査をむやみに増やしても意味がないと、これだけ言うてもまだわからんか?まだ言うで。

 武漢コロナウイルスが日本にやって来てずっと、何かおかしい、と思てたことを全部見事に書いてくれてはる記事を見つけました。「【三宅隆介】[特別寄稿]PCR検査の拡大と大東亜戦争の敗因」です。私は最初の頃、このウイルスのことを「弱っちいウイルス」と言うてました。ところが、志村けんさんやらの有名人が次々と亡くなり始め、日本中がパニックになっていきました。

 そしてほどなく、あれ、マスクがあらへん、何でか知らんけどお米もあらへん、みたいな状況がホンマに出現しました。それ以来、世界中が不幸のどん底に追いやられてしもたわけですね。それでも何かおかしい、とずっと思うてました。

 結局今、日本での武漢コロナの死者数は、モチをのどに詰めて死んでしまう人の数よりも少ないんです。最近で言えば、熱中症で亡くなる人の数の方がずっと多いです。今、コロナではあんまり死なへんからええやんか、と言うつもりはありませんし、マスクもせんでええ、と言うつもりもありません。せやけど、夜のお店はもう、通常の営業に戻ってもええと思いますし、人の往来は普通に戻したらええやん、と思います。

 上の三宅隆介さんの記事に戻ります。前に私は「PCR検査の「陽性=感染者」とは違うんやとか。何やそれ。今からでも引き返さなあかんのとちゃうか?」で、どうもPCR検査はおかしい、と書きましたが、同じことをもっとはっきり書いてはりますね。

米国内科学会の調査報告によれば、無症状感染者がPCR検査を行った場合の偽陰性率は、下記のグラフのとおり67〜100%です。

 「偽陰性率」と言うのは、ホンマは感染してるのに検査では陰性と出てる人のことです。つまり、

無症状感染者が、たった一度のPCR検査で陰性とされ「お墨付き」をもらい街を闊歩することの危険性を指摘せざるをえません。
また、PCR検査数と戦略目標である「死者を増やさない」ことに、残念ながら因果関係も相関性もありません。

ということになるわけです。無症状者にやみくもにPCR検査をしても、まっっったく意味がない、ということですね。ところが、

一方、左翼区長で有名な世田谷区長は「いつでも、どこでも、何度でも」をキャッチフレーズにPCR検査を独自に拡大するという。
いわゆる“世田谷モデル”です。

 もう既に多くの人たちが言うてても、まだこんなことをしてるところがあるわけですね。テレビの恐怖感煽りは絶大な効果を発揮しているということですね。おい、日本、大丈夫か?!と言うのが今日(8/17)の三宅さんの記事の問題意識ですね。

 そして私が感じたと同じところはもう一つ。このいわゆる「世田谷モデル」への批判です。世田谷区民が全員検査を受けるのに、どれくらいの時間がかかるか、わかってるんか?という話です。これは先の大戦でのインパール作戦やガダルカナル作戦とおんなじや、というわけです。

インパール作戦の作戦計画が練られている際、東條閣下は参謀本部に対して「補給は大丈夫か?」と念押しに確認したところ、参謀らは今さら「不十分です」とも答えづらかったらしく「ダイジョブであります」と答えたという。その答えづらかった「空気」というのもまた、歪んだ世論が形成されたがゆえにPCR検査の拡大に異を唱えづらくなっている昨今の「空気」に似ています。

 前にも書きましたが、厚労省はもう、今さら引き返されへん、ということになってるように思います。意味がないので自粛はやめましょう、などと言うたら、毎日「感染者数激増!」などと煽られてる日本国民から総叩きにされそうです。そしてその風景は、あの時とおんなじとちゃうか、ということです。

政府は右往左往するばかりで、「欲しがりません勝つまでは…」みたいな世論が形成されつつあります。
そして、「いつかは神風が吹いてくれる…」と言わんばかりにPCR検査の拡大に期待を寄せるその姿は、まるで神風特攻、あるいは戦艦大和の沖縄特攻に最後の望みを託す姿に似ていなくもない。

 政府のやってることは間違いなんや!と、もう誰も声を上げへんようになってしまっています。先の大戦のときも、参謀本部、大本営はアホで、現場が一番優秀やった、とよく言われます。

だから、例え無謀かつ無能な作戦計画であっても、現場は異常なほどの努力と頑張りによって奮戦しています。
その姿はまるで、コロナ禍の日本における医療施設、介護施設、保健所などの各現場の職員の皆さんが、日夜過酷な状況下で闘っておられる姿に重なります。

 最後は現場の人たちが犠牲になって倒れていくんやんか、もう許されへんな。お役人の中には、わかっていて政策を実行してる奴らもおるわけですね。さらに、マスクにしろ、検査キットにしろ、ボロ儲けしてる奴らが必ずおるわけですね。その先にはワクチンもあるかも知れません。

 世の中が混乱に陥ると、必ずそれに付け込んで儲けようという卑しい人が出て来るのは、ある程度しゃーないかも知れませんが、限度というものもあるやろう、というのが日本人の感覚ですね。そしてその前提である混乱の元になっている、怪しすぎるPCR検査を正しく認識しましょう、という話です。

 今回の武漢コロナ騒動で、世界中でひたすら混乱を引き起こすことで「儲ける」ことのできる人たちが、ホンマにおることがようわかりました。邪悪な勢力との戦いはまだ始まったばかり、ということでしょうか。

 ハラ立つし、無力感も襲って来ますが、違う違う、私ら日本人は、一人一人がほんのちょっと、賢うなるだけで、邪悪なアホな奴らを退散させることができるんや。正しいことを知って広める、これに徹して、これからも拡散していきましょう。

【文中リンク先URL】
https://38news.jp/economy/16533
https://gekiokoobachan.jp/blog-entry-1124.html

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