日本の半導体産業を潰したのは日本政府、経産省やと多くの人が言うてはります。かつては半導体は産業の米、とまで持ち上げられていたはずやのに、いつの間にか「半導体は衰退産業」みたいな言われ方をし始めて、その間に悪夢の民主党政権時代が挟まって、気い付いたら「中国」、台湾、韓国に全部抜かれてしもたわけですね。
あ、「抜かれた」と言うのは生産規模の順位が、というのもありますが、そもそも技術を「抜かれた」わけですね。あーアホらし。そしてそれは日本政府主導やったわけですが、とは言え、深田萌絵さんの話では、経産官僚の中にも良心派はいてるそうです。名前も出してはりましたが、出した途端、個人攻撃が始まったそうです。あーコワ。
この半導体騒動は、やっぱり「戦争中」なんやと認識せなあきませんね。そして毎日のようにYouTube番組で発信してはる深田さんは昨日(4/11)、「東芝、おかしい。」をアップしてはりました。これを最初に報じたのは日経新聞のようです(英ファンド、東芝に買収提案へ 2兆円超で非公開化)。
英投資ファンドのCVCキャピタル・パートナーズなどが東芝に買収提案することが6日分かった。物言う株主との対立が続いている東芝の株式を非公開化して、経営判断を速める。今後経営陣と条件などの交渉を始め、当局を含め合意できればTOB(株式公開買い付け)に乗り出す。買収額は2兆円を超える見通し。日本を代表する企業が統治体制を変えるため、非公開化を検討する異例の事態となった。
深田さんはYouTube番組の中で、何で日本政府がわざわざ外国に売ることを認めるんや?と憤慨してはります。これって、半導体を中韓に売り渡したのとおんなじやんか、というわけですね。そしたら産経新聞が3日前(4/9)に社説(「主張」)で触れていました(東芝に買収提案 安保技術流出を懸念する)。
この提案には懸念が多い。何よりも東芝は原発などで高度な技術を保有しており、外資の傘下に入ることは経済安全保障の観点から問題がある。買収に向けては、改正外為法に基づく政府の事前審査を受ける必要がある。厳重な審査が欠かせない。
ふむふむ。正しいな。さらに、
銀行出身の車谷氏は、かつてCVCの日本法人会長を務めていた。利益相反を防ぎ、投資ファンドなど既存株主の賛同を得るためには、買収金額の決定などで透明性の確保が欠かせない。東芝側も独自の検証委員会を設けるなどで金額の妥当性を検討すべきだ。
うーん、自分が前におった会社に兆円単位の買収を認める?何か話が怪しすぎるような気がするなあ。深田さんもそこを激しく突いてはります。そして何と、青山繁晴さんも動いてはりました(東芝が外資に買収されることに強く反対しています)。まだ水面下の動きなんやそうです。やっぱりな。
深田さんの追及は「デジタル庁」にも伸びています。日本中をデジタル化することはわかるけど、そこに安全保障の話がどこにも出て来やへんのはおかしい、危ない、と。むしろデジタル化した後の日本をそっくり海外へ差し出すんとちゃうか、という話です。
遅れている日本のデジタル化を一気に推進して、美味しく整えてから、またぞろこれも外資に売り渡す、と。文字通り、外資のために、カモネギをせっせと用意してあげてるようなもんですね。あかんやろ!日本の官僚!しっかりせえ!と言いたいですね。
そういえば、実はもう昨年から「第二期政府共通プラットフォーム」というのが、基本的には外資であるアマゾン ウェブ サービス(AWS)で始まっています。これもあかんのとちゃうんか?と心配です。もう日本の情報は抜かれ放題とちゃうんか?と。
悩ましい話がいっぱいですね。AWSの話をざっと見たら、日本政府の調達方法にも問題があるとか、これを決めたんは、当時の高市早苗総務大臣やった、とか。ホンマにわかりにくいですね。どんな法律にも「運用」があるので、その運用の過程をしっかり監視することで、少しでも勝手なことをさせんように抑止せなあきませんね。
私ら日本国民、ホンマにボオーッとしてたらあかんわ。何もかも抜かれてしもて裸にされて、気い付いたら「中国」人に好き放題、臓器を抜き取られるようになる日が、すぐそこまで迫って来てるんやで、と言うときましょう。
【文中リンク先URL】
https://www.youtube.com/watch?v=eJp8Ps5kdPU
https://www.nikkei.com/article/DGKKZO70760450X00C21A4MM8000/?unlock=1
https://shiaoyama.com/essay/detail.php?id=2729
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コメント
いつも勉強させて頂いております。
初書き込みになります。
東芝の買収の件、本丸はこれではないかと直感的に感じました。
https://www.kankyo-business.jp/news/027673.php
気候変動対策はCO2削減を誘導しているのは英国なのですぐにつながりました。
いつも拝読してます。激オコおばちゃんのリアルはわかりませんが、凛とした姿が目に浮かび 老生の隣に居てくれたらなぁ〜と拝読する度感じております。今後も、強靱な心身でコラム執筆をお願いします