先日、フジ住宅裁判のことについて書きました(「フジ住宅裁判。社員教育用に配った本の中にヘイト?よう見つけてくるな、そんな言いがかり」)。これについてはまだまだ書き足りない事があるので、続編を書くつもりですが、今日は同じく、日本を貶めようとする日本人(ではないかもしれない?)人たちのひどい話です。
ドキュメンタリー映画という触れ込みで製作された「主戦場」という映画のことです。日系米国人のミキ・デザキさんという人が監督で、慰安婦問題を題材にして日米韓の30人以上にインタビューして製作された映画やそうです。慰安婦問題についていかにも公平に取材をしました、という風を装っていますが、出来上がったものは、慰安婦は性奴隷であったし、それは日本軍によって強制連行された、という結論になっているようです。あ、私は観ていません。
これに対し、いきなり商業映画として上映されたことでびっくり仰天した出演者の一部から、6月に映画の上映差し止めと、計1300万円の損害賠償を求める訴えが起こされました(「慰安婦テーマ「主戦場」上映中止求め、ケント・ギルバート氏ら提訴「名誉を毀損された」」)。え?出演者を騙して撮影した?そらあかんやろ、そんなん、バレた時点で上映は中止やし、まして裁判まで起こされたんやったら、もうアウトやんか、ダッサー、と私は当時、思てたんです。
せやけど、甘かったみたいですね。
何とあの川崎市で、いわばその、いわくつきの映画を、ある映画祭で上映することになったんやそうです。それを聞きつけて、いくら何でも裁判で係争中のものを上映するのはおかしい、という声が上がって上映が中止された、と。ところが今回、それがまた復活して、再上映されたんやそうです。もうワケわからんな。
このことを、昨日(11/3)の瀬戸弘幸さんのブログで取り上げてはりました(「【川崎】慰安婦映画・中止から上映へ また、在日朝鮮人の勝利ですか?」)。ちなみに、裁判を起こした原告は、ケント・ギルバートさん、トニー・マラーノさん、藤岡信勝さん、藤木俊一さん、山本優美子さん。そして、最初にこの映画に対して抗議する共同声明を出した時に名を連ねていた加瀬英明さんと櫻井よしこさんは、原告にはならへんかったそうです。
そこら辺の経緯は、上の瀬戸さんの記事の中の動画で詳しく話してくれてはります。いやあ、これだけの錚々たるメンバーを、よう騙せたな。この皆さんは、デザキ氏のことをホンマに学生で、撮影の時には「卒業制作」としての撮影やと信じていたようですね。最初にカメラを持って現れたのが2016年やから、皆さん忙しくて、今年の公開の頃には自分が取材されたことさえも忘れてたかも知れませんね。
私が上で甘いな、と書いたのは、あのとんでもないあいちトリエンナーレにしても、大村知事は決して反省なんかしてないし、本人は、何とか反対派を押さえて再開してやった、と得意になっているように見えるからです。今や堂々と日本人を貶め、たとえ批判が出ていったんは取り下げても、やっぱりしつこく再開するわけですね。あかんわ。日本人、まだまだ負けてるやんか。もっともっと怒らんと、舐められるだけやで。
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