息も絶え絶え日本の防衛産業。どこ吹く風の岸田・鈴木財務相。こいつら国賊に日本は任されへんで。

 背筋が凍りつくような、というのは恐怖を表わす表現ですが、今の日本の防衛の現実を知れば知るほど、ホンマにゾッとしますね。あ、その前に、日本人の生真面目さが高じて、ネットでは今「マスク警察」なんて言われていますが、世界中でこのバカげたコロナ対策を、3年も変わらず律儀に続けてるのはもう、日本だけですね。

 今はもう、誰もコロナでは死んでへんのに、何でワクチンを打つんや?しかも5歳から打てって、もう狂気の沙汰ですね。この話はキリがないのでここではしませんが、日本人は間違いなく、世界中のカモ、ですね。せやから米CDC(米疾病対策センター)の日本事務所も作られるし、モデルナも日本に進出して来ましたね。

 そして政府、厚労省はその手先を務めてる、と。国民の命や健康なんかアタマになさそうですね。というか、やっぱり日本の官僚はアメリカ様には逆らわれへんということですね。アメリカが押し付ける政策に反対した大臣が「自殺」したことになった話はいっぱいあるようですからね。あーコワ。

 そして再度の厚労大臣登板となった加藤勝信厚労相は結局、コロナの2類→5類の話はまだや、と答えていましたね。今にして思えば安倍ちゃんは、首相在任中から既に、「早急に2類→5類」も言うてたし、国産ワクチンの開発も言うてたし、とりあえず治療薬としてのアビガン、イベルメクチン?などの緊急承認にも言及してましたね。

 それらが全部、今の日本でまだ実現してへんし、挙句の果ては安倍さんは暗殺されてしもた、と。ほら、そう言うことやんか、と言いたいですね。安倍ちゃんは実はわかってたんかも知れませんね。あーコワ。えらい前置きが長くなったわ。

 私が読んでる昨日(9/13)の「メルマガ軍事情報」と、今日(9/14)の「宮崎正弘の国際情勢解題」で、共に桜林美佐さんの『危機迫る日本の防衛産業』(産経NF文庫)の書評が載っていました。最初にメルマガ軍事情報から。

我が国の国防技術や兵器技術の研究はアカデミズム
が行っていません。
これはおそらく世界でわが国だけの異常な姿です。
日本学術会議の異常性はこの面に一番顕れています。

このことに何も言わなかった、目を背けてきた国家
国民の姿からは、国防を真剣に考えている意識を感
じません。

国が保護して然るべき防衛基盤の核心である防衛産
業をあろうことか疲弊させ、防衛廃業や防衛事業か
らの撤退をもたらす状況に追い込んでいる。
それが日本国家であり日本国民であるおかしな現実
に国民は気づいて声を上げなきゃいけない。

それほど異常な状況に今わが国の国防安保防衛分野
は追い込まれているのです。

 いやあ、何かめっちゃヤバそうですね。そして

いつどの企業が防衛事業から撤退するとなっても全
く不思議ではない現実。

工廠のないわが国で、防衛産業は、軍が調達する装
備品や需品などを製造提供する「軍事産業」として
役割を果たす「国防体制の一環」をなしています。

にもかかわらず、現行の法体系では公と民間の厳密
な区分けをとおして民が一方的に負荷を強いられて
いる現実があります。

防衛産業のベンダーやプライム企業は、その苦悶か
ら逃れるために防衛事業からの撤退や廃業をしてい
るわけです。

このチョークポイントを解決しない限り今後も永遠
に、継戦能力のない危うい体制の国防軍事防衛体制
を続けなければいけないことになります。

ここから脱出する思考と発想と動きが必要ではない
でしょうか?

いまや命運が尽きかけたかに見えるわが防衛基盤で
すが、ようやく防衛省も手を打ち始めるようです。
遅きに失した感はありますが、今後の推移を見守り
たいです。

 ふうー、ですね。宮崎正弘さんの方も見てみましょう。

 何がネックかと言えば、第一に防衛予算のアンバランスである。
 「約44%が人件費、約35%がローン支払いという義務的経費、残りの20%に満たないお金がその年に使える金額である。しかし、その虎の子の20%も大半が米軍や基地周辺への自治体に支払われる分や装備の維持整備費になっている」。
 もっとも重要な「研究開発費」に割かれるのは予算の僅か4%。これじゃ、防衛の根幹が崩れていると同義ではないのか?
はたして国内防衛産業が存続できるのか、廃業に追い込まれるのかの瀬戸際に立っている。
防衛予算のアンバランスの問題、とくに装備一辺倒の特徴がある防衛予算は分割ローンが組まれている。装備の充実といっても、対米一辺倒という方向性、しかも、この状況の間隙を縫って、中国がダミーのファンドを駆使し、日本防衛産業の重要な部品をつくる企業の買収を狙っている。

 ひえーー。ここにも「中国」が既に入り込もうとしてるんやんか。

 日本に戦略兵器は存在しない。すなわちICBM、戦略爆撃機、原潜、空母、宇宙キラー衛星がない。あるのは米軍の作戦を補完する護衛艦、哨戒機、あとは『防護兵器』のみで、攻撃兵器は、これからホンのちょっと配備される。継戦可能な弾薬、弾丸、砲弾、ミサイル、その他は圧倒的に不足している。ウクライナがもっている防衛兵器すら自衛隊には数えるほどしかない。

 そうやんか、日本はウクライナよりずっとチョロいんやで。いつでも攻めて来てください、みたいなもんやんか。

 著者の桜林さんは十二年前に『誰も語らなかった防衛産業』(並木書房)以来、防衛産業を取材し続けてきた。いま、嘆息していう。
「だんだんとその活動に『辛さ』を感じるようになっていった」

 十年以上やってきて、何にも変わらへんどころか、絶望的ということなんか?そんな折に、鈴木俊一財務大臣がトンデモ発言です(財務相、防衛費増額に「安定財源を」 国債頼みに慎重)。

鈴木氏は13日の会見で「年末に歳出・歳入の両面から検討を進める。財源についてもあわせて考える」と強調した。
仮に国債を発行した場合の対応を問われると「何らかの将来の償還財源を念頭に置きながらやることが、財政健全化を考えれば必要ではないか」と指摘した。

 これを三橋貴明さんがすかさず取り上げて、猛批判です(国賊と化した財務省・岸田内閣)。鈴木大臣の言う「何らかの将来の償還財源」というのは実は「つなぎ国債」のことで、それは「一時的」なもので、しかも将来「税金」で償還(返済)せなあかん、ということです。

 日本も「将来」の台湾戦争に備え、防衛力を強化しなければならない。当たり前ですが、台湾戦争が勃発した以降に、
「大変だ! 防衛力を強化しよう」
 などとやったところで、間に合いません。
 上記が現実であるにも関わらず、防衛費増額を「つなぎ国債」「税金」で、しかも「一時的な支出」として賄おうとする財務省、岸田内閣。
 国賊、という言葉がこれほど似合う連中は、そうはいないでしょう。

 日本の防衛産業がヤバヤバな状態で、しかも今、目の前に危機が迫っているこの時に、一時的な対応しか考えてへん岸田と鈴木、そりゃあ三橋さんに言われんでも「国賊」やな。GDPの2%でも全然足らん、全然間に合わへん、敵は今、目の前に迫ってるんやで、という話ですね。あーコワ。

【文中リンク先URL】
https://okigunnji.com/
https://www.mag2.com/m/0001689840
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUA132S20T10C22A9000000/
https://ameblo.jp/takaakimitsuhashi/entry-12764217884.html


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【ナニワの激オコおばちゃん】

コメント

  1. ナポレオン・ソロ より:

    220915-2
    ソロです。
    >>日本の非軍事化は米国日本抑制派の陰謀
    此れは戦前から寝られてきた計画ですね、それ政治方針に連続性が保ちにくい構造の米国で、一貫した方針の政策をとり続けるには、ある種の偏向した集団の存在が必須ですね、だから軍産複合体が裏ではソ連に技術援助を行いながら、巨額の防衛予算を死守して、防衛産業を温存発展させ、世界一の軍隊を作り上げて来たのでしょう。

    その彼らが一番恐れていたのは、実は、日本の軍事産業の潜在開発能力だった、米国の所謂「真水」のポテンシャルは基礎教育制度の低いレベルから考えて、期待できるイノベーションを生み出すポテンシャルは極一部に限られているので、世界から技術を招聘しているのです。

    その人材供給源を主に、ドイツ系やハザール系に頼って来たが、彼らの興味が金融や電子通信機器の開発に向けられる様に成って来たのは、従来の兵器分野の航空機、艦船、銃砲かが、次第に顕在するものから超高速になり、無人化され、使用目的が限定化されるに従い,秘匿化される様になった。だから、開発は潜水艦や無人攻撃機の様なものに置き換えられている。

    つまり、今は戦前の様に兵器の威力や性能を見せびらかせて抑止力に出来る時代ではなくなったのです。すると、異人種に対するさ×意識に根差し日本人に対する根強い不信感が頭をもたげて「日本の兵器は全て米国兵器にすれば良い」と言う極端な話にこの10年なっている。

    ご存じ、現代のゼロ戦の様な画期的な陸自の高性能の射撃慣性力を持った10式中戦車の開発依頼、途絶えているのです。 宮崎さんや桜林女史が指摘しているのは軍需産業を担う造船重機メーカーの疲弊が日本の兵器開発力を萎えさせ、技術者の頭脳流出につながっている、と言う現実です、曰く「此れでは戦えない」し、自陸で国を守れない」のです。

    米国の日本抑制派と日本の武田邦彦の様な似非平和主義者が攣るんで「角を矯めて牛を殺す」事を現実にやって来たが、彼らに共通しているのは「全く日本文明を理解していない」と言う一点に尽きます。そりゃあ、戦前には松岡洋右や石原莞爾の様な、目先しか見えていない奇を衒った人士が持て囃された時代が有った様に日本のエリート管理は拙劣です。

    そういう人士が何時また出現して、武器は使わなければ意味がないと、勝ち抜き戦に勝利するだけで、其の後の治世の事は我関せずでは、人類は滅びますね、斯うした戦争ゲームの達人ばかりが持て囃されている異常さを問題にせず、台頭している現実の身に振り回されているから必然的に戦争になる事を人類はソロソロ気付かねばならない。

    米国の様に軍事肥大に予算をつぎ込んだ結果、厚生医療福祉が余りにも遅れている現実が此の感染禍で咋になったが、DSの手先であるマスコミは此れを報道しない、つまり、今の米国こそ危険な要素を多く含んだ国なのに、、西側は目先の利益に目を眩ませている。

    米国人もバカではない、其処に気付いている覚者が幾人もいる、彼らが米国のイニシアティブを握れば米国が大きく変容する可能性がある。そのタイミングが11月8日なのです、戦後77年にして、時代は変わるのです、英国襄王陛下のご逝去はその象徴なのかもしれません。

  2. あのなのな より:

     どうする ・

    細かく見ると、ツッコミどころ満載、
    おら忙しいだよ、トイレの, 非の器でさ、
    紙使いすぎらしーい。   またね.

    お話としては、nん、すばらしい、んだ、んだ。

    激様、何なりと。

  3. あのなのな より:

      相済みません。
     激オコさまの本文のことではありません。

    有耶無耶、ぐじゃぐじゃにするのが、
    誰かの得意なのでしょうか。。。いくつかありますよ?

    本来、国債とその財源などに話をつなげるべき
    ところかと思われます。

    •   より:

      言いたいことがあるなら、読む人に伝わるように書いていただきたいです。
      それが出来ないのでしたら、ご自分でブログを開設するなりされた方が良いのではないですか?

  4. いつも拝見してます より:

    2015年、防衛装備庁が出来て、兵器の開発、調達が活発になるかと思いきや、コストダウン要求が酷すぎて、国内メーカーの撤退が相次いだのは有名な話
    銃の製造メーカーとかも止む無くコストダウンのために海外製造のために図面などを海外メーカーに送り見積もりなどを取ったら、それも法律違反になって摘発される始末。
    銃の製造メーカーとか、輸送車両、住友重機械だっけ?とか撤退してます。
    そういえば、心神もその辺りからめっきり進展してませんね