え?維新が勢いを維持してる?世間の空気はすぐには変わらへんな。消費増税も。

 ある日突然、世の中の困りごとがすべて解決して上手くいく、なんてことはあるわけはないんですが、悲しいことに、いつまで経っても何にも変われへん、ということはいくらでもありますね。維新の人たちがあれだけ大騒ぎして、ネットでは、維新が実は反日野党と根はおんなじやった、というのはものごっつい広まったように思うてました。


 でも今朝の新聞各紙では、維新は大阪でも東京圏でも、「勢いを維持している」んやそうです。あーあ、これが現実なんかなあ、と悲しくなりますね。いわゆる空気、というやつですか。世間の認識と言うのは、実はその程度のものやということですね。


 それでもその空気に抵抗して、何とか変えたい、と思てる人の一人が藤井聡さんでしょうか。最近話題になっているMMT(現代貨幣理論)の提唱者であるニューヨーク州立大のステファニー・ケルトン教授を急遽日本に招いて16日に講演会(シンポジウム)が開かれました。実は私は藤井さんが内閣官房参与を辞任し、言論活動に専心すると表明して「令和の政策ピボット」を設立しはったときから応援してました。


 藤井さんがこのMMTの第一人者といわれるステファニーさんを呼ぼうと本人に直接お手紙を書いたら快諾してくれはって、一挙に来日が決まった、せやけど金がない、寄付してくれ、とサイトで言うてはったので、3000円だけ寄付しました。当初設定の金額は1万円しかなく、その場合でも講演会の席を約束できるかどうかはわからん、という話でした。そしたらあっと言う間にお金が集まって、しかも席はいらんから、という人たちのために3000円の枠もつくった、ということで(笑)「1万円は無理っっ」と思てた私でも寄付できたんです。


 そしたら結果的には招聘してシンポジウムを開くのに最低700万円が必要やったところに2400万円?も集まったそうです。そこで大々的に告知もして、プレス(報道)も呼び、お仲間の三橋貴明さんのブログによると、同時通訳のレベルもめっちゃ高いものを付けることができたんやそうです。まあこういうことは新聞社が率先してやるべきことやろうけど、財務省の意向に逆らうようなことを主張してる人を呼ぶなんて、日本の新聞社にはでけへんやろなあ。


 そして藤井聡さんは昨日の「新」経世済民新聞で、翌日のマスゴミがしっかり取り上げてくれたことを報告してくれてはります。こういう事を積み重ねることで、少しずつ「空気」が変わっていくんやと思います。私もマスゴミ、なんて言うてますけど、それでも日本の大新聞は毎日、数千万人の人が読んでるわけで、その中には組織でそれなりの権限を持ってる人たちが、確実にいてはるわけですからね。悔しいけど。


 肝心の内容については改めて書きませんが、それこそ20年前から、わかってる人はずっと言うてたことで、ほら、やっぱりそうなってるでしょ?な話がほとんどやと思います。失われた20年、30年、おんなじことを、まだこれからも続けるんですか?日本はどんどん貧乏国になっていきますよ、という話ですね。


三橋貴明さんの昨日(17日)のブログの後半で、三橋さん自身が面白いと思ってメモした部分を披露してはって、それがめっちゃわかりやすいです。
 政府は財源として税金を取ったらあかん、先に財政支出をせなあかんのや、とか。 MMT批判でよく言われる、赤字は気にせんとなんぼでも金を出したらええ、という話は間違いで、リスクはインフレや、と。そしてそれは供給能力(生産のための機械、労働者の人数、原材料の量、使えるリソース)の不足によって起るんやと。 でもインフレになったら今やってる増税と財政緊縮をやったらええだけの話。 他には政府の赤字は、常に政府以外にとっての黒字になる、とか。


 繰り返しますけど、実はそんなん、20年前から言うてたやん、という人はいっぱいおると思います。とにかく少しでも「空気」を変えていかなあかんな。


 ところで、アンチ三橋さんの人は多いですね。三橋さんのブログでは毎度のように「安倍政権は・・・」という政権批判みたいな言葉が並んでます。まあこれも商売なんかな?とも思いますし、私はこれを批判するつもりはありません。自分が正しいと考えることを、時には炎上狙いで気付かせる、というのも必要なんとちゃいますか?ただ、山本太郎議員との対談はちょっと気持ち悪いんですけどね(笑)。

 10月のアホな増税、ホンマに何とかならんもんかなあ。いや、ホンマにアホですからね、やってしもたら。わかってる人はわかってるのに、というのがもどかしいですね。
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ナニワの激オコおばちゃん

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