最後の大物次官？齋藤くん、♪政府の赤字はみんなの黒字♪は皆知ってるで。ザイム真理教は滅びろ。

　私が何年か前に「覚醒」し始めた頃からずっと読んでるブログが、三橋貴明さんの「新世紀のビッグブラザーへ」です。日本がこの３０年、財務省のせいでボロボロにされて来たことを、ずううーーーっと訴え続けてはりますね。あ、もちろんそれだけやないですが（笑）。今日はこのグラフをコピペさせて貰いましょう（政府が赤字になると、民間が黒字になる）。

　このグラフの右端は2020年、ちょうど「国民一律１０万円」が実施された年ですね。もう３年も前のことになったんですね。そしてそれ以後も政府は、コロナ対策で３年でざっと１００兆円以上を出しているとか。つまりグラフの赤色「政府」の赤字が増えると、上のオレンジ色「家計」や青色「民間」の黒字が増える、と。もう一目瞭然ですね。

　そう言えば前・衆議院議員の安藤裕さんのYouTube動画「安藤裕チャンネルひろしの視点」では、ジングルがわりに「♪政府の赤字はみんなの黒字♪♪」と毎回、歌うてはりますね。貨幣論とか、MMTとか、難しいことを言わんでも、金回りが悪くなって国民が困ってるんやったら、政府はさっさと金を出したら、それだけでも国民、民間は潤う、ということですね。

　せやけど財務省は今、めっちゃ悔しがってるんですね。コロナ禍が終わったら、あれもこれも、それもこれも全部、増税したいと思てるようです。この３０年、間違い続けて来たことを、一切反省してへんし、実はそれが間違いやとも思うてへんのですね。

　そして何と文藝春秋が、「最後の大物次官・齋藤次郎氏が『安倍晋三 回顧録』に反論」という宣伝をしてたのでつい、『文藝春秋』を買うてしまいました。齋藤次郎氏は、まだ「大蔵省」のときの事務次官、１０年に１度の大物、とか。そう言えば文藝春秋は一昨年の１１月に、当時の矢野康治次官の論文を載せて、それが噴飯物やったことは、多くの人が指摘して来ました。

　今回もまた突っ込みどころ満載の「論文」かと期待？してたら、インタビュー記事でした。上の文春オンラインからコピペします。

　2月に発売された『安倍晋三 回顧録』（中央公論新社）は、故安倍元首相が財務省を目の敵にして、厳しく批判していることでも話題を呼んでいる。多くの読者を獲得しているがゆえに、その影響について懸念するのは、元大蔵事務次官の齋藤次郎氏（87）だ。

　安倍ちゃんに恨みがあるんやな。

「私が危惧しているのは、財務省の一連の不祥事や『安倍晋三 回顧録』の内容を受けて、『財務省悪玉論』が世間に広がっていくことです。官僚志望者が年々減少するなか、優秀な人材が財務省を避けるようなことになれば、最終的には日本の国益が揺らぐ事態になりかねません」

　へえー。安倍さんの回顧録をめっちゃ気にしてるわけやな。よしよし。

　退官から約30年、メディアに出ることは一貫して避けてきたが、今回初めて月刊「文藝春秋」のインタビューに答えた。本人は「恐らく、最初で最後のインタビューになるかと思います（笑）」という。

　へえー、最初で最後かいな。そしたら『文藝春秋』の記事の書き出しから、そのことが書かれていました。

　インタビューを受けるのは初めてです。１９９５年の大蔵次官退任以降、様々なメディアから依頼を受けましたが、全てお断りしてきました。

　自分がかつて仕えた３人の先輩から「役人は、辞めた後にあれこれ喋るものではない。絶対に黙っていろ」と、厳しい訓示を受けていた、と。で、この後ペラペラ喋り始めてはるんですが、これまた噴飯ものでした。とは言え、これこそが「ザイム真理教」、一度信じたら二度と考えを変えられへんアホ頭で、こんなんがずっと日本の針路を誤らせて来たんかと、ゾッとします。

　そして、それは何も私みたいな素人の感じたこととちゃいますよ。藤井聡さんが全力で、この記事の批判を有料メルマガで繰り広げてくれてはりました。
■齋藤元財務次官による「安倍回顧録」反論記事に、積極財政派の立場から誠実にお答えいたします。是非ご一読ください（前半）
■（中編）
■（後編）

有料なので、この３篇から一つずつコピペさせて貰いましょう。まず前半

斎藤氏のこの原稿そのものが、まさに安倍さんの
「国が滅びても、財政規律が保たれてさえいれば、それで満足なんです」
という財務省に対する見立てが「真実」であることを、雄弁に物語っているのです！
まさに、語るに落ちる、とはこのことだと言えるでしょう。

そして中編

財務省は、新興宗教さながらの若手官僚に対して徹底的な、誤った理屈を教え込む「洗脳教育」が横行していることを、この齋藤記事は明らかに示しているのです。
これぞ、しばしば財務省が「ザイム真理教」と他省庁の官僚たちや心ある政治家たちから揶揄されている本質的原因です。

そして後編

財務省の皆さん、確かにデフレがなかった齋藤さんの時代には、赤字国債はまかりならぬ、という過剰な規律はまだ何とか守ることができたのかもしれませんが、デフレが20年以上も続き、コロナやコストプッシュインフレや巨大災害、極東軍事リスクなどのあらゆる危機が到来する今日においては、過剰すぎる規律は「百害あって一利なし」なのです。
是非とも、真の「財政の秩序」を取り戻すための財政規律の「適正化」の議論を、虚心坦懐、腹を割って話し合おうではありませんか。

　うーん、抜き出しただけではとても理解できませんね。すみません。ぜひお金を出して（笑）全編を読んでください。ただ、この齋藤さんの記事は、一から百まで間違うてるということは言えると思います。そらそうや。人の話を聞かへん、誤解から始めて他人を批判してる、そんなんでまともな議論ができるわけがありませんからね。

　それでも、藤井さんも言うてはるように、確かなことが一つあります。それは、どうも最近、財務省に対する風当たりがキツいんとちゃうか？とあいつらが思い始めていることですね。気にしてるんです。気が付いて来たんです。よーし、一気に畳みかけて行きましょう。

　ちなみに、最初に書いた三橋貴明さんのブログの、昨日の記事のタイトルは「財務省が狂った！」です（笑）。あはは。

　財務省、一体、何を考えているの？
　なぜ、外貨建て国債など発行する必要がない日本政府が、外貨建て国債を発行する必要があるの？　
　しかも、１６７兆円というとてつもない金額の外貨準備を保有している国が。
　財源確保法もそうですが、財務省は完全に狂ってしまったようです。

　まあ笑うてる場合やあらへんとは思いますが、これからも、「亡国の財務省」のやることは、しっかり監視して行くことにしましょう。

【文中リンク先URL】
https://ameblo.jp/takaakimitsuhashi/entry-12798460268.html
https://www.youtube.com/@andouhiroshi
https://bunshun.jp/articles/-/61871
https://foomii.com/00178/20230412213947107857
https://foomii.com/00178/20230413140904107886
https://foomii.com/00178/20230414211645107940
https://ameblo.jp/takaakimitsuhashi/entry-12798304967.html

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