台風19号被害は「人災」。間違い続けても責任は取らへん財務省。気い付かな、日本国民。

 誰も言わへんことを堂々と、しっかり言うのは勇気がいりますね。せやけどここは日本やで。昨日の脱北者のサイ・ランケンさんの発言を聞くと、「考える」ことさえも禁じられる国が、今の21世紀の世界にはまだあるんやということに、ぞっとしますね。昨日のYouTubeの続編も貼っときますわ(「【我那覇真子「おおきなわ」#95】激白!南北朝鮮・チュチェ思想・反日の真実を暴く沖縄トークショー[桜R1/11/8]」)。私は途中までしか見れてないのですが、サイさんの北朝鮮の話はホンマ怖いです。

 そして昔からはっきりモノを言いはる藤井聡さんが、今日(11/12)の産経新聞の「正論」で書いてはりました。タイトルはズバリ、「台風19号被害は『人災』である」。

 <「ダムや堤防、河道掘削など、しっかりとした治水投資が行われたところは決壊を免れ、そうした治水投資がおざなりにされたところで、数多くの決壊が発生した」>

 まあ私が知らんだけで、「人災」やと言うてる人は他にもいてはるかも知れませんが、喉元過ぎれば、の話で、日本人て、忘れてしまいやすいですね、ついこないだの災害さえも。あかんあかん、しっかり検証して反省せな。ということで、簡潔にまとめてくれてはります。

 まず、決壊を免れた荒川ですね。

 <その一つである「第一調整池」は東京を守る巨大な働きをした。この調整池は今回、3500万立方メートルという途轍(とてつ)もない量の水を貯(た)めたのだが、もしもこの池がなければ、この大量の水が流下し、大なる可能性で荒川洪水が発生していたのである。>

 次に利根川です。

 <利根川においても、10月1日から試験が開始された八ツ場ダムが荒川第一調整池の2倍にも上る7500万立方メートルの水を貯め、渡良瀬川遊水地は実に1・6億立方メートルという水量を貯めた。これらの働きがなければ、利根川においても大なる可能性で堤防決壊が発生していたのである。>

 そして長野県の千曲川と、宮城県の吉田川では決壊が起こり、甚大な被害が出てしまいましたね。もともと決壊した箇所は以前から、専門家がちゃんと治水対策が必要やと指摘していたんやそうです。え?何でちゃんと対策をとってへんかったんや!と普通に思いますよね。やらへんかった理由は、「対策には3年以上かかる」のでおカネが足らへん、ということやった、と。アホちゃうか。

 <わが国は治水投資がピークを迎えた1990年代の頃から今日に至るまで、投資額は半分程度にまで削減している。結果、治水投資額はトータルで8兆円前後も削られた。もし、あの頃の投資水準を保っていたら、決壊箇所は半分や、3分の1程度にまで抑えられていたことも十分に考えられるのである。>

 そして来年も必ず台風は来る、と。どないすんねんや?日本国、という話ですね。そしていつも結論は同じになるんですが、無意味な「財政規律」を守ることを政府はずっと続けてるからや、ということですね。今日の「正論」では「安倍政権がー」ではなく、政府が、とか、歴代政府が、と書いてありましたね(笑)。

 私は今の時点で問題なんは、もちろん財務省と麻生くんやと思うんですが、藤井さんは今日のところは「財務省」の文字は出してはりませんでしたね。それにしても、

 <わが国は治水投資がピークを迎えた1990年代の頃から今日に至るまで、投資額は半分程度にまで削減している。>と知ると、もうアホちゃうか、としか言えませんね。

 必要なことをせんと、ひたすら支出を減らしていったら、国が衰亡していくのは当たり前やんか。長いこと私ら国民が、「国の借金」というウソのプロパガンダに騙され続けてるわけですね。せやからこそ、今回の被害が出たのはたしかに「人災」と言えるわけですね。

 だいぶバレてきてはいるけれど、まだまだ10兆円単位の大幅な財政出動をせんかい、なんて話はどこからも出て来やへんな。日本復活、まだまだやなあ。ハラ立つなあ。

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ナニワの激オコおばちゃん

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