確かにNHKは、かなり朝鮮人に乗っ取られていると思いますが、それでも金を持っているだけあって、海外の放送局の優秀な番組を独占?放送したり、共同制作もしていますね。金を出してるのは私ら日本国民なんやけどなあ。あと、私の好きな「動物もの」で、たぶん「ダーウィンが来た」は、カメラマンにめっちゃしっかりお金を出してるように思います。
先日は、アメリカのグアンタナモ収容所のドキュメンタリーがありました。ええーっ。ようそんなところに取材ができたな、と驚きました。『グアンタナモ収容所 地獄からの手記』を書いたモハメドゥ・ウルド スラヒさんという人を中心に取材したものでした。
確認のためにググったらすぐ出て来ますね。「BS世界のドキュメンタリー」の「“復讐”(ふくしゅう)からの解放〜グアンタナモ その後」でした。2022年国際エミー賞受賞作品なんやとか。昨年の9月12日放送分の、再放送でしたね。
政治的な背景はようわかりませんでしたが、印象的やったのは、このスラヒさんに実際に拷問を加えた人や、それを現場に指示する管理職の人たちが後悔しているシーンでした。自分はCIA?FBI?を信じて、上からの命令に忠実に従ったのだ、と。そうすることが正義で、それが国家に貢献することにもなると信じてたのに、裏切られた、という話でした。
番組スタッフは当時の上司(CIA?FBI?)も追いかけて取材してましたが、上司の側の人は決して間違いを認めず、最後は怒り出して立ち去る、みたいな対応でした。私は最近はずっとCIAやFBIをボロクソに書いてますが、現場で働いてるアメリカ人の心の中にはまだ、「正義」や「国に対する忠誠心」みたいなものを持っていたい、という欲望があるんですね。
あ、この「エミー賞」のことはよう知りませんし、そもそもNHKの「BS世界のドキュメンタリー」ではきっちり、「アメリカ 議会乱入事件の深層」として、せっせとトランプ貶しをしてますから、番組全体を評価してるわけやないですよ。せやけど、現場の一般のアメリカ人は、自分は公正でありたい、人としてまともでありたいと願ってることは理解できました。
そうなんや。悪いのは、ウソをついて洗脳する奴なんや、と言いたいですね。今アメリカではトランプさんのおかげで、そしてイーロン・マスクさんのおかげで、多くの人が目が覚め始めて来てるんとちゃうか、と思いたいです。人は生まれながらにして邪悪、なんてことはあらへん、と。
そして急に話が変わりますが、産経新聞の連載で、ガッツ石松さんが出てはります(話の肖像画 プロボクシング元世界王者・タレント ガッツ石松)。めっちゃオモロいです。印象的やったのが連載2日目の「中2で保護観察処分…救われた父の一言」でした。
ガッツ石松さんの家庭は貧しかったけれど、石松さんは子供の頃からケンカがめっぽう強く、中1の時には中3の番長格をぼこぼこにした、とか。いつも腹を空かしていたけれど、父は病弱で、母の日当だけでは6人家族はもう、カツカツやった、と。
これでは腹いっぱい食べることなどできず、物心ついたころには、近所の子供たちとの格差をひしひしと感じるようになりました。小学生になると、農繁期には農家で子守のアルバイトをし、1日5円ほどの駄賃をもらったりしていたけれど、腹を満たすことはできなかった。
そこで「田畑や樹木からの収穫物はみんなのものだ」と勝手に自分に言い聞かせ、サツマイモや柿などを収穫前に拝借して食べたりしていました。仲間と駄菓子屋に行って、自分だけ菓子が買えないと、〝子分〟から「俺にもよこせ」と半分、分捕ったりしていました。でも、よその家の中のものを盗んだり、弱い者いじめをしたことはない。持っている人から応分に〝頂戴〟することには一理あると思っていました。
まさにガキ大将、番長。せやけどきっと、子分からは慕われて、頼りにされて、人望があったということなんでしょうね。そして大人からは「札付きのワル」のレッテルを貼られていた、と。ところが。
私は大勢の子分を従えて、親分を気取っていましたが、厄介なことが起きた。子分たちが警察に補導されると、私に罪を着せようとするケースが頻発したのです。例えば、弱い者から金を巻き上げたある子分は警察で「金を持っていかないと鈴木に殴られるのでやった」と噓をつくみたいな感じです。
鈴木はガッツ石松さんの本名です。この後石松さんは家裁に送致され、厳しく尋問?されたけれど、「身に覚えのない罪状は一切認めませんでした」と。そのズルい子分、日本人か?と聞きたいところですが、ここではややこしいことは言わんときましょう(笑)。
結局、少年院送りは免れ、私は保護観察処分となりました。家裁を出て、帰途に就くときに父が言った言葉が忘れられません。「お前は世間で言われているような悪い人間ではない。そのことは父ちゃんが一番よく分かっている」。救われた思いでした。父は信じてくれていた。あのとき、あの一言がなかったら、私は本当にぐれ切っていたかもしれません。
泣けますね。この後、連載3日目のお話は、家裁からの帰途、付き添いのお父さんと「生まれて初めての外食」で食べたラーメンの話です。もっと泣けます。
今日は取っ散らかってしまいましたが、とにかく、人間は生まれながらに邪悪にはならへんのや、と言いたかったです。日本人、今ここでしっかり踏ん張らなあかんな、とホンマに思いますね。
【文中リンク先URL】
https://www.kawade.co.jp/np/isbn/9784309226439/
https://www.nhk.jp/p/wdoc/ts/88Z7X45XZY/episode/te/1ZL8LWN3K9/
https://www.sankei.com/article/20230202-K6X7QSHNCJLANBGKL4K64R2VWU/
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