日本の半導体さえも潰してきた財務省!フジテレビはいらんけど財務省はもっといらん。怒れ日本人!

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 ある記事(サムスンの敗北宣言と日本半導体の復活劇。経済の柱を失った韓国は急速に衰退へ=勝又壽良)を読んで、今日は先にタイトルが決まりました(笑)。怒るのが私の仕事ですさかいに。この勝又壽良さんという方は知りませんでしたが、元『週刊東洋経済』編集長、1936年生まれ、とのこと。

 私はいつも半導体のことは気になりながらも、何かおかしい、と感じてたことが、この記事でようわかりました。この記事自体は、サムスンも韓国もいよいよ終わり、と書いてはるんですが、私はかつて世界でもダントツやった日本の半導体が、この30年で見る影も無くなってしもたことが、ホンマに不思議でした。

 単純に、アメリカのアホが日本に脅威を感じて、無理やり韓国と「中国」に技術を移転させたからや、とも言われていますね。

実はここ30年ほど、韓国経済を牽引してきたサムスン半導体が、技術的な壁によって付加価値の高い非メモリー半導体が挫折する事態に見舞われている。最先端半導体「5ナノ」で、歩留まり率が20~30%と超低率にとどまり大赤字状態である。製品の70~80%が不良品という最悪事態だ。サムスンは、操業するほど赤字を作ることから、先端半導体から「撤退姿勢」をみせている。

 ひえーー、70~80%が不良品て(笑)。勝又さんはそれは、サムスンが最初から日本から技術を「窃取」して始まったからや、と書いてはります。つまり

サムスンは、日本半導体技術者を高額アルバイトでソウルへ招き、技術を伝授させたのだ。非合法なもので、日本企業へ正式なロイアリティーを払うことはなかった。
こういう形で始まったサムスン半導体が、メモリー半導体は生産できても、技術的に一段上の非メモリー半導体に手が届かなかったのも当然であろう。技術的蓄積がないからだ。

 非メモリー半導体とはようわかりませんが、一段ランクが上の、これから先、需要が爆発すると予想される半導体の分野、ぐらいに考えててええと思われます。日本の製造業はなべて、高い品質と生産効率を追求し、技術開発とともに、歩留まりも常に向上を目指している、と。そして

ラピダスは、「2ナノ」操業開始1年で80~90%の歩留まり率が見込める状況だ。前工程と後工程を全自動化できた結果である。この事実が、世間ではまったく知られていない。TSMCの歩留まり率を抜く見通しであることが、さらに正しい「ラピダス認識」を妨げている。TSMC幹部ですら、ラピダスを「実験企業」程度で軽視しているから驚く。かつてのサムスン同様に、TSMCもすでに「天狗」になっている気配だ。

 ほほう、韓国のサムスンはもう終わりやけど、台湾のTSMCはまだ、日本のメーカーの力を侮ってるわけやな。そして(画像

サムスンが、非メモリー半導体を諦めざるを得ない背景には、韓国経済の前近代制が抱える限界による面も確かにある。TSMCは、このことに気づき日本へ接近して熊本工場を建設。筑波に研究所まで開設済みである。日本製造業が蓄積する、高い成果を利用しようとしているのだろう。IBMも日本製造業の高い水準を理解して、「2ナノ」技術をラピダスへ移植した。

 IBM、つまりアメリカが日本と組み始めたわけですね。ところが、、、ここからが私の「激オコ」の部分です。

ラピダスが日本半導体栄光の歴史を引き継げる形となった。この現実は、日本国内ですら白眼視されている。
私が毎日、執筆しているブログに対してすら無理解な投書が寄せられている。日本が半導体で失敗したことから「再起不能」と思い込んでいるのだ。この理由の一半は、財務省筋が財政資金によるラピダス支援を快く思わず、一般メディを「洗脳」しラピダス失敗説を流布している結果であろう。

 おいおい!おい!財務省!お前ら、何をしてるんや!と怒鳴りたくなりますね。実はIBMはサムスンにも声をかけて試したところ、全然あかんかったようです。そんなもん、最初からわかってるやないか、と言いたいですね。そして

一度は、日本が握った半導体世界覇権が、再び非メモリー半導体で日本へ戻ってくる可能性が高まっている。無論、TSMCという「巨人」が存在する。ただ、半導体を巡る総合力では、日本が台湾を大きく引き離している。日本製造業の器が、質と量の両面で台湾をはるかに超えているからだ。
ラピダスが、「2ナノ」半導体で量産化へ道を開いたことは、日本経済にとってどのような意味合いを持つのか。それは、「失われた30年」と自虐気味の日本社会へ大きな自信をもたらすであろう。

 つまり、支援するのは台湾TSMCではなく、日本(とアメリカ)やろ!ということです。政府の支援がゼロというわけではないけれど、たしか、ラピダスにはTSMCに比して、めっちゃショボい金しか出してなかったはずです(すみません、やや不正確ですが、調べたらすぐわかると思います)。

 ハラたつなあ、財務省。あ、それと「中国」ではなくて台湾やから、というのはめっちゃ危険ですね。台湾には本省人と外省人がいて、ややこしいんです。例えば初の民主的選挙で中華民国総統になった李登輝さんは、日本人として生まれた本省人ですが、外省人の政党である中国国民党の主席やったんですね。

 そしてTSMCの創業者、張忠謀(モリス・チャン)は浙江省出身です。ただ、国籍はアメリカと台湾、とのことで、外省人ではないとか。うーむ。ようわからん。大陸出身なので、大陸に残る親族と今は全く関係が無いとは言えんやろなあ、ぐらいにしておきます。

Photo:SOPA Images/gettyimages

 何でもええけど財務省、日本人と日本企業に金を出せよ!と言うておきましょう。

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コメント

  1. 波那 より:

    さきちゃん、じゅんさん、お便り有難う御座いました。先程、読みました。私はネットを始める前まで何も知らん子で、ただ単に父が左巻き嫌いな保守系一家だったから選挙の時は自民党に入れるようにと言われて投票してる以外、国の事も政治の事も何も関心なかったです。ネットを始めてからペリリュー島やアッツ島、硫黄島の玉砕の事、ソビエトに抑留された方達の御苦労の事も知って、先人方が血を流して戦われたから日本は欧米の植民地にされる屈辱を受けずに済んだのだとつくづく知りました。先人方の精神を受け継いで大切な日本を次代に託すのが大人の役目です。本当に今の若い子達は可哀想ですよ。講釈垂れてるだけで何もしない老人にだけはなりたくないですね。暫く前に高橋洋一先生のチャネルに井川さんが出ているのを視たのですが二人でユーチューブのチャネル登録者が増えたら広告費で収入がどれだけ増えたか話していて高橋さんは関西に行くのはもう年でしんどいし、本書いても売り上げの1割にしかならないとか、井川さんは大王製紙の会長やってた頃と余り変わらない収入だとか話していて、そらやめれんわなとアホらし〜くなりました。だからアクセス稼ぎして読者、視聴者に向かって煽るだけで国に声を上げようとしないインフルエンサーな人達に傾倒する気も全くないです。情報は自分で取りに行きます。怒りはぶつけます。ネットに書いてるだけでは愚痴の羅列なだけでしょう。実際、安倍さんの居ない日本はこんな事にされてしまうのか、岸田の時はいつ辞めるの?と呆気に取られて打ちのめされてるだけだったけど石破を選んだ自民党の悍ましさの衝撃は大きかったです。
     これを書いてる時にFoxから通知が入りました。ライブやってます。一次情報です。後で視に行きます。
    WATCH LIVE: Hostages released after Israel-Hamas agreement goes into effect
    イスラエルとハマスの合意発効後、人質解放
    https://youtube.com/live/Dup9-
    LKWYgg?si=Rj5I7MtPA-1fNY0B
    トランプ大統領に就任する前に解放しろと言われてましたもんね。アメリカは強力で偉大な大統領を迎えました。本当に羨ましいです。日本は安倍さん以前の日本に後退されようとしているのですから。