誰もが呆れ果てて、口が開いたままになってしもたことでしょう。若い(28才)経産官僚二人による家賃支援給付金の詐取事件。慶応や東大を出た、優秀なはずのエリート官僚がドロボーになってしもたという話やからなあ。もう2日たちましたが、報道は続きますね(経産、官僚逮捕で未然防止検証へ)。「未然防止」と言うてもなあ。まさか過ぎて、考えようがないんとちゃうか。
どんどん官僚のレベルが落ちて行くようで、悲しいですね。とは言え、国会でアホ野党の無意味な質問の答弁を、徹夜で書かされる若い官僚のことを思うと、複雑な気持ちになりますね。いやいや、そんなん、何の言い訳にもなりませんけどね。
そしたら今日(6/28)の産経新聞の記事に、面白いくだりを見つけました(自沈 国産ワクチンの迷走② ワクチン 欠ける国防意識)。
日本で新型コロナウイルスの国産ワクチン開発が遅れたのは「ワクチンは国防の手段」との観点が欠けているからだ。米国、中国などは細菌兵器によるバイオテロなどを想定し平時から研究を進める。「感染症は有事」との緊張感を持たなければ、日本は失敗を繰り返すことになる。
これはこれで、私は正しいと思います。今回の騒動を私は「コロナは茶番」と言うてますが、それはたまたまであって、もしこれがバラ撒かれたバイオテロやったら、やっぱり日本はめっちゃヤバいですね。それを「有事」にでけへん今の日本の体制は、あちこちが隙間だらけで、危ない限りですね。
この記事に戻ると、日本の医療ベンチャー「メガリオン」の9年前の話が出てきます。出血を止める働きのある血小板製剤の開発をしていたら、米国大使館から、アメリカの国防予算でその開発を支援しようという話になり、日本に比べてめっちゃ簡素な申請書類まで書いていたのに結局、アメリカの支援を受けるのはやめたそうです。
「技術は素晴らしいのに実用化で外国に先を越される。その失敗を日本はまた繰り返すことになる」。血相を変えた元経済産業省次官の松永和夫氏からやめるよう、このように説得されたためだ。
「血相を変えて」が笑えるな。それ自体は正しいやんか。今まさに、半導体の最後の砦を台湾TSMC経由でチャイナに盗られるかもしれん話は、上の「実用化で外国に先を越される」のと全く同じ構造やんか。どうか経産省さん、「血相を変えて」止めてくださいな、TSMC誘致の話。
ところでこの血小板製剤の話はその後、アメリカへの技術流出が止められたのは良かったかも知れんけど、結局防衛省からの援助の話はなかったそうです。メガカリオン創業者の三輪玄二郎氏は
「日本の世論を考えると軍事費での支援は簡単でないのかもしれない」
と言うてはるそうです。優しいなあ。せやけど日本最高の頭脳の集まりのはずの仲良しクラブ、日本学術会議でさえ軍事研究は禁止とギャーギャー叫ぶ状態では、こんなもんかも知れませんね。やっぱり日本に「軍」が無いことが、実は諸悪の根源なんやと、こういう事件が起こるとようわかりますね。
繰り返すと、経産省は「血相を変えて」技術流出を懸念したけれど、防衛省が国を挙げてその技術を支援せなあかん、という話に持って行くことは、これまでの日本の「風」の中ではでけへんかった、ということですね。
やっぱり9条はどうにかして、自衛隊は「軍」にせなあかんな。アホ野党さん、わかってますか?今「中国」は牙を剥いて襲いかかろうとしてるんですよ。ホンマに日本国民の命を守るつもりがあるんやったら、さっさと軍備を増強せなあかんのですわ。
変わる時は一気に変わらなあかん。秋の解散総選挙は、日本の「富国強兵」を掲げて戦わなあかんのとちゃうか。
【文中リンク先URL】
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コメント
おばちゃん、おはようございます。
経産省の泥棒の件は、朝鮮人を追い出すしか方法は無いのでは?
犯罪はいつも朝鮮人、と言うカルタもありますし彼等にしてみれば通常運転ではないかな?
腐りきった霞ヶ関の体質は以前もあったけど今表に出始めただけでしょうけど、在が増えた事の一因でもあるでしょうね。
この問題は帰化時に「日本国の為に働く」と言う宣言をさせてない事も大きいでしょう。
カナダはもの凄く厳しいので、この様な問題はほとんど(あったとしても少々)無いに等しいです。
その前に朝鮮人を日本人として認めていた事と通名を使わせた事です。
これさえなければ犯罪者は少なかったのでは?
日本の為に働かない政治家はいらない!
もうウンザリ!!
賛同、
日本の土俵際、残りは一分なのか1厘かはわからないけど、
まだガマンとモガキの為所、往生際わるく参りましょう。
現在が戦時下であるという認識が、政治家にも政府にも無いという事です。
それを変えるのは国民の力です。
国民がもっと賢くなり、選挙に行き政治を変え政府を主導してもらわないとこの状況は変わりません。
もはや学校教育には何の期待も持てませんが、本当のことを知るためにまずは大人がしっかりとこの状況を変え、未来の日本人にちゃんとした社会を繋げていかなくてはなりません。