政府の赤字が減れば、国民の黒字が減って賃金が下がる。今や韓国にも負けてるんや。人殺し財務省。

　私はテレビはあんまり見やへんのですが、昨夜未明のテレビ朝日系「朝まで生テレビ」は、まして夜中の１時半から３時間やし、耄碌が始まってる田原総一朗が大嫌いなので、とてもムリ、です（笑）。せやけど、藤井聡さんが出はることは、ご本人が予告してはったので知っていました。

　そして今日（11/19）の有料メルマガで、予告通り報告をしてくれてはりました（『朝まで生テレビ』にて経済政策の大転換！『経済が十分成長するまで「積極財政＝財政赤字の拡大」の継続が必要』について七与野党討議で概ね合意！！）。有料なのでコピペするわけにはいきませんが、例によって大意を記しましょう。

　今回の番組は、そもそも現状認識として、「日本経済が全く成長していない」「日本の賃金は韓国に抜かれている」「それでも物価高の中で岸田内閣は増税、国民負担増を進めようとしている」「結果日本国民はさらに苦しくなろうとしている」というところから始まったんやそうです。

　実はこれまでの多くの地上波テレビの類似の番組企画では、そこまでの認識までしっかり行ったら、もうそこで終わりやったと藤井さんは言うてはります。つまり、昨日の議論はまずはそこから始まったということを、藤井さんはめっちゃ評価してはります。

　つまり、そこから始まったら次は当然、「こんなことになったのは何故ですか？」という流れになって、藤井さん他のコメンテーターがその理由について議論することになるんですね。そして藤井さんは当然、その原因は緊縮財政と消費増税や、という話をされたわけです。

　途中で片山さつきさんが、安倍さんはプライマリーバランスを改善した、つまり赤字を改善するという成果を挙げた、と言うたそうです。そこで藤井さんは、「政府が財政赤字を減らしたことが、賃金下落の最大の原因」、「政府が財政赤字を減らせば、国民の黒字が減り、必然的に賃金が下落する」、だからアベノミクスは失敗したのだ、と説明しはったそうです。

　そう言えばここ何日か、しょっちゅう紹介している安藤裕さんの動画では、いつも最後に歌を歌ってはりました。歌詞は「政府の赤字はみんなの黒字。みんなの黒字は政府の赤字」。しっかり説明を聞けばわかる話なんですが、まだまだなので、せめて歌でも広げて理解してもらいたい、ということですね。

　わかってる人はもう十分理解している話ですが、上の藤井さんの話に対して、特に番組内で反対意見も無かったそうです。そして何と、放送直後にあるメディア関係者が、「国民経済を救うためにしっかり財政支出の拡大が必要だという点については、おおよそ共通していた。やはりそれだけ今の日本経済が危機的な状況だということなんですね」という感想を、藤井さんに話したということでした。

　もう１０年以上も前から藤井さんや三橋さんが言うてたのに、やっとわかったんか、と私ならキレそうですが、あかんあかん、やっとみんなが、ここまで日本が落ちぶれて来て、何かおかしい、と感じ始めたんや。つまり、やっとこれからオセロが裏返って行くんやと、前向きに考えたいです。

　そしたら今日（11/19）の産経新聞のコラム「田村秀男の経済正解　円安は追い風になってきた」でも、同じ結論を最後に書いてはりました。

　岸田文雄政権は現在の円安がもたらしつつある経済再生の兆候をしっかりととらえ、増税や緊縮財政路線とは決別し、脱デフレを果たす意志を明確にすべきなのだ。内閣支持率は低下する一途（いっと）なのだが、岸田さん、本当は捲土重来（けんどじゅうらい）のチャンスなんですよ。

　あはは、岸田くん、誰かのマネでもええから、「自民党と財務省をぶっ壊す！　財政出動１００兆円、消費税はとりあえずゼロ」にして総選挙をやったら、ボロ勝ちするのになあ。そういえばエダノンがおもろいことを言うてましたね（枝野前代表の「消費税減税間違い」発言　立民内に波紋）。財務省に取り込まれてるな（笑）。

　財務省は日本国民の明らかな敵、なんですが、まあそんな言い方ではなかなか「普通の日本人」には伝わりにくいんでしょうね。少しずつ、少しずつ、何べんでも、何べんでも、同じことを言うて行きましょう。

【文中リンク先URL】
https://foomii.com/00178/20221119132624102144
https://www.sankei.com/article/20221119-DBYR3TCGUVN2PHYDADW5ESGOEA/?104455
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUA060QD0W2A101C2000000/

人気ブログランキング

　↑　政府の赤字は国民の黒字、と思う人はポチっとお願いします。

ツイッターもよろしく

【ナニワの激オコおばちゃん】