毎日、人のことをアホやアホやと言うのも虚しい話ですね。お前はどうやねんと言われんように、こちらも毎日、しっかり勉強していくことにしましょう。
岸田くんはしょーむない法務大臣の失言問題のせいで、予定より遅れてカンボジアのプノンペンに行きはりました。ご苦労なことです。もともとの予定では
11日からカンボジアのプノンペンでASEAN=東南アジア諸国連合や関係国による首脳会議が開かれるほか、15日からインドネシアのバリ島でG20サミット=主要20か国の首脳会議、そして、18日からタイのバンコクでAPEC=アジア太平洋経済協力会議の首脳会議が相次いで開かれます。
この中のどこかのタイミングで、習近平と対談するとかいう話が流れましたが、実は「中国」から断られたらしい、という話も流れていましたね。もしこっちから頭を下げて対談を申し入れてたとしたら、また岸田のアホ、と言わなあきませんね。もうこの人には心配しかありません。
さて私が入れて貰うてるメーリングリストで、このところずっと、憲法改正についての論争が続いています。めっちゃレベルが高くて、めっちゃ勉強になるんですが、もちろんMLは私的なものなので転載はできませんので、私が興味を持って理解できた(笑)部分について、書いてみることにします。
私は子供の頃はそれなりに優等生やったので(笑)、いまだに「日本国憲法の3つの柱」は言えますよ。「国民主権、基本的人権の尊重、平和主義」。さて今はどうでしょう。さしずめ「日本国憲法の3つのインチキ」とでも言いましょうか(笑)。
1.コピペだらけで訳文調の、けったいな前文のインチキ
2.「平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して」のインチキ
3.「総選挙」の誤植さえも直さへんインチキ
1は、憲法学者の西修さんも言うてはります(日本国憲法はなぜ「残念」なのか?憲法学者が考える“世界の化石”憲法の「数々の問題点」)。日本国憲法の前文には、アメリカ合衆国憲法、リンカーンの演説、マッカーサー・ノート、テヘラン宣言、大西洋憲章、アメリカ独立宣言といった、それなりにちゃんとした格調を持った英文が使われているわけですね。それらがかなりそっくり、そのままコピペされてるのはもう、有名な話です。
そらそうや、日本のこともようわかってへん若いアメリカ人たちが、10日かそこらで作り上げた文章ですからね。出来の悪い学生のコピペレポート、と私は言うてます(笑)。当時の日本の官僚は、せめてもの抵抗で、わざとしっかりとした訳文調にしたんやと私は思てます。
2は、特に最近、よう言われますね。ウクライナに侵攻したロシア、台湾は武力侵攻するぞと言うてる「中国」、ミサイルを撃ちまくってる北朝鮮も、「平和を愛する諸国民」に入れるんか?という話ですね。
3は亀山満さんが言うてはりますが、第七条四号に天皇の国事行為についての記述があるんですが、その中に「国会議員の総選挙の施行を公示すること」とあります。参議院の選挙は半数ずつなので、「総」選挙ではありませんね。これが誤植、と。
あと、この前亡くなった石原慎太郎さんは、「信義に信頼して」の「に」は「を」やと、ずっと言うてはりましたね。まあそんなインチキだらけの日本国憲法を、後生大事に一言一句変えずに70年も守ってきたけれど、ええかげん、変えるかやめたら?というのが今の私の気持ちです。
私が入れて貰うてるメーリングリストでの論争は、「日本国憲法『無効論』」に関する話です。形としては「日本国憲法」は「大日本帝国憲法」を改正する形で制定された、と。せやけどそれは、GHQ占領中のことやから、国際条約である「ハーグ陸戦条規」に違反してる、というわけですね。
細かい?話になりますが、占領地の法律は尊重せなあかん、と書いたこのハーグ陸戦条規は「交戦中」の規定やから、ポツダム宣言受諾後の日本には適用されへんのや、とかいう反論もあります。そして、「無効論」の人たちが危惧するのは、今回もし「憲法改正」してしもたら、そんなインチキ憲法を認めた上で「改正」するわけやから、そもそも認めたらあかん、というわけですね。
え?そうなると、「憲法改正」ではなくていったん「憲法破棄」?「廃止」?どんな手続きになるんかな?と言うのも私の素朴な疑問です。そして、ちょっと待った、と言いたいのは、「日本国憲法」がインチキなんは、最初からわかってた話なんやから、そしたら何で昭和27(1952)年、サンフランシスコ講和条約で一応「独立」した時に「破棄・廃止」せえへんかったんや?と言うのが全てやと私は思います。
メーリングリストの中でも言うてはりますが、無理やりインチキ商品を買わされて、インチキやとわかってても70年以上使うてたら、もう返品なんかでけへんやろ?ということですね。私はそれはまさしく本のタイトルにもなっている「吉田茂という病・反省」やろうと思いますね。
日本国憲法無効論の、もう一つの考えとして、「日本にはそもそも憲法なんかいらんのや」というのもあります。聖徳太子が作りはった「十七条憲法」も、明治憲法と言われる「大日本帝国憲法」も、当時、脅威が増して来た外国に対して、日本はちゃんとした法治国家なんやと言うことを示すために作ったものやというわけです。
日本国民自身は、別にそんな書いたもんがなくても、ちゃんとまともに、少なくとも二千数百年は万世一系の天皇の下に統一された国家として、みんな仲良く一つ屋根の下に暮らしてたんや、というわけですね。そういう人たちは、日本はイギリスと同じく不文憲法の国になったらええやん、というわけです。
そもそも欧米の「Constitution」を「憲法」と訳したのが正しかったんか?みたいな話を始めると、収拾が付かへんので、この辺にしておきましょう。
現実の憲法改正のスケジュールを考えると、気が遠くなりますね。とにかくまずは「自衛隊」を書き込むんや、と言うと、いやそしたらポジティブリストがネガティブリストにならへんからかえって危ないんや、とか。軍になるには軍法会議が要るけど、それは第七十六条の「特別裁判所は、これを設置することができない」に反する、とか。
それやこれやで、日本国憲法無効論者は、もし、とりあえず「自衛隊」を書き込んだ改正案が出て来て、国民投票になった時には反対するんでしょうか?それやったら共産党や立憲民主党と結果的には同じやんか、と言うのが今の論争の状況のようです。難しいですね。
もしかしたら年内に習近平は台湾を獲りに来るかも知れません。こりゃあ間に合わへんな。ま、そんな時は、実は日本人が大好きな「超法規的措置」で、さっさと対応したらええんや。せやけどその時に総理大臣が岸田くんでは、ぜっっっったいにあかん、ということだけは確かなように思います。
【文中リンク先URL】
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20221111/k10013887431000.html
https://gendai.media/articles/-/94801?imp=0
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コメント
日本国憲法がインチキの類だと、みんなが認識できる時代になったのは良いことです。
これもネットの普及のお陰でしょう。
若い人たちは、自らイニシアチブを取ることはしませんが、物事の良し悪しは理解しています。
ただ憲法改正を行うには、しがらみのない人たちが必要ですが、そんな人は政界には滅多にいませんから困りものです。
憲法改正、ただ自衛隊を書き込むだけだったら改正で良いと思いますが、他もとなると誰が主導権を握るかで中身が変わるので恐いですね、真の日本人がいなくなって野党どころか自民党でさえも帰化人ばかり?それも親中派が勢いを伸ばしてるのに、自分達の都合の良い事を書き連ねるのなら、それはもう日本国憲法では無い訳で・・。
特に維新や国民・・だって本当の所は何を考えてるのか判りゃしないから、改憲自体は良いけど中身の問題に疑問符が付きます。
ふみおさんの<ただ憲法改正を行うには、しがらみのない人たちが必要ですが、そんな人は政界には滅多にいませんから困りものです。>と・・
まさにこれですね。