北京冬季五輪が成功してしもたら、今よりもっと残酷な国家が残るんやて。ボイコット一択やな。

 前に「この世の地獄」はホンマにある、それはウイグル、チベット、南モンゴルや、と書きました(この世の地獄、中共下のウイグル。今ジェノサイドを非難せな、次は私らが臓器を抜き取られるんや。)。昨日(2/25)のJBpressに、日本屈指のチャイナウォッチャー、福島香織さんが「新疆ウイグル弾圧、ジェノサイドか世紀のデマか」を寄稿してはりました。

 もちろんこの結論は、限りなくジェノサイドやと言えるわけですが、それにしても「中国」は今、めっちゃ焦ってるわけですね。イギリスのBBCは、だいぶ前から継続的な取材をしていて、ついこの間、ついにチャイナ政府から放送禁止にされてしまいましたね。こういう動きも記事では説明してくれてはります。

 一方で「フランスではジャーナリストで作家のマキシム・ヴィヴァスが『ウイグルフェイクニュースの終結』というノンフィクションを出版し」たりとか、どこの国にもチャイナに擦り寄る輩がおるということですね。福島香織さんは自分でもちゃんと取材に行ってはります。

 私自身、在日ウイグル人留学生や社会人を取材し、2019年5月の段階でカシュガル、ウルムチを歩きまわり、1990年代や北京五輪前と比較すると格段に厳しいウイグル人管理・監視システムを目の当たりにしてきた。
 自分の見聞と欧米メディアや研究者のリポートには齟齬がなく、少なくとも私は、新疆ウイグルで起きている人権弾圧は21世紀の「ジェノサイド」と呼んでよいレベルだと思っている。

 そしてその取材の結果を『ウイグル人に何が起きているのか』(PHP新書)という本にして出版してはります。
 今「中国」が必死になって「ジェノサイド」を否定するのは、北京冬季オリンピックが来年に迫ってるからや、ということですね。とうとう「ボイコット」がアメリカの議会から出て来たというわけですね。そこで<中国外相、国連のウイグル族人権侵害調査「受け入れる」>という報道も出て来ました。

 いやいや、そんなもん、どうせこの前のWHOの武漢調査みたいなもんで、都合のええとこだけを見せて回らせるだけの話や。ホンマは強制収容所であっても、「職業訓練センター」やと言い張るつもりなのは、もう行かんでもわかる話や。

 福島さんは、2008年北京五輪の時は北京駐在記者で、その年の3月には「チベット騒乱」が起きていたので、チベット人とも連絡を取り合っていたそうです。ところが「現地チベット人と連絡を取り合っていた私に対して、その後、国家安全部から日本大使館を経由してきわめて厳しい警告があり、私はこの件に関する取材から外れることになった」ということなんやそうです。

 そして福島さんは多少の悔恨?を込めて書いてはります。

私自身、北京五輪は成功してほしいと思っていた。なぜならまだその時、多少、中国に期待していたのだ。五輪のホストとして国際的な平和とスポーツの祭典を主催し、中国の普通の人々が国際社会の人々と交流し、西側社会の普遍的価値観に触れれば、中国人もきっと民主と自由と法治の意義を知り、価値観を共有できるようになるのではないか、と。

 世界の多くの善意ある人たちがそう思うたんでしょうね。福島さんは

振り返れば、あの時、北京五輪に反対しておくのが正しかったのではないか、と今は思う。

 とはっきり書いてはります。自分の立場と意見をはっきり言うのが福島さんの真骨頂ですね。

 日本は隣人として中国と末永く付き合っていきたいと願うならば、むしろ五輪の成功よりも、中国で現在とらわれの身にあるウイグル人、人権派弁護士、ジャーナリストら「良心の囚人」や香港の自由を望んでほしい。冬季五輪の成功はおそらく、中国を今より残酷な国にするだけだろう。

と結んではります。その通りですね。「中国」はもうやり過ぎたんや。この先はもはや人類の敵でしかないんやで、ということを、私ら日本人はしっかり認識せなあきませんね。

【文中リンク先URL】
https://gekiokoobachan.jp/blog-entry-1341.html
https://jbpress.ismedia.jp/articles/-/64245
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGR22CGU0S1A220C2000000/

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