憲法改正はもう間に合わへん。尖閣も拉致被害者救出も、日本人が好きな「超法規的措置」で解決や。


 今日、5月3日は憲法記念日、国民の祝日ですね。せやけど、私が入れて貰うてるメーリングリストでは、今日だけは日の丸を上げる気にならへん、という人が何人かいてはりました。気持ちは私もわかりますね。GHQの占領下で、一週間かそこらで大急ぎで作られた、学生のヘタなレポートみたいな、コピペだらけの条文を、70年以上たった今も、私ら日本人は一言一句もよう変えへんわけですからね。

 あ、知ってました?日本国憲法には誤植があることを(<憲法記念日>日本国憲法には“誤植”がある?)。

倉山さんが指摘する誤植とは、日本国憲法第七条四号の「国会議員の総選挙の施行を公示すること」の条文。第七条は天皇の国事行為について規定するもので、ほかに、憲法改正や法律・条約の公布に関してや、国会の召集、衆議院の解散についてなど十号まであります。「国会議員の総選挙」の部分は、たとえ衆参同日選挙であったとしても参議院の半分は非改選。つまり「“総”選挙」にはなりません。

 憲政史家の倉山満さんですね。「誤植も変えられないのに、九条を変えられるわけがありません」と倉山さんらしく、辛辣に批判してはります。これはもう6年前の記事ですが、今年に入って、けっこう様相が変わって来ましたね。何と、毎日新聞の世論調査の結果です(憲法改正 「賛成」48%、「反対」31% 毎日新聞世論調査)。

 ええーっ。そしたら朝日新聞は?(改憲必要45%、不要44%、9条維持61% 朝日調査)。あはは、誘導して数字を作るようなインチキ世論調査でもこれやから、もう改憲の流れは決まったようなもんやな。記事を読む値打ちはありませんが(笑)、朝日新聞は必死になって、「9条はさわるな」と言いたいようですね。

 別の記事では<緊急事態条項「改憲せずに対応を」54% 朝日世論調査>と。ホンマにわかりやすい新聞ですね(笑)。「とことん憲法改正を妨害せえ!」と「中国」様からキツく言われてるんでしょう。

 こんな状況になったのは実は、「中国」様の方が武漢コロナで、尖閣で、ずっとアホなことをし続けてるからですね。さすがのゆでガエルの日本人も、ようやく気い付き始めたというわけでしょうか。今国会ではついに、最初の一歩となる「国民投票法改正案」が通りそうな勢いになって来ました(憲法施行74年 国民投票法改正案 連休明けに採決行われるか焦点)。

 これ自体は、既に公職選挙法で実施されていることを、国民投票にも当てはめるだけのことやのに、これまで反日野党連中はずっと反対して来てたわけですね。どこの国の政党やと言いたいところですが、まあ順調に支持を減らしてるところを見れば、ようやくここまで来たか、とも思いますね。

 さてそれでも、ヘタしたら、もし来年の北京冬季五輪が実施されたとしたら、その直後に「中国」が台湾に侵攻する可能性がめっちゃ高い、という人がたくさんいてはります。そうなると、やっぱり憲法改正は間に合わへんのとちゃうか、と心配になります。

 尖閣で毎日のように「中国公船」と対峙してくれてる日本の海上保安庁は、ホンマに命の危険を冒してくれてはりますが、「中国」が今年2月から施行した「海警法」は、「中国」の海保に当たる海警が、これからは武器を使うぞ、と宣言したようなもんですね。

 せやのに日本は、海上保安庁法の25条に、海保は軍隊として組織されたり軍隊の機能を営んだらあかん、と書いてあって、海保にも防衛省の中にも、これは絶対削除したらあかん、という人がいてるわけですね。青山繁晴さんのブログやYouTube番組でも、繰り返し取り上げてはります。愕然とします。

 そういう論争さえも、「中国」はめっちゃ研究してて、スキを見つけては攻め込んで来ようとしてるわけですね。もうええかげん、私ら日本国民は目を覚まさなあきませんね。

 最近ネットで出て来て面白いと思うた話は、そもそも日本人は「超法規的措置」が大好きなんとちゃうか、という話です。「ダッカ日航機ハイジャック事件」では、日本政府は犯人の要求に屈して、牢屋に入れてた日本人過激派テロリストを「超法規的措置」で釈放したわけですね。

 実は、上皇陛下が天皇でいらっしゃったときに、憲法違反をしてはったことは、誰も言いませんね。突然NHKでご譲位を発表しはったことです。これは「象徴としてのお務めについての天皇陛下のおことば」と言われていますね。

 宮内庁にはさんざん、考えてほしいとおっしゃってたのに、反日スパイ?がおる宮内庁が無視し続けていた、と。そこで国民に直接話してくれはったわけです。宮内庁は聖徳太子の十七条憲法の「承詔必謹(しょうしょうひっきん)」、「詔(みことのり)を承(う)けては必ず謹め」という言葉も知らんねやろな。

 憲法にも、皇室典範にも規定のないことが起こってしもて、東大法学部の「八月革命」説を奉じている法制局は、ぶったまげたことでしょう。大急ぎで法律(天皇の退位等に関する皇室典範特例法)を作ったわけですね。天皇は「譲位」とおっしゃってるのに、「退位」ですからね。何たる不敬。

 戦後の法匪たちとしては、「主権は天皇から国民に移ったんやから、天皇が自分の意思を示したらあかんのや」と言いたいことでしょう。もう日本人やないですね。あ、話それたわ。

 つまり、天皇はそもそも、法律やら憲法を超えるご存在やということがバレてしもたということやったんですね。ほら、そういうことは、これからも何ぼでも起こるんですよ、と考えましょう。そしたら、日本国民の危機に際しては憲法やら法律を超える対応、つまり「超法規的措置」で対処したらええやんか、とも考えられますね。

 果たして菅さんにそんな度胸はあるんやろか。憲法記念日の今日、私ら日本国民は、しっかり覚悟を決めて進まなあかんねやと認識しましょう。

【文中リンク先URL】
https://news.yahoo.co.jp/articles/d0b782493d0926edc1c5ac5277226c89814af2a4
https://mainichi.jp/articles/20210502/k00/00m/010/141000c
https://www.asahi.com/articles/ASP52632JP47UZPS009.html
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210503/k10013010461000.html


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コメント

  1. キラーT細胞 より:

     仰る通り最早改憲は間に合はず、超法規的措置に頼る事になるでせうね。有事に突入して國内の特亞の連中が一齊蜂起し、超法規的措置で戒嚴令が敷かれて憲法(占領基本法)停止と云ふ流れを辿るのではないかと私は考へてゐます。
     ともあれ、主權恢復後七十年もの間國防に就いて眞面目に考へようとしなかつた怠惰の附けは大きいと覺悟しなければならないでせう。

  2. Bチヤン より:

    憲法改正など必要ありません。2016年の正論2月号で当時の防衛大臣小野寺五典氏と元海将で潜水艦艦長だった伊藤俊幸氏が会談しています。もし他国が我が国の領土を侵略したことが認められれば防衛大臣はためらうこと無く防衛出動を発令します。(緊急の場合、国会承認は事後で構わない。)防衛出動が下令されていた状態であれば敵艦を発見次第撃ちます。排除します。(つまり即撃沈するということです。)それ位防衛出動はすごいことなんです。それまで私も知りませんでした。安倍チャンは駄目でしたが実弟の岸防衛大臣は胆力が在りそうです。将来総理大臣になる器だと私は思っています。