私ら日本人は手を携えて、中露北とバイデン民主党に立ち向かわなあかん。萩生田くん、頑張りや。

　私の心の中にはまだ、昨日の林千勝さんの言葉が残っています。「（何も考えずにワクチンを射ってしまった人とも）手を携えて、一緒に戦わないといけないんです」。同じ日本人の被害者なんや、対立、分裂しててどないすんねんや？という話ですね。

　そしたら昨日、これまでの私やったら、またも沸騰してしまうようなニュースが流れていました（自民・萩生田光一政調会長「増税なら解散総選挙」姿勢示す　解散権持つ首相の増税路線けん制か）。

自民党の萩生田光一政調会長は、25日のフジテレビ番組「日曜報道　THE　PRIME」に出演し、岸田文雄首相が決めた防衛費増額に伴う増税を行う前には、衆院解散・総選挙で国民に信を問う必要があるとの認識を示した。
萩生田氏は「いきなりの増税には反対」とした上で、「もし増税を決めるということなら、過去の政権がいずれもそうだったように、明確な方向性が出たときには、いずれ国民の皆さまに、ご判断をいただく必要も当然ある」と述べた。7月の参院選で防衛費増額に触れたものの「増税でまかなうことは約束していない」と指摘。増税前の衆院解散・総選挙について「党としては基本的にそう考えている」とも語った。

　確かに「増税」は言うてへんかったから、「信を問う」のは当然やと思いますが、その先、実は「増税」自体を、今の時点では萩生田くんは否定してへんやんか、と言いたいんです。まあ政調会長やから、自分の考えを言うわけにはいかんのかも知れませんが、ちょっと不安です。

　萩生田くんは数年前、教科書に「南京事件」や「従軍慰安婦」が復活してしもた時の文科大臣やったんですよね。当時から騒がれてたけど、何も動かへんかった印象があります。敢えて火中の栗を拾わへん人のように思いました。さて、今回はどうなんでしょうか。

　ただこれ以外にも萩生田くんは先日、国債に関して画期的なことを言うてました（自民・萩生田氏「国債の60年償還、見直しも」　防衛費財源を巡り）。

　台湾を訪問中の自民党・萩生田光一政調会長は11日、台北市内で講演した。防衛費増額の財源について、「歳出改革のほか、国債償還のルールを見直して、償還費をまかなうことも検討に値する」と語り、国債発行から60年間で全額完済するというルールを見直し、償還期間延長も検討すべきだとの考えを示した。

　これには三橋貴明さんもビックリしながらも、評価してはりました（萩生田政調会長が「国債償還費」について言及した）。そうなんです、アホなことをしてるのは日本だけ、ですね。

　改めて、世界に他に例がない我が国の「国債６０年償還ルール」の問題。６０年償還ルールというか、他国にはそもそも「償還ルール」がないわけです。理由は、国債とは借り換えされるものだからです（財政黒字になったならば、返せば、というだけ）。

　流れが変わって来たんかな？とちょっと期待したいです。藤井聡さんも有料メルマガで「緊縮財政であることが決してカッコイイことではなく、むしろ積極財政であることがカッコイイことなのだという空気が漂い始めているという事実がある」と書いてはりました。

　あ、話それた。萩生田くんのことでした。この政調会長と言う立場上、独断専行はでけへんけれど、事実上、国会で通されるすべての法案の関所におる責任者として、それこそ「手を携えて」広範な支持を獲得せなあかんわけですね。

　せやからこそ、傍目にはもどかしく見えても、各方面の細かな支持を集めようとしてるんやろか。そう思いたいです。そして、ここでそんな「まとめる力」を発揮してもらわんと、安倍派のトップにはなられへんで、と。せやけどそれが出来たら逆に、崩れかけてる最大会派をまとめられるかも知れんということになりますね。甘いかな。

　マスゴミのインチキな「調査」では次期首相候補としては全然名前が上がりませんが、河野太郎や茂木幹事長よりはよっぽどマシやんか。アホの岸田くんは、年明けに内閣改造すると言う話が、出ては否定し、出ては否定しの繰り返しになっています。

　自民党の中でもだんだんと、増税と緊縮はあかん、という空気が主流になって来て、人殺しの財務省の勝手にはさせへん、という流れになってほしいですね。もはや論外の野党と公明党はどんどん置いてけぼりにして、さっさと次に進んでほしいです。

　萩生田くん、注目してるんやで。今ここで立たへんかったら、あんたはもう終わりや。そして実は大注目されてる高市早苗さんを、今こそしっかり安倍派に受け容れたらどうや？ゲームチェンジは一気にやらなあかんのやで。それが出来たらあんたは一回り、政治家として大きくなれると思うで。

　うーん、期待しすぎかな。他に誰もおらへんからしゃーないですね。高市さんがいきなり次、と言うのは現実には難しいと思いますね。次の次、でええんとちゃうか、と。

　あ、タイトルの「バイデン民主党」のことはまたにします。バイデンが癌やと、いよいよ明らかになって来ました。日本はいやでも一定程度、アメリカには従属せなあかんわけですが、それでもここは、上手いこと切り抜けていかなあかん、という話です。

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