北朝鮮には「先圧力、後交渉」や。ところで何で朝鮮総連が、まだ日本国内で活動できるんや?


 今から44年前の昨日、11月15日は、横田めぐみさんが拉致された日なんですね(横田めぐみさん拉致44年 早紀江さん「再会、希望を持って待つ」)。

 横田めぐみさん(57)=拉致当時(13)=が北朝鮮に拉致されてから、15日で44年となった。これに先立ち、母の早紀江さん(85)が報道各社の取材に応じ、わずか13年で途切れた幸せの日々を振り返った。小学生時代のめぐみさんが精いっぱいに仕上げた作品や、早紀江さんに贈ったお土産を披露し、「希望を持って帰りを待っています」と再会への決意を語った。

 子供を持つ親にとっても、こんな残酷な話はありませんね。それにしてもこの44年、私ら日本国民はいったい何をして来たんやと思うと、忸怩たる思いにかられます。記事にはめぐみさんの習字の写真があります。私は前にも見たことがありますが、小学校6年の時のものとか、めっちゃ達筆ですね。勉強もできるかしこい子やったんやな、と思います。

 その拉致の日の前日にあたる一昨日の14日には、松野官房長官が拉致された現地を訪れた、と(松野官房長官、めぐみさん拉致現場周辺を視察…「トップ同士の直接的交渉が大事」)。

 松野氏は拉致問題相を兼務している。この日は、横田さんが通っていた中学校の校門前から横田さんが友人と別れた交差点などを見て回り、「閑静な住宅街で起きたことに改めて衝撃を受けた」と述べた。
 岸田首相が条件をつけずに 金正恩キムジョンウン 朝鮮労働党総書記と直接向き合う決意を示していることに触れ、「トップ同士の直接的な交渉が大事だ」とも強調した。

 これが松野官房長官の、ただのポーズではないことを祈りたいですが、どうも何か、寝ぼけたことを言うてはるようにも思えます。ここは、「救う会」の西岡力会長の、一年以上も前の記事を見てみましょう(拉致問題で「ともに闘ってきた」首相の辞任「とても残念」 「救う会」会長の西岡力氏)。

 安倍首相は北朝鮮に対しては先に圧力をかけ、その後で交渉する「先圧力、後交渉」という戦略で拉致問題に臨んだ。
 これはかなり成功したと思う。まず経済制裁と国際包囲網で、北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)政権にかなり圧力をかけた。さらに安倍首相の努力もあり、米国のトランプ大統領が金正恩朝鮮労働党委員長に拉致問題解決を直接迫るところまでこぎつけた。
 だから、安倍首相は圧力段階は完成したと考え、昨年5月、金委員長に無条件での首脳会談を提案していたところだった。

 間違うたらあかん、「先圧力、後交渉」なんや、と。せやけど結局、それから一年、記事からいうともう2年以上も、何にも変わってへんやんか。と言うことは、圧力は圧力になってへんのとちゃうか?あるいは「中国」やロシアあたりがこっそり支援してて、まだ致命的ではないんとちゃうか、と思えますね。

 そして先月、ちょっとした動きがあった、と(国連報告者「北朝鮮制裁の緩和検討を」 米応じず、決議の拘束力強調)。

 【ニューヨーク時事】北朝鮮の人権問題を担当する国連のキンタナ特別報告者は22日、新型コロナウイルス禍により北朝鮮で飢餓が広がる恐れがあるとして、安全保障理事会に制裁の緩和を検討するよう求めた。ニューヨークの国連本部で開いた記者会見で語った。
 これを受け、米国務省のプライス報道官は22日、「北朝鮮の体制が同国の人権状況に責任を負うのは単純な真実だ」と強調。「安保理の対北朝鮮(制裁)決議は引き続き有効であり、全ての加盟国が決議に縛られる」と述べ、要請に応じる構えは示さなかった。

 そもそも国連の人権委員会はめっちゃ怪しげですからね。「中国」の差し金があったんかも知れません。そしてアメリカ側はこれを無視、と。北朝鮮の国民はたしかに、かわいそうなんかも知れませんが、金正恩は最後の一人になっても自分だけが生き残るつもりやろうから、しゃあないですね。

 こんな無法な国に対して、私ら日本国民にはいったい何ができるんやろかと、いつも心が痛みます。そう言えば今や、北朝鮮への送金窓口になってるはずの朝鮮総連が、まだ存在すること自体がおかしな話ですね。『朝鮮総連に破産申立てを!』という本まで出てるというのに、何で、まだのうのうと存続が認められてるんや?という話ですね。

 「圧力」と言うんなら、日本にはまだまだできることがあるんとちゃうか?とも思えます。先日、「拉致被害者はもう生きていない」などと言うて落選した国会議員みたいな、トンデモ売国奴がまだうようよおる中で、私らはもっともっと声を上げていかなあかんと思いますね。

 ネットでは実は自衛隊は、拉致被害者の救出作戦を持っている、とかいう話もあります。そんなん、わかるはずないやん、ですね。とは言え、「中国」はいよいよ崩壊、世界中がいまだコロナ禍に思わぬ悪戦苦闘、北朝鮮もその猛威に逆らえず、青息吐息。となれば、ついに奪還、救出のチャンスが巡って来るんか?と期待したいところです。

【文中リンク先URL】
https://www.sankei.com/article/20211115-4B7TIWI76BJURAOK7EHUPC32N4/
https://www.yomiuri.co.jp/politics/20211114-OYT1T50113/
https://www.sankei.com/article/20200828-RQVG4PCW7JO2XOSRY7PKKKUX4Q/
https://www.jiji.com/jc/article?k=2021102300268&g=int


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ナニワの激オコおばちゃん

コメント

  1. マスキ より:

    「中国」はいよいよ崩壊・・・私が活動を始めた、30年ほど前から、ず~~~~っと言われています。「いよいよ」っていつですか。もちろん崩壊してほしいですが、希望的観測のような気も否めません。