政府が3年ぶりに「エネルギー基本計画」を発表したけれど、原発については何にも触れてへん、と一部では不評です(エネルギー基本計画、3年ぶり改訂を閣議決定)。まあそんなことよりも、「2050年カーボンニュートラル」を、そのまま受け入れてることの方がおかしいと私は思います。
どっちやねん、というのと、ホンマにできるんか?という話です。CO2を本気で減らすんやったら現時点で可能な原発を増やすしかないやんか、と。国のエネルギーの話は、それが先の戦争の原因になったくらいに、国家の存立にとっては大事な話やのに、誰も責任を持ってストーリーを作ってへんことに、愕然としますね。
まあ、総選挙前やし、岸田政権はこれからやから、とりあえずこれまでで調整のついてる話を出しとけ、みたいな感じなんでしょうか。結局いろんな利権がごちゃまぜになって、アクセルを踏みながらブレーキを踏むようなことが、あちこちで起こってるんやろうな、と、暗い将来しか思い浮かびません。
えらい前置きが長うなったわ。いきなりですが、また台湾の話です。何でTSMCに4000億円も差し上げて、日本(熊本)に来てもらわなあかんねん、という話ですが、もう日本には半導体の技術はあらへんと、何と高橋洋一さんが断言してる、と(第302回 情けない日本の半導体産業。IT化を進めない既得権者たちがその原因だった。)。うーん、確かに言うてはるなあ。政府や業界の批判もしてはりますが、かなり突き放した言い方です。
それに対して深田萌絵さんが激怒りです(高橋洋一先生の「日本は情報が無いから、スパイ防止法不要」はおかしくない?)。そらそうやな。ただ、この数か月で起きたこと、菅さん退陣、岸田政権成立が、微妙に色んなところに影響が及んでいるようです。元々経産省は、TSMCの誘致には反対やったんやとか。え?そしたら再生エネルギーは誰が?と、もう、ワケわからへんですね。
そして昨日の柏原竜一さんの動画(アメリカに喧嘩を売ったTSMC)で、はっと気づいたことがありました。半導体が何でこんなに急に世界中で品不足になったんや?というのは実は、みんなが疑っていて、アメリカのレモンド商務長官が、世界の半導体大手メーカーに、どこにどれだけ売ってるんや?という情報を出せ、と言うた、と。
ところがTSMCはその情報提供を拒否した、という話です(台湾TSMC、米政府の異例の情報開示要求に「ノー」)。あはは、間違いなく「中国」には、いっぱい流していそうですね。そしてその話は、深田萌絵さんがこれまでさんざんTSMCに、してやられて来た話ときっちり符合しますね。ウソをつくんですよ、あいつらは。
アメリカでは今、TSMCがアリゾナ州に工場を建設中で、それにアメリカ政府の莫大な補助金を付ける話が議会で審議中なんやそうです。言うことを聞かへんかったら、補助金が吹っ飛ぶんとちゃうか?という話ですね。これは日本も無視するわけにいかんのとちゃいますか?
そして話は柏原竜一さんの動画に戻ります。柏原さんは何と、台湾は民主国家とは言えへんのとちゃうか、と言うてはります。あまりに一部の財閥、企業の力が強い、と。それは例えばテリー・ゴウのフォックスコンや、モリス・チャンのTSMCやというわけです。「寡頭制国家」とも言える、と。
そして実際、モリス・チャンはASEAN(東南アジア諸国連合)の代表やそうです。まるで国の代表やんか。さらに台湾では、武漢コロナワクチンは、この二人でないと海外から買い付けがでけへんかった、ということなんやそうです。
つまり、台湾は正式には「国」ではないので、他国も「中国」さまの手前、直接には売れないので、私企業に売る形にせざるを得ない、という話です。柏原竜一さんは、こんなことでは台湾は、国家として成り立たないのではないか、しかも今も、独立国になろうとはしていない、米中どちらにもええ顔をする、鵺(ぬえ)的な行動を取っている、と分析してはります。
なるほどー。第二次世界大戦後、台湾に乗り込んだ蒋介石、国民党につながる人たちは外省人で、いまだに中国大陸とは人的につながりがあるわけですね。政治的立場はどうであっても、上のテリー・ゴウ、モリス・チャンにしても外省人なわけで、せやからこそ実は、台湾が独立せずに、米中どちらにもええ顔をすることで儲けることができる、というわけですね。
アメリカがどこまでそんな「鵺(ぬえ)的行動」を許すんやろうか、ということですね。ただ、ちょっとややこしい話ですが、今バイデンは、せっかくトランプさんが「中国」への締め付けをビシバシやってきたことを、どんどん緩めて来ています。
今日(10/23)の「宮崎正弘の国際情勢解題」で、「バイデン、対中輸出規制を大幅に緩和 またも中国へハイテク輸出を連続して許可」と書いてはります。おいおい、今が一番肝心な時期やんか、バイデン!と言いたくなりますね。やっぱりバイデンは「中国」に取り込まれてたんやな。
前も後ろも、右も左も、危なっかしい話ばっかりやんか。国際関係は、上手いこと、上手いこと、ズルく、ズルく、立ち回らなあかんのや。また書いとこ。パーマストンの言葉。
「わが英国には、永遠の友もいなければ、永遠の敵もいない。あるのは永遠の国益だけである。」
まさに総選挙の真っ最中、日本の国益をしっかり考えることのできる国会議員を選びましょう。
【文中リンク先URL】
https://www.sankei.com/article/20211022-UADSJPO7GFM5TGBIQY4O3QW64I/?434480
https://www.youtube.com/watch?v=ayQiI9O_XAg&t=321s
https://www.youtube.com/watch?v=U6bAr-m0Nt4
https://www.youtube.com/watch?v=UWunKfJAUbg
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGM200LW0Q1A021C2000000/?unlock=1
https://www.mag2.com/m/0001689840
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コメント
大陸で仕事をしていた時
奴らも恐れる台湾商売の手法
国だか何だか分からない
やりたい放題
偽物のA級品は台湾製でした
10年前の話しね
台湾は旧日本領台湾を中華民国が信託統治する形で、領有の処遇は未決定のまま。
そこに大陸を追い出された中華民国政府が居候しているわけですね。
だから台湾として独立するのか?中華民国領台湾になるのか?どっちなんでしょうね。
日本に、「日本人」と「なりすまし日本人」がいるように
台湾も、「台湾人」と「なりすまし台湾人」がいるみたいなような考えも持っておくことも大事ということですかね。
>もう、ワケわからへんですね。
深田萌絵さんの話を胡散臭い紛らわしいと見るのが一番の解決法です
彼女自身中共と繋がってる訳ですから
夫婦別姓あほらしい話でシナ・朝鮮のように女性は結婚しても籍を入れてもらえないそうですが女性蔑視の国の制度を模倣したい勢力がいるのですね。推進者は中身はわかっていて日本つぶしの一環にしたいのでしょうね。
北から一発日本本土にぶっそうな物を落としていただかないと平和ボケの日本人にはわからないのかな。
今日のお話はすごくわかりやすいですね。私は唯一深田萌絵さんの有料ブログに参加しています。頑張れ萌絵さん。
今日遅くなりましたが看板代送金しておきました。あなたは行動する保守の模範です。
深田さんって親中じゃないの?
深田さんは反ファーウェイ・反中共の姿勢を示していますが、本当は親中じゃないの?と思わせられるエピソードがあるので紹介します。
(1)自身の会社Revatronが中国企業テンセントと業務提携を行っている
中国や中国企業を批判をする一方で、彼女の会社は中国企業テンセントと業務提携を行っています。このテンセントに対してトランプ前大統領は取引停止の大統領命令を発表しています。また、彼女は中国の展示会にも参加してるようで、ファーウェイの社員と和やかな雰囲気での集合写真を撮影されてます。「自社の技術をファーウェイに盗まれて会社を倒産させられた」起業家の姿とは思えません。
(2)中国人に国内の土地売買の案内をやっていた
日本の土地や知財が外国へ移ることに警報を鳴らす一方で、中国の富裕層や企業を対象に国内(北海道、長野など)不動産売買の手伝いをしていた過去があります。親中ビジネスを最近まで行っていた彼女が保守運動をしても説得力に欠けます。
(3)自分の家族が中国人と結婚し中国に住んでいる
背乗りや戸籍の不正取得など中国による日本侵略を警告している彼女ですが、兄は中国人と結婚し子供にも恵まれ中国現地に住んでいるようです。
兄が中国人と結婚し現地で家を購入できたことについても喜んでいるようです。
中国の必要性を世間に訴えていますが、私人の浅田麻衣子としてはなぜか中国と縁のある生活を送っているようです。
https://note.com/fukadamoe/n/n775422855564
さんさん さん
(1)(2)ともに、ずいぶん前の話ですね。(3)は知りません。
深田さん自身が、以前には「中国」ともビジネスをしていて、
不動産の話も成約には至らなかったが、紹介?したことはある、
と言っていました。
それが「親中」ですか?
添付のnoteもずいぶん前から深田さんの話をしたらいつも出されてくる話ですね。
ご判断は、拙ブログの賢明なる読者の皆さまにお任せいたしますが、
使い古された材料を繰り返しお使いになるのであれば、
今後は削除させていただきますので
悪しからずご了承くださいますようお願いいたします。
>(1)(2)ともに、ずいぶん前の話ですね。
深田さんが今でも時々アメリカに密かに渡り、当時の中国人関係者氏と会ってる等と云われており不審点が、今でも多い所から中共と関係が今でも続いてると多くの人は見てます
はてさて
一度手に入れた協力者を中共が手放すでしょうか?
私はそうは思いません
>添付のnoteもずいぶん前から深田さんの話をしたらいつも出されてくる話ですね。
何時もとは酷い言い方ですね
貼ったのは今回も含めて二回目です。
前回は最後に貼った物ですから知らない方が多いと思い改めて張った迄です
>ご判断は、拙ブログの賢明なる読者の皆さまにお任せいたしますが、
正にその心算で貼った迄です
>今後は削除させていただきますので
既に過去記事のリンクが削除されてますから其の断りは不必要に聞こえますね。気に入らないと反論も疑問も許さないと云う姿勢を改めて宣言しただけに聞こえます。
あまり入れこまないのがネットをヤル上の秘訣です
おまけですが、貼っておきます
深田萌絵(本名:浅田麻衣子)
https://matsuri.5ch.net/test/read.cgi/ms/1629787687/l50
>(3)は知りません。
魚拓です
https://assets.st-note.com/production/uploads/images/40861305/picture_pc_d3c3c0d31db4867349a61a6c15110f83.jpg
こいつら、あ、違った。
一般にチケンの高さを誇りたい奴らは、陥りがち。
時は止まるわけじゃないし、世界はなくなるわけではないの。
これ以上言うと、成田アキラ的になるので、だれか止めて。ね.っO K
随時削除可。
ずうっと後ろから見てるよ.あな多のものを。