いわゆる大新聞、中央紙と言われる新聞は、ホンマに大事なことは何一つ教えてくれませんね。よう言われるのが記者クラブ制度、こんなもん、ただの言論の談合やんか。例えば「退位」がそうですね。産経新聞だけが何とか「譲位」と言うてるようですが。「徴用工」もそうですね。ニセの徴用工、これについては政府もちゃんと「旧朝鮮半島出身労働者」て言うてるのに、産経以外は平気で「徴用工」と書いてますね。日本人として許されへんと思いますね。あ、もう朝日新聞は日本人の新聞とちゃうか。
私は産経新聞に対してもめっちゃ不満がありますが、それでも頑張ってる方ですね。今日、12月1日の「主張」(社説)では、「【主張】中国の人権問題 弾圧者が国賓でいいのか 日本は欧米と足並み揃えよ」としっかり書いてはりましたね。二階くんが「国賓待遇でそういう立場の人をお招きするのは当たり前だ」と5日前に言うたニュースが出ていたので、党内、政府内でも今、熾烈な戦いが続いてるんでしょうか。
そして今日(東京では昨日かも)の産経は「波紋広げる自民幹部の女系天皇『容認』発言 重鎮『不勉強だ』」と書いてました。甘利くんがフジテレビの11月24日のテレビ番組で「男系を中心に順位を付け、最終的な選択としては女系も容認すべきだ」と発言したことを取り上げていました。初めの方で
「女系」と「女性」天皇の違いなどについて国民の理解が深まっているといえない状況で、党幹部の発言は混乱を招きかねない。
と書き、最後に
皇位継承議論の本格化に向け、国民の理解を深めるための啓発も今後の課題となる。
と書いて締めています。それはその通りやけど、そもそも「女系」は天皇ですらないし、「女性宮家」は作る意味がない、ということまではっきり言わんかい、と思いますね。まあマスゴミの一角としてはここが精一杯、ということでしょうか。そもそも甘利くんのおバカな甘い発言から、もう5日も経っています。遅いんや(怒)。
何やかんや言うても自民党重鎮、元政府高官とあっては、私みたいに「こいつアホちゃうか」なんてとても書かれへんから、念のために安倍ちゃん周辺や菅さん、二階くん周辺にも当たりを付けて、やっとここまで書けた、ということやろうと思います。今、日本を壊したい連中は、全力を挙げて「愛子天皇実現」に向かってるわけやし、最低でも「女性宮家」実現を視野に入れているんやと思います。
私にとってはそんな緊張感がまったくない、呑気なアリバイ作り的な記事に見えますね。現に、不敬極まりない秋篠宮家バッシングが、これでもかというおぞましさで続いてますからね。そして次に想定されるのが、旧宮家バッシングやと私は想像しています。スキャンダルでっち上げやら、財務省と組んでの「もし宮家復活するんやったらこれだけ金がかかるけど、そんな財源はない」というキャンペーンでしょうか。
あ、皇位継承の話はまたにして、今日は新聞の話やったな。日本の大新聞では大事なこと、肝心なことはわからん、と。その例をもう一つ。北朝鮮の刈り上げ君が、安倍ちゃんを名指しで非難した、というニュースです(北がミサイル発射警告、安倍首相名指し非難)。
北朝鮮は30日、外務省日本担当副局長の談話で、28日に試射した「超大型放射砲(多連装ロケット砲)」を弾道ミサイルと断言した安倍晋三首相を名指しで非難し、「安倍は本物の弾道ミサイルが何なのか遠からず、極めて間近で見ることもあり得る」と警告した。朝鮮中央通信が報じた。
また好き勝手なことを言いやがって、ぐらいにしか書いてませんが、これが何を意味するのか、を書くのがジャーナリストの役割とちゃうんか?もうさっさと鍛冶俊樹さんがメルマガで書いてくれてはります(北朝鮮の恫喝は誰に?)。読んでもろたらわかりますが、上の安倍ちゃんに対する非難発言を「日本に対する恫喝と見るのは、軍事の素人と言うべきだろう」と書いてはります。
今、北朝鮮は国連から制裁決議を受けていますね。
この決議の中に、「国外で働く北朝鮮労働者を2年以内に送還せよ」との趣旨の条文がある。国外で働く北朝鮮の労働者は、約10万人、年間数百億円の外貨を北朝鮮に送金していると見られる。 この外貨が北朝鮮の核兵器開発の資金源と見られることから、資金源を断つ狙いだが、この出稼ぎが最も多く働いているのが中国である。今でも遼寧省などの工場では北朝鮮の労働者が集団で働いており、朝鮮料理店では美女たちが舞踊を披露して外貨獲得に貢献している。
この中の「2年以内」の期限が今月の22日なんですね。せやから刈り上げ君は、実は「中国」に対して、還したらあかんぞ、北京にミサイルを撃ち込むぞ、というわけですね。
米国に届かない短距離弾をトランプは黙認しているが、これ以上、射程の長いミサイルを発射させないように中国に圧力を掛けるから、北の発射は米国を通じて中国に対する圧力となる。
ははーん、トランプさん、妙に刈り上げ君に甘いのは、このためやったんか。さあ、習近平くん、どないすんねんや?という話なんですね。
今後の焦点は、中国が果たして国連決議通りに北朝鮮労働者を送還できるかである。できなければ香港問題、ウィグル問題、台湾問題に加えてあらたな国際非難を背負い込むことになろう。
ひえーー、「中国」も、北朝鮮も、韓国も、みんな詰んでるやん。トランプさんスゴいな。安倍ちゃん、ここでうまいこと立ち回らなあかんで。
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