戦前の初等科国史の教科書の扉には神勅が書かれてた。自国の歴史を忘れた民族は滅びるんやで。

 もし外国に行ったとして、そこで外国人から「日本て、どんな国ですか?」と聞かれたら、今の私やったら迷うことなく
「日本は天皇を中心にして、国民みんなが一つの家族のように仲良く暮らしている国です」
と答えると思います。天皇について聞かれたら、
「今の天皇陛下は、初代神武天皇から数えて126代目、今年は皇紀2680年です」
と答えることでしょう。そしてさらに、
「初代は神武天皇ですが、恐らく最新の研究では、天皇の原型は既に、縄文時代からあったようです」と。

 あはは、何で急にこんな話を?ですか。そうなんです。こないだ、「ツイッター社もCHINAの手に落ちたんか?天壌無窮の神勅の日本が、八紘一宇で世界を救うんやで。」を書いたら、それを読んで発病してしもた人がいてはるみたいです。コメント欄にしつこく書き込んではります。どうも「天壌無窮の神勅」、「八紘一宇」の語に反応しはったようですね。

 そう言えば前に書いた「歴史の教科書をつくるのは、国の一大事やんか。国家の意志を明確にしていた戦前の教科書。」の中で、三浦小太郎さんが解説を書きはった『[復刻版]初等科國史 文部省』(ハート出版)のことを紹介しました。戦前の初等科の国史の教科書の復刻版ですね。この教科書の扉に、「豊葦原(とよあしはら)の千五百秋(ちいほあき)の瑞穂の国は」で始まる神勅が掲げられているんですね。

 初等科にしては難しい字が並ぶけれど、それをしっかり教えて行ってたわけですね。日本という国の成り立ちを初めに教える、と。当たり前やんか。もういつからか、わからんくらいに古い時代のことやから、アマテラスオオミカミは神様で、その子孫が代々天皇となり、それが今の今までずっとつながっているんやという、ビックリするような話ですね。

 ただの作り話や、実在は証明でけへん、とか、いろいろ言う人がおるようですが、そんなんどうでもええやんか。話がホンマかどうか、ではなくて、日本人は昔からそういう物語をずっと持ち続けて来てる、それを今に伝える天皇が今もいてはる、という、めっちゃ単純な話やんか。そして、その物語を共有してるのが日本人やということですね。

 まあどこかの半島の人たちは、檀君神話とか白頭山信仰もお持ちのようですから、それはそれで大事にしてはったらよろしいやんか。よその国の人に強制するようなもんでもありませんしね。

 戦前のように、小学生の頃からしっかりと、日本という国の成り立ちを正しく教えられるようになるのはいつのことになるんやろか。言葉を出すだけで過剰に反応する人がまだまだホンマにおるということは、実はなかなか難しいんやろか。

 歴史家のトインビーは、「自国の歴史を忘れた民族は滅びる」と言うてはったそうですね。まだまだ私ら日本人が取り戻さなあかんもんは、いっぱいあるな。

【文中リンク先URL】
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