思い出してもハラ立つので、また書きます。タイトルの通りです。別に個人攻撃、人格批判をするつもりは全くありません。この甘利明さんは、今は自由民主党税制調査会長・衆議院議員、と。これまでにいくつも大臣を務めてはったから、もう功成り名遂げた第一級の政府高官ですね。一時、睡眠障害とかで休んではった時もありましたね。
今はもうお元気で、ツイッターでも楽しそうに発信してはります。もう典型的な、日本人的な、ええ人やなあ、と思います。自民党の、そして政府の要職を歴任した、間違いなく日本の政権の中心におる人ですね。そんな人の認識がこの程度なんやと思うと、もう絶望的な気分になりますね。甘利くん、ちゃんと勉強しなさい。あんたみたいなウスノロな人が、敵に目いっぱい利用されるんやで!
言うたったわ(笑)。現に、マスゴミは大喜びで報道していますね。検索したらわんさかと出て来ますね。甘利さんでさえ「女系」を認めた、と。あ、一応、事の経緯がわかる記事を貼っときます(自民・甘利氏、女系天皇「積極的に容認したわけではない」)。甘利くんがテレビで発言した翌日のこの本人の釈明を見ても、やっぱりもう終わってますね。
はっきり言うて、何の釈明にもなってません。ちゃんとわかってる人やったら、「女系」は絶対認めたらあかんのです。皇室の終わり、日本の終わり、を意味するんですよ、甘利くん。安倍ちゃんが事あるごとに、「皇位継承は男系継承が古来から例外なく受継がれてきた重要性を踏まえながら慎重に検討していく」と言うてることの意味が分かってへんやんか。
悠仁親王殿下がお生まれになっていない2004年末、小泉内閣に「皇室典範に関する有識者会議」が設置され、翌2005年、「女性天皇・女系天皇の容認、長子優先を柱とした報告書」(ウィキペディア)が出されたわけですね。これで大騒ぎになったものの、さらに翌2006年、悠仁親王殿下がお生まれになったことで、議論はとりあえず終息した、と。
危ないところでしたね。せやけど、危機は一向に収まったわけやないな。むしろ、先の有識者会議のインチキを私ら日本国民が放ったらかしやったことを反省せなあきませんね。日本を壊したい連中は、不敬にも「愛子天皇待望論」などと言い立ててます。ちゃんと皇位継承順位が決まってるにもかかわらず、ですね。
男子がお生まれにならなかった今の天皇家はかわいそうや、今は男女平等の時代、愛子さまを天皇にしてあげたらええやんか、とアホな私ら日本国民を騙せると思てるわけですね。え?甘利くん、あんたもその中の一人やねんで、わかってるか?過去、たしかに女性天皇はいてはったけど、その10代8方がどういう経緯で天皇になりはったんか、しっかり勉強しなさい。
実はたまたま今日、日本会議の会員誌『日本の息吹』12月号を読んでたら、産経新聞論説副委員長の榊原智さんという人が、前に講演しはったときの要旨を記事化したものを読みました。タイトルは「安定的な皇位継承を求めて 伝統と先例を踏まえ皇位継承権者の層を厚くせよ」となっていて、めっちゃ長いですが、これ一つで、女系、女性推進派に対する反論もちゃんとできるように網羅されてます。
最初に、皇位継承の危機とは、と問いかけ、女系継承は王朝交代を意味する、道鏡事件に匹敵する危機、と述べて、事細かに説明してくれてはります。そして最後に、最近、内閣法制局が憲法の解釈を変えて来てることにも言及してはります。私はいつも「法匪」やと言うてますが、榊原さんはこれを「官僚の劣化」と言うてはりますね。
もう安倍ちゃんの周りは敵ばっかりなんや。隙あらばいつでも攻めてこようとしてるんやで、敵さんは。私ら日本国民がしっかり声を上げへんかったら、簡単に皇位簒奪されてしまうんや。わかってるか?甘利くん!
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