「ディープステートが」と書くと、「陰謀論がー」とムキになる人が一定程度、いてはるようです。たしかにきちんと定義して書いてる人はおらへんかも知れませんが、前にも(3/10)書きましたが、「宮崎正弘の国際情勢解題」の第7253号で宮崎さんが、(読者の声)への返答で書いてはったものをコピペしておきましょう。
「ディープステーツ」に関しては、なにか陰謀団的な組織のように語られていますが、軍産共同体が中核であり、ここにウォール街が便乗し、そのうえにネオコンが混入し、ややこしいことになりました。しかし「ディープステーツ」なるものは、アメーバに似て、状況で変化するアメリカの軍産利益裨益組、アドホックにメンバーが入れ替わると解釈しています。ネオコンは元トロッキストのユダヤ人が主流です。
さすがですね。アメーバみたいなもんや、と。さてそんな世界の汚れ者たちが今、ウクライナをめぐって、虚々実々の駆け引きをしてるわけですね。まあ多くの日本人は「プーチンは悪魔、ウクライナはかわいそう」になっていますが、そのこと自体は措いておきましょう。
今日もまたハラの立つ話を知りました。深田萌絵さんの有料メルマガ「世界とITのヤバい話」の今日(3/20)の記事「日本は衛星マップをウクライナに提供するか」です。これは確かに3日ほど前に報道されてましたね(ウクライナ、日本に衛星データ要請 情勢見極め政府判断)。
ウクライナが日本に人工衛星データの提供を求めていることが分かった。高精度の画像を集め、ロシア軍の動向の把握に活用する狙いがあるとみられる。日本は悪天候でも地表の鮮明な情報を取得できる「合成開口レーダー(SAR)」を搭載した衛星を官民それぞれで運用している。提供の可否はウクライナの情勢を見極めた上で政治判断する。
かわいそうなウクライナには何でも提供してあげたらええやん、みたいな単純な話ではないようです。
鮮明な衛星画像は戦況の把握に活用できる。軍事戦略を左右する可能性もあるデータを渡せば、戦争への関与を強めたとも受け止められかねない。
ヘタなことしたら今、北海道近辺をウロついてるロシアの艦隊からミサイルが飛んで来かねませんね。ただ、深田さんの話はもっと深いです。ウクライナが、なんで日本がその技術を持ってることを知ってるんや?ということのようです。
この技術は総務省(旧郵政省)の傘下にある、国立研究開発法人 情報通信研究機構(NICT)が研究開発してるものやそうです。そして何と深田さんは以前、このNICTの実験に参画したことがあるんやそうです。有料メルマガをコピペするのは何ですが、宣伝も兼ねてやっっちゃいますね、深田さん。
弊社がNICTの衛星通信実験に参画したときに、ファーウェイが介入してきて衛星通信実験に彼らの機材を使うようにNICTに要求してきた。ファーウェイによるハッキングのリスクは、日米の国家安全保障を揺るがす問題となるため、私たちが新聞記者と共に省庁にそのことを通報したのだ。
総務省の官僚はNICTの管理する情報収集衛星は古くて技術的に遅れており、引退寸前なのでハッキングされても構わないと言った。
2013年に、私はその言葉を聞いて衝撃を受けた。情報収集衛星の能力は古いし技術的に遅れているから、ハッキングされてもかまわないと考えている総務省の運用姿勢には疑問を抱いた。
もちろん断定はしてはりませんが、どうもかなりの情報が総務省から「中国」へ、「ダダ洩れ」になってるようですね。あかんやん!総務省!やな。そして何とこの2013年時点では、あの「特定秘密保護法」もまだ成立してへん時でした。
つまりは、たとえ「ダダ洩れ」やったとしても、誰も罪に問われへんわけですね。あーコワ。ちなみにウクライナはロシアにも「中国」にも、軍事技術に関してはズブズブやと思われますね。儲かったらなんでもええねん、という立場ですからね。
こういう話はたいてい、悪い方に考えといた方が当たってるように思います。話が専門的になるほど、ごまかされやすいですしね。やっぱりスパイ防止法は、すぐにでも作らなあきませんね。さらに、テレビで堂々と「中国」には譲歩せえ、というアホがおるくらいですから、またまた絶望的な気分になります。
やっぱり高市早苗さんに総理大臣になってもらわなあきませんね。ここはちょっと元気になるために、いつも的確な動画を切り貼りしてくれてはる「ピーチ太郎2nd @PeachTjapan2」さんのツイートを貼っておきましょう。
高市早苗「例えば、自分が政権を担っていたら、内閣が1つ吹っ飛ぶ覚悟で、変えるべき法律は変え、スピーディーに必要な備えをしなきゃいけない。ウクライナ軍は核は手放したが、装備も持ちそこそこ強い軍隊。自衛隊の皆様も、高い志で訓練を積んでいるが、今の自衛隊法で日本を守りきる事は出来ない」
そうですね。自衛隊がいくら頑張っても実は、今の自衛隊法のままでは日本を守り切ることはでけへん、と断言してはります。一気に変えていかんと、日本は滅びるんやで、と言うておきましょう。
【文中リンク先URL】
https://www.mag2.com/m/0001689840
https://foomii.com/00186
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUA16AXP0W2A310C2000000/?unlock=1
https://twitter.com/PeachTjapan2/status/1505002106272436225
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コメント
220321-2
ソロです。
>>露・ウ戦争でみえて来た世界の情報リテラシー
まぁ日本にはスパイ防止法がないのでスパイ天国やとヘラヘラ笑ってる場合やない事が、ウクライナからの情報提供要請で、国民も知らへん具体的事由を外国政府が知っている段階迄、事態は進んでる事が浮かび上がって来たっちゅう訳やな。
政府関係者として、このレベル迄の情報を訊いてくるリテラシーは、別に逸脱したものではない、気象関係者に聞けば詳しく説明してくれるやろ、だけど日本の国民が推定出きひんかった事で自分の情報リテラシーの低さが咋になってショックをうけてるんゃろ?
せやけど、要は情報の深度の問題で、平和な日本で専門以外の一般人が知ってなきゃ可笑しい段階やないので、誰が悪いナンて文句を言えること無いけど、この分なら「知っておくべき」情報も実は知らへん可能性が大やね、早い話、勉強が足らんというだけの事やな。
「戦争になれば」という視点でものをみたら、まだまだ色々出て来るんとちゃうか? 平時には必要がないレベルの情報やから、知らんだけやし、問題にもならんけど、凡そ20年前でも、米国のランドサットは、地上10cm角の解像度を持ってたからな、今なら雲の隙間から見える僅かな情報をかき集めて地上情報を推察しようなんて、5Gレベルのシステムがありゃ一発やな。
ウクライナがそれを日本に期待してもおかしくないわな。
リベサヨ左翼に乗っ取られて人として終わっているウクライナ
ウ軍医部のトップ。負傷したロシア兵は去勢すべきだと。露人は「人ではなくゴキブリだから」だと。
https://twitter.com/v6Y1Nuh8mso1HLo/status/1505697560698109953
ウクライナの実態
https://twitter.com/sofimari21
ゼレンスキー「リメンバーパールハーバー」
駐韓ウクライナ大使「私たちウクライナは、1919年に独立のために勇敢に立ち向かった韓国人の国民精神を称えます」
駐韓ウクライナ大使「日本に済州島が攻撃されたらどう思う?」
駐韓ウクライナ大使の娘Ania Korsunska「日本の地震は5分。ウクライナは21日。我々はもっと苦しい」
https://twitter.com/MsSz1mf36lN7cKG/status/1504459433501687809
ナザレンコ・アンドリー
「大量爆撃されることの怖さをパール・ハーバーでわかったでしょ?
平和的な街が突然戦場になる恐ろしさを9.11でわかったでしょ?ウクライナもそれを今体験しているから
共感して空を閉じて」と言っていますので、同列に扱っているわけでもないように思えます。
単に爆撃の恐ろしさを訴えるだけなのでしょう
「私もウクライナで戦う」→「やっぱり行きません」
ウ大使館「助けて下さい!寄付金はこちらまで」
ウ大使館「日本は早急にロシアに経済制裁を」
ウ大使館「あとロシアとの姉妹都市を続けるのは偽善だから断絶しろ」
ウ大使館「ロシアの大学との交流も偽善だから断絶しろ」
ウ大使館「対戦車ロケット砲くれ」
ウ大使館「日本は人工衛星のデータを提供しろ」
ウ大使館「ロシア人留学生を帰国させろ」
ウ大使館「テニスの対戦相手のロシア人が謝罪に来ない」も
ウ大使館「東京タワーをウク色にしろ」「ウクライナを支援するチャンスです」
ウ外務省「在露企業(日本含む)のリストを晒しボイコットしろ」
これじゃ応援できません
今日のウクライナ[Die heutige Ukraine] Nr. 00003
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【WELT Nachrichtensender (die 24 Stunden-Youtube Sendung)】Stand: 22. März 2022
ANGST & SCHRECKEN im UKRAINE-KRIEG: Selenskyj ruft zum Widerstand auf | WELT Newsstream
【注】
1.-1. japan.: オデッサ市, dt.: die Stadt Odessa, dän.: Odessa by, finn.: Odessan kaupunki, estn.: Odessa linn, lett.: Odesas pilsēta, russ.: город Одесса, ukrain.: місто Одеса, weißruss.: горад Адэса
1.-2. japan.: オデッサ, dt.: Odessa, dän.: Odessa, finn.: Odessa, estn.: Odessa, lett.: Odesa, russ.: Одесса, ukrain.: Одеса, weißruss.: Адэса