毎日が飛ぶように過ぎて行きます、師走、ですね。三橋貴明さんのPR動画を視ました(三橋貴明が語る2024年大総括)(元旦までで消えるそうです)。財務省とはもう10年、戦って来ている、と言うてはりました。
大事なことは、何度でも繰り返して言いましょうね。先日、数学と言うより、算数の話を書いたところ(中学生でもわかる「103÷611×1055=178」)、あんまりウケへんかったような気がしたので、もう一回書きます(笑)。
そもそも、103万円以上稼いだら税金を取られるという、その線を決めたのは1995年でした。その当時の最低時給は611円やった、と。最低時給よりも少ない人には、税金を免除しましょうということで「控除」額が決められたんですね。
憲法第25条には「国民は健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する」と書いてあるからですね。国は貧しい人を助けなあかんわけです。ところが財務省は、この30年間、これを放ったらかしにしてた、と。
そしたらその間に最低時給は1055円にまで上がって来てたんですね。おいおい、その間、何をしてたんや、毎年でも見直さんかい、と言う話ですね。そこで玉木くんたちは比例計算をして、最低時給611円で年収が103万円、ということは、今、時給1055円になったら年収はなんぼにしたらええんや?ということで、「103÷611×1055=178」としたわけです。
ただ単に放ったらかしにしてた、つまり怠慢やったわけなのでこの際、憲法違反にもなるんやから、きちんとしましょう、という、めっちゃ筋の通った話です。反論でけへんで。ところがアホの宮沢洋一は、数字は党の税調が決めるんや、とばかりに、交渉せんかい、と言うてるんです。
そもそも意味がわかってませんね。間のどこかの数字、しかも真ん中でもない、低めの「123万円」と出してしもたわけです。もうケンカを売ってるとしか言えない出し方ですね。今日も高橋洋一さんが、この先色々あるだろうが、こうなったら178万か123万の、どちらかで決まる確率が高い、と言うてはりました(1178回 103万円の壁突破を邪魔するオールドメディア)。
つまりこの先、交渉の余地はなく、勝つか負けるかしかないということですね。そしてそれは政局に直結するわけですね。まだ何が起こるかわかりませんが、これまでになかったことが起こる可能性が高いですね。与党があれだけ惨敗しながら、「今まで通り」のやり方で進めるって、ホンマにアホですね。
なので三橋貴明さんは、「面白い、もっとやれ」とまで言うてはります。そして数字のインパクトは大事と言うことで、これも繰り返しになりますが、私は「どうも国民がうるさいから年間一万円、減税したるわ、ドヤ、と宣う財務省。怒らなあかんやろ国民!」と書きました。
党の税調=宮沢洋一=財務省が出して来たこの123万円で計算すると、年収500万円の人の、手取りでの減税額は「年間」で「1」万円!!なんやそうです。玉木くんの言う通り、178万円やと、減税額、つまり年間の手取り額は「15万円」に増えるんやそうです。「1」と「15」、もう怒るしかないですね、日本国民。
これは三橋さん、さすがやな、と思いました。財務省はホンマは15万円減税せなあかんところを、1万円に下げようと画策してる、という話になるわけです。怒れ!怒れ!ですね。こんなあからさまな話を、しかも何の根拠も無く押し付けるあいつらって、何やねん、と思いますね。
最初の三橋さんの動画の中で、説明してはりました。今回、123万円で押し切らなければ、間違いなく現場担当の財務官僚の奴らは、この先の出世の道を断たれるそうです。「負け」ですからね。いやいや、そうやって日本を30年間貧困化させ続けて来て、自殺者はまたじわじわと増えて来てるんです。あいつら、人殺しやんか、というわけです。
でも三橋さんは、財務省の奴らって、ええ奴が多い、と言うてはります。そうです。家庭的で、家族思いで、家族のために、必死に仕事してる、と。自分の幸せのために、上司に言われた通りのことを、真剣にやるわけです。その結果がこの、日本の貧困化ですね。
私が前に書いたアイヒマンの名前も出て来ました。長くなりますので省略しますが結局、あいつらは「凡庸」なんやと言うてはりました。これは藤井聡さんもずっと言うてはりますね。その「凡庸」が、日本人を30年間、苦しめ続けて来てるわけです。
そして昨日から今日にかけては岩屋外相の暴走がネットでは大騒ぎですが、一方で、石破はもう見限られている、という声もたくさん出て来ています。3月の予算成立後、一斉に動き出すんでしょうか。しっかり監視して行きましょう。(写真)
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コメント
おばちゃんへ:国政政治家や国家公務員の仕事は国民の為、国家の為になっているかどうかという視点が必要です。おばちゃんがおっしゃっていることも三橋さんがおっしゃっていることも煎じ詰めれば彼らは公私混同してその視点が抜けており、国益より省益、省益より私益となっていると言われても仕方がない様ですね。広い意味での公私混同と言えるかもしれません。ここでその対局にあるような例をご紹介します。
トランプ大統領は何故大統領になろうとしたのか、何を目指しているのか、誰と戦っているのか?
トランプ大統領が孤立主義であるとかモンロー主義であるとか、ひどい場合にはアメリカを強力にして覇権拡大を狙っている、とかいう批評家の意見があるらしいですが、そういう方は彼の今までの主張、やってきたこと、やらなかったことを理解できないか意図的に歪曲しているのかもしれません。ロシア疑惑の作り話や数々の工作にも関わらず2016年に彼が大統領に当選した後、「2度とトランプを大統領にするな」(Never again 2016)プロジェクトがディープステーツの総力を上げて国防総省、FBI、CIA、シンクタンク、マスコミなどを主力として取り組まれてきました。マスコミは完全にコントロールしていたのにSNSを抑えなかったから負けたという分析のもと、SNSを完全な言論統制機関にしてしまいました。戦争を止める、新規の戦争はしたがらない彼は彼らにとっては邪魔で仕方がない存在なのでしょう。
彼は億万長者であり酒もタバコも嗜まず、好きなゴルフをして老後を過ごせた彼が何故大統領になろうとしたのか、数々のスキャンダルの作り話をマスコミ総出で垂れ流されながら、作り話のウクライナ疑惑、1月6日議会襲撃扇動で弾劾裁判にかけられ、それでもダメならとありとあらゆる作り話で訴追されながら、その訴訟で資金と時間を無駄使いされながら何故再度大統領になろうとしたのか、次にご紹介する彼の発言をお聞きになればその一端がお分かりになるでしょう。尚、彼は近年の大統領の中で唯一戦争を始めなかった、自分の資産を減らした給料1ドルの人物です。
従来民主党に投票するものと洗脳されていた労働組合、黒人やラティーノの多くがトランプ支持にまわり全米で大勝したのも彼のこの考えが共有される様になったからでしょう。
1 動画:トランプ大統領は何故大統領になろうとしたのか、誰と戦っているのか?
https://www.youtube.com/watch?v=-63_ZRTay4w&feature=youtu.be
2016年10月の選挙戦での演説。老生が翻訳して知り合いにお届けしましたが、今では字幕がつけられています。これは是非ご覧になって下さい。
2 2019年9月24日国連総会での演説:https://trumpwhitehouse.archives.gov/briefings-statements/remarks-president-trump-74th-session-united-nations-general-assembly/
(要約)● 戦争や諍いは他人を自分の意のままに統制したい人と自分のことは自分で決めたい人とのせめぎ合い
● グローバリストに好き勝手はさせない。自国民を大事にし、他の国を尊重せよ
● アメリカも自国民を大事にし、今まで蔑ろにされてきたことに光を当ててきた
● 悪意のある国に食い物にされてきた国際貿易を改革する ● 中国を WTO に参加させた時の言い分は完全に間違いだっただけでなく、世界に禍いをもたらした
● WTOは徹底した改革が必要、グローバリズムの盲信は自国に有害 ● 中国は香港返還時にイギリスと締結した拘束力のある条約を守れ
● イランは世界の安全保障上の大きな脅威、指導者層の権力と利益の追求にかまけず国民のことを第一に考えるべし、脅威が続けば制裁強化 ● 永遠の敵はいない、現在の友好国もかつては敵だった、北朝鮮も非核化を
● 不法移民団を送り出す国も受け入れる国も繁栄の土台が崩れる
● 不法移民団を送り出す NGO は無辜の人々の命や健康を蔑ろにしているだけでなく、犯罪組織を太らせている
● 自分の国の明るい未来に向け全力を投じることを手助け、若者が自国を見捨て他国での生活を目指さずに済むように
● 社会主義や共産主義の目的はただ一つ:支配者層への権力の集中、データと技術の窃盗にも注意
● ソーシャル メディア プラットフォームによる言論統制は民主主義への危険な兆候
● 女性やLGBTQの人々が社会的にも経済的にも役割が広がるように
● 世界中の人々が宗教の自由を、無辜の命も守る
● アメリカ建国時の核心的権利と価値、独裁者を生まない仕組み
● 世界の指導者へ:自国をより良くしよう。自らの文化を大切にしよう。自国の歴史に敬意を払おう。国民を宝だと思おう。自国を強く、繁栄した、道義的に正しい国にしよう。国民の尊厳に敬意を払えば手の届かないものは何もなくなるでしょう
● ここにおられる指導者の皆さん、平和と繁栄への道、自由と正義への道、人類全てにとってより良い世界への道、これらは全て自分の国から始まるのです。
3 2020年7月3日独立記念日前日マウントラシュモア)での演説:https://trumpwhitehouse.archives.gov/briefings-statements/remarks-president-trump-south-dakotas-2020-mount-rushmore-fireworks-celebration-keystone-south-dakota/
(要約)● アメリカ独立の精神を毀損しアメリカを転覆させる左翼の文化大革命が起きつつある
● マウントラシュモアの偉人たちの功績を再認識しよう
● 建国以来大事にしてきたもの、それを壊そうとする運動の背景、意図
● 偉大なアメリカを再認識し団結して建国の理想を胸に前に進もう
激オコ様
いつも有難うございます。
費府の飛行士さんの的確なご指摘に感じ入りました。
財務省、文科省、厚労省、農水省、・・・司法、自民党は完全にグローバリストに篭絡されてしまっているんですね。
自分さえければいい、他人はどうでもいい。そしてそういう自分を分かっていない。公の精神が全くない。
でもそれはわたしたち国民の姿そのものではないか。
歴史を失った国は滅びると聞いたことがありますが、まっしぐらの様相です。
でも私達にはおかしいと見えてきていますね。
私たち自身がなんとかせねば、子や孫のためにこのままではマズイ、マジにそう思うべきとやっと鈍い私も分かってきました。
自民党は駄目です。
寺島孝