心ある弁護士さん、立ち上がらんかいな。日弁連は反日組織に乗っ取られてるんやで。恥ずかし。

 出たばっかりのこの本、知り合いの人から送っていただいたので、読みましたよ。『日弁連という病』ケント・ギルバート/北村晴男(扶桑社)。実はケント・ギルバートさんは去年、『米国人弁護士だから見抜けた 日弁連の正体』という本も出してはりますね。そして私もこのブログでは、しょっちゅう日弁連のことを書いて来ました。

 右下の「検索フォーム」で見たら、35件もヒットしましたわ(笑)。血圧が高いのは日弁連のせいや、損害賠償と慰謝料を請求せなあかんな(笑)。

 弁護士の仕事は高度の専門性が必要で、世間的にも地位の高い職業ですね。法の番人の一角を担うんやから、国の権力とも距離を置かなあかんということで、高度な自治を認められている、と。せやから弁護士を管轄する政府の機関はない、と。その代わりに懲戒制度があって、不良弁護士、悪事を働く弁護士は自分らでちゃんと処分するんや、ということになっていますね。立派やんか。

 そこでこの本に戻ります。何と「はじめに」の最初の10行で、もう終わってしまいました。

 < もし、次のような意見表明をしている団体があったら、みなさんはどのような組織を思い浮かべるでしょうか。>

 <・死刑制度に反対・憲法9条の改正に反対・安全保障法制に反対・特定秘密保護法に反対・テロ等準備罪に反対・朝鮮学校に対する補助金停止に反対・特定複合観光施設区域整備法案に反対・内閣総理大臣の靖国神社参拝に反対 >

 < いかがでしょうか。まるで日本共産党や左翼団体の主張のようです。>

 日弁連はずっと、会長の名前でこういう声明を、事あるごとに出しているわけですね。もうこれだけを見たら、完全に左翼の政治団体やんか。ホンマに酷い話ですね。こういう事が何十年も続けられていることが、よう考えたら異常ですね。そしてついに、2019年度の副会長の一人に、韓国籍の白承豪さんが選出されたんやそうです。どないなってんねんや、弁護士会!と思いますね。

 でもこれにしても、確かにちゃんと選挙で選ばれてるんですね。そういう意味では、弁護士会長による声明も含めて、全てが合法的に行われている、と。腹立たしいですね。ケント・ギルバートさんも北村春男さんも、テレビなどでの露出が多く、有名人になっていますし、保守的な発言も多く、この本の中でも基本的にはこの日弁連を批判してはります。

 でも普通に考えたら、あんたらが所属してる団体の話やんか、あかんと思うねんやったら何で放っとくねんや!と突っ込みたくなりますね。北村さんによると、大部分の弁護士はとても会務活動(弁護士会の活動)をやってるヒマはないし、やりたくもない、と。そこにどうしても会長になりたいという名誉欲のある人や、弁護士会という権威を利用したい組織が、絶大な組織の力を利用して、会長職を手に入れる、ということのようです。

 こういうへんてこりんなことを是正するには、もう法律で縛るしかなさそうです。北村さんは「おわりに」の中でわりと正直に、最近の心境の変化を書いてはります。

 <「自分が弁護士になろうとした思いを忘れたの?世の中の理不尽と戦いたいからでしょ。日弁連が政治活動の道具として使われている現状は理不尽極まりないと思っているなら、せめて本の出版という手段で戦うことは自分にとっての正義でしょ」と心の声が聞こえてきます。>

 ふむふむ。<自分の所属する組織に対する批判本を出版するには、正直、さまざまな心の葛藤がありました。>とも書いてはります。

 甘いな!と批判するのは簡単ですが、日々の仕事をこなしていく中で、多くの人間関係の中で、実は敵かも知れん組織に囲まれている中で、少しでも変えていかなあかんという人が、やっと立ち上がって来てるんやということでしょうか。これに、私ら一般の国民が声を上げて応援していかなあかんということですね。

 ある日突然、全てのことがうまいこと行く、というわけには行かんわけで、もどかしいけれど、各自が自分にできることをひた押しにやって行くしかないんでしょうね。あー、それにしてもハラ立つなあ、日弁連。

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ナニワの激オコおばちゃん

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