一体いつになったら岸田くんは、五輪の「外交ボイコット」について発言するんでしょうか。朝日新聞まで言うてます(与野党内から「外交ボイコットを」相次ぐ 首相は明言避ける)。記事では何と、共産党の志位くんまでが声明を出したことを報じています。せやけどきっちり、河野太郎ちゃんのことを最後に書いてましたね。
一方、元外相の河野太郎・自民党広報本部長は13日の講演で「中国の軍事拡大には言うべきことを言わないといけない」としつつ、「中国は貿易の最大の相手国。バランスをとって考えていく必要がある。外交はかけ声でやるものではない」と指摘。「威勢のいいことを言っていればいいとの無責任な声が今増えていることは、大いに懸念しなければいけない」と釘を刺した。
河野家は「中国」さまからは、日本端子で儲けさせて貰うてるんやから「かけ声」やら「威勢のいいこと」は言うな、と。わかりやすいですね。やっぱり絶対に日本の総理大臣にしたらあかん人やな。そして産経新聞は安倍ちゃんのことを報じています(安倍元首相、外交ボイコットは「日本主導で」)。
自民党の安倍晋三元首相は13日夜のBS日テレ番組で、バイデン米政権が中国の人権問題への抗議として表明した来年2月の北京冬季五輪への「外交ボイコット」をめぐる日本政府の対応について「中国に対する政治的メッセージは日本がリーダーシップをとるべきだ。時を稼いでどういう利益があるのか。日本は結局、物事を決められないのではないかと(国際社会に)思われてはならない」と述べ、具体的な対応を早期に表明する必要があるとの認識を示した。
そうそう、「時を稼いでどういう利益があるのか」と。岸田くん、聞いてるか?と言いたいですね。一(いち)国会議員の安倍ちゃん、ズバッと言うてはりますね。そしたら今日(12/14)、もっと過激?なことを言うてはりました(安倍元首相、中国を再び批判 国際フォーラムで講演―台湾)。
【台北時事】安倍晋三元首相は14日、台湾や米国、日本のシンクタンクなどが台北で開催した国際フォーラムでビデオ講演し、「中国のように巨大な経済体が、軍事における冒険を追い求める場合、控えめに言っても自殺的になる」と強調した。
ひえーー。「控えめに言っても自殺的」。こりゃあもう、もしアメリカが台湾と正式国交回復したら、即座に付いて行かなあかんな。岸田くん、付いて行けるか?安倍ちゃんが岸田くんに対抗して突っ走ってるようにも見えますが、何と昨日(12/13)のテレビ番組ではこんなことも(Mi2 @mi2_yes)。
【岸田内閣は長期政権を】安倍晋三元総理大臣「岸田さんは有資格者だ。安倍政権の中枢で支えて頂き、信頼関係もあり評価もしている。これからも出来るだけ長くやってもらいたい。(高市早苗氏について)その次、先を目指して行かれるんだろうと思う」
え?岸田くんに対して「中国」にはさっさと意思表示せえ、と言うておきながら、一方で、出来るだけ長くやってもらいたいって。うーん、ようわかりませんね。安倍ちゃんは策士やからなあ。たしかに今、安倍ちゃんが岸田批判をしたら、マスゴミは大喜びで自民分裂!とか言うて大騒ぎするのは目に見えていますからね。
読売新聞が、岸田内閣支持率62%と持ち上げてますから、とりあえずはこのまま走り、その間に高市早苗さんが着々と力を付けて行く、というシナリオなんでしょうか。つまりは岸田くんは御しやすい人やということですね。
結果的には全然、面白味のない首相で終わってしまうんでしょうが、総理大臣になることが目的であった人にはもうそれで十分、ということなんでしょう。あーあ、アホくさ。とは言え、北京冬季五輪が終わった後ぐらいが一番ヤバそう、という話もあります。
毎日のように「中国」の不動産大手、恒大集団のデフォルトの話が報道されています。今日(12/14)の「宮崎正弘の国際情勢解題」では、
恒大集団は巧妙な手口で政府管理下にはいるだろうと予測される。海航集団がうやむやの内にバラバラにされて政府系に部門売却したように、いきなりのハードランディングは避けたいのだ。
清華大学系の紫光集団も政府主導で再建されると発表された。いずれもが、事実上の倒産をそうでないかのように装い、惨状にいたるのを回避してきた。
と書いてはりましたね。ふむふむ。そして私が入れて貰うてるメーリングリストで、今日の日経新聞のコラム「大機小機」に、とんでもないことが書かれていると非難してはったので、「経済は必ず間違う」と言われている日経新聞ですが、久しぶりに読んで見ました(自由で開かれたアジア太平洋に)。椅子から転げ落ちそうになりました。
・日本に台湾を「国」と呼ぶ政治家が出てきたのは問題だ。
・環太平洋経済連携協定(TPP)に中国、台湾が加盟を申請し、東アジア地域包括的経済連携(RCEP)が発足するのは好機だ。
・TPPに加盟申請したくらいだから、国有企業を抜本改革する覚悟はあるはずだ。
・中国を封じ込める「自由で開かれたインド太平洋」より中国を変える「自由で開かれたアジア太平洋」をめざすべきだ。
いやあ、もう絶句、ですね。「中国」には甘いとずっと言われてはいますが、この期に及んでまだこんなことを言うてるとは、ある意味さすが日経、ですね。バカに付ける薬はあらへん。アホは○ななきゃ治らない。あー、言うてしもたわ。
うっぷん晴らしにツイッターで見つけた画像を貼らして貰いましょう(うめちゃん @iuY0jx47oBZfIlO)。これ、オモろい(笑)。
【文中リンク先URL】
https://www.asahi.com/articles/ASPDG2CDZPDFUTFK020.html
https://www.sankei.com/article/20211214-LW5U27SRQZOZVLL6UGQVSFFSQI/?865918
https://www.jiji.com/jc/article?k=2021121400492&g=int
https://twitter.com/mi2_yes/status/1470402512566239235
https://www.mag2.com/m/0001689840
https://www.nikkei.com/article/DGKKZO78401590T11C21A2EN8000/?unlock=1
https://twitter.com/iuY0jx47oBZfIlO/status/1469093269540052995
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コメント
『インド太平洋』はアジアを含めてですから。
日経は現実を見ず、手前味噌な理念を語るようになりましたね。