正しいことを言い続けるというのは疲れますね。「それでも地球は動いてる」と言うたガリレオの話はどこまでホンマかわかりませんが、後になって正しいとわかっても、虚しいこともありますね。
いきなり大げさな話になりましたが、ダイレクト出版の有料動画「藤井聡の月刊ホンマもん裏トーク」の最新版で、藤井さんが「日本は成長せなあかんのや」と当たり前のことを言うてはりました。
簡単な話、30年停滞したせいで日本は今、世界的にも大バーゲン状態になってるわけですね。ネットでは最近、毎日のように「中国」資本に土地が爆買いされてる話が出て来ます。藤井さんは、こうやって日本は滅びていくんや、とかなり悲観的な話もしてはります。つまりは日本の大安売り、ですね。
日本がそれなりに「高い国」であり続けるためにも、せめて諸外国と同等以上に成長してへんかったらヤバいというわけですね。私が入れて貰うてるメーリングリストの中の人のうちにも、日本はもう、少子高齢化で成長はでけへんのや、という人が少なからずいてはるのに時々、ぎょっとします。
ちゃうちゃう、国債を出して財政出動をしっかりやって、間違うても増税はしたらあかん、さっさと消費税は停止してでも経済を回していかなあかん、というわけですね。それでも財務省は24時間365日、国民から搾り取ることしか考えていません。
誰がどう考えてもこの先日本には、とんでもない景気停滞、大不況、経済崩壊が待ち構えているというのに、財務省は何の痛痒もなく、実質的増税をしようとしてる話が、最近急浮上?している「インボイス制度」の話です。藤井聡さんはこれは有料メルマガで書いてはります(徹底解説:「インボイス」がなぜ、そんなに“ヤバイ”ものなのか。)。
有料なので本来、コピペは憚られるんでしょうが、今回は許してもらいましょう。
そもそも、売り上げ1000万円以下の零細業者には、消費税についての納税義務がなかったところ、インボイス制度が入れば、その分もガッツリ財務省が「巻き上げる」ことができるようになる。
で、そうした財務省が吸い上げる「増税分」を、零細業者、業者、そして消費者の三者でそれぞれに負担する、という事になるのであり、したがって、あらゆる業者と消費者全員が、インボイスによってダメージを受けるのです。
財務省は、業界団体も何も持ってへん、一番力の弱い零細業者をターゲットにして、こんなこともしようとしてるわけですね。その意地汚さに、反吐が出そうになりますね。
零細業者さんと言えば、小さな商店や個人タクシー、フリーランスのデザイナーやタレントさんやエンジニアさん、一人親方さん達です。
こういう零細業者は立場も弱く、経済基盤も脆いからこそ、免税の措置も取られて来てたわけですね。それをいきなり、このコロナ禍も全然癒えてへん今、やろうとしてるわけです。恐ろしい人たちですね。日本人でなくても世界中で、人間は経済的困窮で自殺してしまいます。日本では毎年必ず、万人単位で亡くなってはりますね。財務官僚がそのことを知らんはずはあらへん。
はっきり言うておきましょう。こいつら財務官僚は「人殺し」やんか。なんで今、そんなことをするんや?と。そしたら三橋貴明さんも一昨日(10/23)書いてはりましたね(財務省の増税路線に抗え!)。
インボイス制度導入にせよ、防衛増税にせよ、結果的に、
「フリーランスなどの廃業が相次ぎ、社会が荒廃する」
「防衛増税により、防衛支出が増えたにも関わらず、デフレ化が進み、国民はさらに貧困化する」
という未来が見えるわけですが、財務官僚にとっては、
「それって、俺の出世と、何か関係あるの?」
という話なのでございます。
これが、現実です。
財務省の増税路線に抗おう。これは、我々国民が本来は持っているはずの「財政主権」を取り戻すための戦いなのです。
「言い続ける」のは疲れますが、それでも言い続けましょう。諦めたらそこで終わりや。私ら日本国民は、アホな人殺し財務省に殺されるわけにはいかんのや!たぶんそれ以上にアホな岸田くんは、財務官僚に言われるがままに言うてるだけやとは思いますが、容赦なく批判させて貰いまっせ。
【文中リンク先URL】
https://foomii.com/00178/20221024160502101060
https://ameblo.jp/takaakimitsuhashi/entry-12770771082.html
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コメント
知れば知るほど嫌になる罪務省。どっかの国と一緒。
> 零細業者さんと言えば、小さな商店や個人タクシー、フリーランスのデザイナーやタレントさんやエンジニアさん、一人親方さん達です。
こういう零細業者は立場も弱く、経済基盤も脆いからこそ、免税の措置も取られて来てたわけですね。
その通りですね。
価格転嫁できぬゆえ、結局自己負担。
需要(消費)不足デフレ、又は今の輸入物価高騰要因のインフレ時の増税、国民負担増は、
心情的に、だけでなくマクロ経済的にも悪影響、失政だと国民に理解して欲しいですね。