ホワイト国の話も負けやで岸田。南北朝鮮に核が置かれる時に、何も動けへん日本が捨てられるんや。

 輸出管理の話で韓国を「ホワイト国に戻す」という話は、一昨日(4/26)に既に出ていたんですね(松野官房長官、「ホワイト国」復帰を歓迎)。そしてネットでも一部で大騒ぎ、昨夜公開された青山さんの動画でも説明してはりました(【ぼくらの国会・第513回】ニュースの尻尾「いきなり韓国→ホワイト国を画策」)。さらに今日(4/28)正式に発表されたようです(「旧ホワイト国」へ韓国復帰 厳格な輸出管理、正常化へ―経産省)。

 経済産業省は28日、輸出手続きを簡素化する「グループA(旧ホワイト国)」に韓国を復帰させる手続きを開始したと発表した。経産省は3月下旬、2019年7月に発動した韓国に対するフッ化水素など半導体素材の輸出規制も緩和済み。元徴用工問題を巡り韓国との関係が悪化する中で実施した厳格な輸出管理は全面的に解除され、正常化に向かう。

 何のことはない、3月には規制も緩和されてるんですね。せやから今は、半導体生産に必須の「フッ化水素」は普通に韓国に流れてるわけですね。で、それ自体はさすがに支那や北朝鮮?イラン?には、今は流されてることはないんかも知れません。知らんけど。

 問題は、韓国の前政権、文在寅・北朝鮮媚び媚び政権時代のうちの3年間、報告すべきフッ化水素の横流し先が、いまだに不明なまま、なことですね。日本発のフッ化水素の容器がイランで目撃された話があったとか。

 実は韓国の政権が、極左の文在寅から保守系の尹錫悦に変わって、アメリカはめっちゃやりやすくなってると思いますね。そしてついに先日、「ワシントン声明」なんかを発表してました(米韓首脳会談で「ワシントン宣言」採択…バイデン大統領「北朝鮮の核攻撃には、圧倒的な対応」)。日本のマスゴミ報道は、公式発表をなぞるだけで、真の意味合いは全然理解できてへんように思われますね。

バイデン大統領(右)と尹錫悦大統領=AP

 また、バイデン氏は「北朝鮮の韓国に対するすべての核攻撃は、即時、圧倒的、決定的な対応に直面する」ことを再確認した。米国が今後、戦略原潜を韓国に寄港するなど、強力な兵器を韓国に展開することも盛り込まれた。

 おい北朝鮮、核なんかぶっ放したら国を破滅させるぞ。韓国にはもう核を渡しとくからな、という話ですね。もっと騒げよ、平和ボケの日本マスゴミ、ですね。最初の青山さんの動画に戻りますと、経産大臣の西村康稔くんが、今までに見たこともない表情やったとか。

 自民党の部会も何も全部すっ飛ばして、官邸が頭越しにやって来たそうです。やっぱり日本はアメリカの属国やな。実質的に3月からはブツを渡してるんやったら、この「グループA(旧ホワイト国)」復帰は、単なるメンツの問題やから、なおさらやる必要はあらへんですね。

 尹錫悦は思いっきりアメリカに擦り寄って、アメリカから日本に対して「いつまでもケンカしてるな、仲直りしとけ」とでも言わせたんとちゃうか。知らんけど。なので、本来ならほっといたらええ話やのに、岸田くんはオロオロしてる、と。

 結局それは、自分から何も動いてへんからやと思いますね。憲法改正も遅々として進まへん、安倍ちゃんが命がけで「核シェアリング」の話までしてくれてたというのに。アホ岸田は今度の広島G7で「核なき世界」の話をしようとしてる、と。

 ということで、アメリカはもう、見限ったんとちゃうかと私は思います。上の動画で青山さんは、パブリックコメントにどんどん意見を、と言うてはりましたが、もう負けてるように思います。うーむ。やっぱりガス抜きか。そして官邸は、アメリカも世界も、ものごっついスピードで進んでるのに、まったく付いて行けてへん、とも言うてはります。

 それは正しいですね。ボオーっとしてたら日本は、第三次世界大戦に間違いなく巻き込まれるんや、ということですね。恐ろしい話です。

 そしたら今日の産経新聞のコラム「緯度経度」に古森義久さんが書いてはりました(米権威、日イラン貿易に警告)。この「米権威」とは「トランプ前政権の国家安全保障担当の大統領補佐官だったジョン・ボルトン氏」のことですね。ワシントンの保守系政治雑誌「ナショナル・レビュー」4月下旬号に論文を寄稿し、「日本はイランと貿易取引を続けることでロシアのウクライナ侵略を助ける結果となっている」と断じている、と。まずはイランが悪い、と書きながらも

 そのうえで同論文はイランのロシア軍事支援が明白となった昨年9月以降、G7諸国がイランへの制裁措置をとったのに日本だけは何もせず、「東京とテヘランの間では資金と製品が自由に流れ、ウクライナ戦争の継続とイランの有害な行動を激励している」と日本を批判していた。
 ボルトン氏は従来は日米同盟の堅持論者で日中関係などでは日本の立場を一貫して支持してきたが、今回は日本がイランに甘いと非難する。ただしイランの核兵器開発では日本も国連制裁に同調してきたことを暗に認めながらも、イランのロシア軍事支援への制裁措置を日本に求めるわけだ。

 誰に対してもエエカッコして甘い顔をしてたらあかんで、ということでしょう。

 ボルトン氏は以上のような日本とイランとの商業取引は米国にとっては許容できないとして、日本がイランとの貿易関係を全面的に断つことを求めた。同時にボルトン氏は、この日本とイランとの絆が5月の広島でのG7首脳会議でも批判的に提起されるだろうと述べた。

 ほらほら岸田くん、G7であんたが吊るし上げられるかも知れんのやで、というわけですね。そしたら何と今日(4/28)の「宮崎正弘の国際情勢解題」通巻第7729号で、

韓国、明快に「右」旋回。親米路線を強調したユン大統領の議会演説
   イーロンマスクとの会見し、宇宙センターも訪問

と書いてはりました。さらに同号の書評では国際経済連携推進センター篇『ウクライナ侵攻と世界』(産経新聞出版)を取り上げてはりました。数人の論者のうちの平岩俊司(南山大学教授)氏の論を紹介してはります。

 安全保障を米国に依存しておきながら激しい反米活動を北の活動家らと展開してきた前政権と決別し、ユン政権は、経済での過度な中国依存を減らし、米国との軍事同盟を強化させる方針へ舵取りを転換した。その上で訪米し、バイデンから「北の核攻撃があれば、徹底的に報復する」との言質を得た。この韓国の激変を真っ正面から捉えない日本のメディアの感受性の鈍さ!
 本書で平岩教授はウクライナで北朝鮮はロシア支持に回ったのも「他国に対する強権と専横に明け暮れている米国と西側の覇権主義政策に根源がある」と屁理屈を並べて、国連で北朝鮮を擁護してくれたロシアとの関係強化を狙った。中国への牽制が目的でもある。
 北朝鮮は核実験で国際的に孤立しようともロシアと中国が必ず擁護してくれるとしてきたが、小型核を多弾頭化したミサイルを北朝鮮が保有するとなれば、これまでの話と展開はまったく別になる。

 ほらほらあ、岸田くん、もう状況は刻一刻と変わって来てるんやで。遅い!遅すぎる!韓国の尹錫悦くんのほうがよっぽど柔軟やし、戦略的やんか。あっかんわあー。韓国の大統領にもすでに負けてるで、岸田くん。せめて私ら日本国民は、戦略的な思考をして、間違うても第三次世界大戦の負け組にならんように、しっかり監視せなあきませんね。

【文中リンク先URL】
https://www.jiji.com/jc/article?k=2023042600544&g=pol
https://www.youtube.com/watch?v=bs-p1-PSaxI
https://www.jiji.com/jc/article?k=2023042801065&g=pol
https://www.yomiuri.co.jp/world/20230427-OYT1T50060/
https://www.sankei.com/article/20230428-4JTPEGWDAVIRLLU6HYRQC5OX2Q/
https://www.mag2.com/m/0001689840


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コメント

  1. 日本男児 より:

    大東亜戦争敗戦後の日本愚民愚国に対する反日韓国政府の対日粘り腰・執拗・執念・粘着外交に比べ、敗戦後の日本のそれは、余りに淡泊、御座なり、事勿れ、問題先送り、気後れ、稀薄負け、根気負けと言うか実に交渉事での勝敗に限ってみた場合、全敗の印象しかない様に思う。これは、日韓間だけの交渉事だけではない。おまけに、日本愚民愚国政府は真面に反論したり異論を唱えたり反対したりするようには思えなくて、所謂、「遺憾砲」連打と言う印象しかない。そもそも、敗戦後に於ける現行GHQ占領統治下ハーグ陸戦条約違反平和ボケ憲法押し付けや安保条約他の様々な交渉事万事がこの体たらくだ。即ち、敗戦後の歴代自愚党政権及び省庁等は、GHQ占領軍総司令部等に完璧に骨抜きにされ、腑抜けや根性無しになり日本国家国民の主権・国益・安全・生命・財産・領土・領海・領空・2500年以上に及ぶ歴史・伝統・文化・国体を護持する事を忘れている禄でもない者達だと思っている。そんな連中がやらかした今度の韓国尹政権との捏造「徴用工」交渉の後、急に日韓関係改善すると言う事態が見え始めた。ホワイト国復帰やシャトル外交継続や果ては日韓スワップ条約締結や韓国のTPP加盟まで話が進んでいるとか。一体、この日韓関係改善急変の裏に何があったのか。日韓関係悪化は当然の帰結で日韓断交こそが日本に執り最善の外交施策なのだが、その裏では常に米国が一枚噛んでて米国に執って不都合な日韓離反や対立激化を何とか抑え込む思惑が働いている。日韓関係改善の急変も米国の差し金かと強い疑いを持っている。日本愚民愚国政府(外務省・経産省・財務省等)及び岸田愚相政権のヘタレ振りは、余りに目に余るので一刻も早く政権の座を降りて、取り敢えず高市首相政権への移行を熱望するばかりだ。

  2. あのなのな より:

    起きちゃったからさ、あなたのものではない、、、?
    いちいち説明させるな。

    漢字並べたかたの通りです。

    んでその先、どうしましょう。
    激おこさまの看板も、貴重なのだけれど、
    どう感じています ?

    寒いよ確かに、これさ、
    中身はなんにもありません。
    サロンてきくっちゃべり、なんぼのもんや、商売か。

    変ですが、逸脱しない範囲で   お願いします。

             、、、、、、、、すやすや、、、くさ

  3. みどりこ より:

    韓国をホワイト国に戻すかどうかについてパブコメを募集しています。
    反対しましょう。

    https://public-comment.e-gov.go.jp/servlet/Public?CLASSNAME=PCMMSTDETAIL&id=595123034

  4. naga より:

    アメリカに言われてオロオロするのに何故害務大臣はアレなんでしょうね。
    野に放って派閥を乗っ取られることを恐れているんでしょうか? それなら害務大臣でなくて良いと思いますが。

  5. 理想の国政政党 より:

    理想の国政政党
    ●党首 本間奈々(元官僚、元新党くにもり代表、日本派政治活動家) https://twitter.com/nana0504
    ●副党首 丸山穂高https://twitter.com/maruyamahodaka (元衆議院議員)
    ●幹事長 九十九晃https://twitter.com/ttizumo (日本国民党青年部長、元行動する保守運動、日本派政治活動家)
    ●最高顧問 瀬戸弘幸http://blog.livedoor.jp/the_radical_right/ (自営業、元日本第一党最高顧問、反グローバル運動、日本派政治活動家)
    ●政調会長 添田詩織https://twitter.com/soedashiori (泉南市議会議員)
    ●西村斉 https://twitter.com/HitoshiOfficial/with_replies
    ●国会議員 黒川敦彦https://twitter.com/democracymonst (つばさの党 党首、政治家女子48党幹事長)
    ●立花孝志 https://twitter.com/tachibanat/with_replies
    ●新興宗教担当 大川宏洋 https://www.youtube.com/channel/UCX_nNpl_WxGy17_Yl5zpTrQ/videos
    ●新藤かなhttps://twitter.com/kanashindo (東京都港区議会議員選候補者)
    ●加藤哲史https://twitter.com/ufc_pride_dream (元行動する保守運動、元主権回復を目指す市民の会、日本派政治活動家)
    ●増田真知宇https://matiu.web.fc2.com/ (同志社卒、海上自衛隊幹部候補生学校合格、国民ファーストの会代表)

  6. けん より:

    韓国は、国家機密レベルの半導体技術(情報)をこれまでに数十件海外漏洩しています。
    貿易管理について、まだまだ「レベルA」評価には程遠いと言わざるを得ません。
    ひとたび持ち上げられて、再び情報漏洩や物資の横流し、密貿易などを摘発されれば、
    レベルB以下に転落します。”やっぱり韓国は…”となるでしょう。
    米国は支那と対決姿勢ですから、これまで以上に韓国を監視しています。