私は「覚醒」前までは、国会中継なんかには何の興味も無かったんですが、よう考えたらここで日本の政治が決まっていくわけですよね。全部を見れるわけではないけれど、タマにはしっかり見なあかんな、と思います。
そしたら宮崎正弘さんのメルマガの、読者の声欄に、藤岡信勝さんが一昨日（3/16）の参議院文教科学委員会でのやり取りの「質疑の様子を再生しつつ、背景を解説」したYouTube番組を紹介してはりました（緊急!!松沢成文議員vs萩生田光一文科大臣『山川出版従軍慰安婦教科書を追及』藤岡信勝が徹底解説~嘘と詭弁の文科省答弁を丸裸にする~）。
質問するのは松沢成文参議院議員。この人のことはよう知りませんでしたが、松下政経塾出身、神奈川県議、衆議院議員、神奈川県知事、参議院議員、と。今は日本維新の会。うーむ。東京の維新か。質問の口調は、なかなかシャープな感じです。
質問する相手は萩生田文科大臣ですが、ほとんどを部下の局長に答えさせています。内容は、私が何べんもここで書いていますが、昨年の教科書検定で、「従軍慰安婦」の記述が復活した話です。
戦前のことを知る教師が現役を引退する1990年代頃になって、日本を貶める動きがようさん出て来て、その中の一つがこの「従軍慰安婦」ですね。それでもこの言葉は、あまりにも有り得へん話やったんで、出て来た当初は誰も、相手にせえへんかったわけですね。
「従軍医師」「従軍看護婦」「従軍カメラマン」「従軍記者」などなど、戦地に入って仕事をする人たちには厳重な軍の管理が必要なので、「従軍」やったわけで、そこになんで戦地の売春婦なんかが入れるんや？おいおい、勝手にテキトーな言葉を作るなや、という話やったわけですね。
ところが優しい日本人、「ウソも百回言うたらホンマになる」ことを甘く見てたんですね。百回、千回言われ続けて今に至る、というわけです。それでもウソを広めた主犯の朝日新聞が「誤報」と認めたから、ようやくこんなインチキな言葉もやめとけ、となって、歴史上存在せえへんかった「従軍慰安婦」の語は、いったん教科書から消えてたわけですね。
それが何と昨年の教科書検定で、山川出版社の教科書にゾンビのように蘇ったというわけです。全く逆行していますね。タイミングもたまたまかも知れませんが、安倍ちゃんが辞めた後、と。今回の「教科書調査官」の怪しさについても、ネットではわんさか出ていますが、それは措いときましょう。
それを所管する文科省の萩生田くんの答弁には、まったく誠意のカケラもありませんね。上のYouTube番組の中では、萩生田くんが第二次安倍内閣のときに、自民党の教育再生実行本部の中にいて、「教科書検定の在り方部会」では、主査として取り仕切っていたことを、藤岡信勝さんが紹介してくれてはります。藤岡さんは当時、萩生田くんからその部会に呼ばれて、ちゃんと説明までしに行ったんやそうです。
安倍ちゃんは平成25（2013）年当時、まずは教育から手を付けなあかんということで、文科省に萩生田くんを送り込んだ、と。せやのに彼のこの変節ぶりは異様ですね。結局は信念も何もあらへん、恥ずかしい人やな。文科省にはそんな美味しい利権があるんか？呆れ果てますね。
少し前になりますが、ハーバード大学教授のラムザイヤーさんという人が、慰安婦は自由な契約で成立してた売春婦で、性奴隷なんかではない、という論文を書いて、それが正式な査読を経て学術論文誌に載る予定、という報道がありました（世界に広まる「慰安婦＝性奴隷」説を否定 米ハーバード大Ｊ・マーク・ラムザイヤー教授が学術論文発表）。
例によって韓国では大騒ぎとなっていて、ハーバード大学に対しても激烈な圧力をかけて、この人を潰そうと動いているようです。アホらし。あ、それでも黙ってたらあかんのですね。きちんと反論せなあかん、と。あーめんどくさ。
萩生田くんはこういう動きを知ってて、一昨日の答弁をしたんやろか。ホンマにこんな人が文科省の大臣をやってることが許せませんね。日本人の「嫌韓」感情は今、間違いなく、かつてないほどにフツフツと沸き上がってると思います。萩生田くんはそんな感情を舐め切ってるように私には見えます。
そしたら今日（3/18）、ネットではこんなニュースが出て来ました（ソフトバンク「白戸家」シリーズなどを手がけたCMクリエイター佐々木氏、東京オリ・パラ開閉会式の統括責任者を辞任へ）。
話は長くなりますが、この佐々木さんが、開会式に渡辺直美さんを使って「ブタ＝オリンピッグ」を表現しよう、という案を出したが、ボツになった、という話です。実にしょーむない、くだらんアイデアですが、これ、去年の話なんですね。それが今ごろ出て来たというのが不思議です。
さらに佐々木さんがかつて担当したというソフトバンクCMの「白戸家」シリーズというのは、お父さんが犬で兄が黒人、という設定になっています。ネットではもう常識になっていますが、「日本人をあざ笑う、ソフトバンクのＣＭを検証する」からコピペします。
朝鮮半島では、犬の子を「ケセッキ」といい、他人を犬の子にたとえたり、犬の子呼ばわりすることは最大級の侮辱にあたります。
さらに韓国では外国人差別が酷（ひど）く、中でも黒人を特に嫌っている。黒人を人間として見ない。その黒人を日本人の兄と設定している。
このCMを作った佐々木さんが、東京オリ・パラの開閉会式の「統括責任者」を辞任した、と。
菅さん、萩生田文科大臣はヤバいんとちゃいますか。今、日本人はじっと見てると思いますよ。テレビ、新聞にダマされへん人たちの数が、静かに増えて来てるようにも思います。もちろん私ももっともっと声を上げて行くつもりです。日本人を舐めんとってや、と言うときましょう。コワ（笑）。
【文中リンク先URL】
https://www.mag2.com/m/0001689840
https://www.youtube.com/watch?v=MSC-n818u3Q&t=950s
https://special.sankei.com/a/politics/article/20210128/0001.html
https://sn-jp.com/archives/33263
https://nishitani-newyork.com/wp/nikki/%E6%97%A5%E6%9C%AC%E4%BA%BA%E3%82%92%E3%81%82%E3%81%96%E7%AC%91%E3%81%86%E3%80%81%E3%82%BD%E3%83%95%E3%83%88%E3%83%90%E3%83%B3%E3%82%AF%E3%81%AE%EF%BD%83%EF%BD%8D%E3%82%92%E6%A4%9C%E8%A8%BC%E3%81%99/
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