毎日が情報の洪水で、アップアップ。いや待て、違う。トランプさんの動きがそもそも「洪水」なんや、と気付きました（笑）。それにしても、メルマガで毎日発信してはる宮崎正弘さんはスゴいですね。本質をズバズバ刺してくれてはります。
第８６６４号の書評コーナーで、森村進『正義とは何か』（講談社現代新書）を取り上げてはりました。なるほど、今トランプさんがやってるのは「常識（コモンセンス）革命」とも言われているから、ということですね。でも「常識」って、実はみんな違うよね、日本でも、ということでもあります。
トクビルが言ったように「多数派の専制」がアメリカの民主主義である。これも日本とは決定的に異なる。日本は神話時代の天照大神が安の川原に神々をあつめスサノオの追放をきめたように合議を重んじ、反対派の意見も無視しないで、どこかに妥協点を見出して譲歩するという総調和型である。
日本とアメリカで民主主義の実態もこれほどの懸隔がある。
そうですね、日本とは決定的に違う、と。そして宮崎さんは次の第８６６５号の書評コーナーではズバリ、トーマス・ペイン著、角田安正訳『コモンセンス』（光文社古典新訳文庫）を取り上げてはりました。
そもそも、ペインの『コモンセンス』は檄文である。
英国からの独立戦争に立ち上がれと民衆を鼓舞するパンフレットである。アジビラに毛の生えた程度のものだが、当時のアメリカでこれほど独立の意義を理論づけたし書物はなく、恐らく唯一無二だったのだ。当時、大ベストセラーとなった。それゆえ歴史を換えた古典という評価をうけるのである。
読み返すと歴史への洞察も具体的な研究成果もない。ホントにアジビラである。しかし表現に力がこもっていて文章は平明である。
へえー、「アジビラに毛の生えた程度」（笑）。さすがですね、宮崎さん。そしたらその号の（読者の声１）（大阪の竹本）さんが「トランプ大統領就任1カ月」と投稿してはりました。上で私は「洪水」と書きましたが、そんな洪水でもさっさと整理できる人もいてはるんですね。
そもそもこの宮崎さんのメルマガには大量の？投稿の掲載の積み残しがあるんやそうです。スゴいですね。この竹本さん？の超長文の中に、ウクライナ戦争について書いてはった部分は、今の「トランプ革命」の「ビックリ」で、本質的やと私が思える部分があったので、少しだけ取り上げさせて貰います。
いまスイスの高級リゾート等はウクライナ人ばかり、エルメスを億円単位で買い漁るのはウクライナ人、ポーランドでスーパカーに乗っているのもウクライナ人です。アメリカの支援を食い物にしてウクライナは正当性を失っています。
ただし、1990年代独立以降、ウクライナはヨーロッパの最貧国であり、破綻寸前で融資のカタに農地等をブラックロック等が支配する死に体の状態が続いていました。それを考えると、ウクライナが独り責を負うのは気の毒な気がします。少しでもまともに生きて行けるよう、トランプのお情けにすがるしか無いのかも知れません。（個人的にはここに注目しています）
ひえーー。世界では、そして日本ではもっと、報道されへん部分ですね。そして何と今日、世界中がビックリ仰天のニュースです（プーチン氏望めば「ウクライナ全土を手に入れられる」 トランプ氏、ロシア側の優位性示唆）。
そしたら何と、宮崎さんメルマガの第８６６４号に戻りますが、（読者の声２）（PB生、千葉）さんが、「ウクライナ戦争について、ロシア系イスラエル人にして正教徒、イスラエル・シャミールの1月18日の【戦争の謎を解き明かす】という記事がある。ロシア寄りかもしれない。」と紹介してはりました（Unravelling the Mystery of War）。
記事ではスウェーデン在住のZ教授(仮名)との対話の形式をとるが、英国の人口を8000万人(実際は6800万人)とか英国の主要輸出品に農業が出てくるところなど、コメント欄では「自演では？」とのツッコミもある。
不可解な要素としては、
・ なぜロシアは西への動きをこれほどゆっくりとしか進めないのか？
・なぜ迅速で決定的な攻撃がないのか？
・米国と英国の真の計画とは何だろうか？
・米国はロシアを弱体化させたいのだろうか？
これらの疑問に対し、Z教授は、ウクライナ戦争は、米ドルを巡る米国対欧州の戦争であると仮定した場合のみ、理にかなっているという。米国はウクライナ問題でロシアを叩き、EUを疲弊させる。ロシアが本当に負ければ国家分裂に核の拡散の問題もある。一方、英国は米国とEUの両方を疲弊させようとしている。
ひえーー。深いですねえ。そして話は、昨年の映画『Civil War』につながります。多分、日本人はさっぱり分からんと思いますね。
周知の通り、今やアメリカは、ウクライナ勝利というレトリック上の目標さえ放棄した。 アメリカは、ウクライナに領土の喪失を受け入れるよう説得しようとしている。 アメリカは、領土の喪失はロシアの勝利であると常に主張してきた。
米露の基本合意は、アメリカが欧州を見捨て、その保護をロシアに委ねる。その見返りにロシアは中国と軍事同盟を結ばない。しかし、単に欧州をロシアに引き渡すことは現実的ではない。プーチンは戦争でこの特権を勝ち取らねばならず、その勝利は外から見て本物に見えなければならない。これは、チャンピオンが予め決定されている設定試合 set-up match のようなものだ。
いやあ、これさえも、作られたストーリー通り、ということなんか？とビックリです。知らんけど。まだまだ話はいっぱいあります。もう一つの大きなテーマは、暗号資産のことですね。順序が逆になりましたが最新の第８６６５号で、宮崎さんの本記事タイトルは「高関税、法人税減税、鉄鋼・アルミに２５％関税、暗号資産 現れたトランプ経済ブレーンの三人衆」でした。その最後の部分です。
日本が注意すべきは４０年前のプラザ合意のように、つぎにドル円の為替レートを調製するであろう「マルアラーゴ合意」を構想しているのがミランという情報である。
強引に、なすすべなく握らされた「プラザ合意」で、日本は没落させられたというのは、それこそ今や日本人の「常識」ですが（笑）、そんな衝撃が待ってるかも知れん、ということですね。うーん、やっぱりいろんな意味で、洪水に溺れそうですね。ホンマにうかうかしてたらあかん！！
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コメント
https://youtu.be/19X-u1pJVS8?si=AXtFtwypUgWJO3zl
おみそチャンネルの直近の動画です。
こちらの動画を最近見るようになりましたが、パソコンで見ている間に、激しく いいねが増えていく動画がありました。
今回の動画も、USAID、ワクチン、メディア等の問題からさらに深刻になっていく今の日本の状況について発信すると同時に、現在にも通ずる戦前から戦中、戦後日本の置かれていた状況について歴史的観点からの発信もされています。まだお若いのに(私などから見れば)なかなかの発信だと思いました。
長い動画ですが、一見の価値があると思いまして、ご紹介させて頂きます。
おばちゃんへ：
＜（プーチン氏望めば「ウクライナ全土を手に入れられる」 トランプ氏、ロシア側の優位性示唆）＞
ご紹介の記事を見てみてびっくり。何とワシントン発の間違い記事で有名な産経の記事ではないですか。しかも書いたのは塩原永久という方。昨年１２月からワシントン支局長。この方はあの有名な黒瀬さん（クン？）がワシントン支局長の時彼の下で特派員だったお方です。ニュースソースはフォックスニュースラジオでのトランプインタビューと書いていましたからオリジナルのラジオニュースを聴いてみました。（https://radio.foxnews.com/2025/02/21/president-donald-trump-on-his-frustration-with-zelenskyy/）
財務長官をウクライナに派遣して停戦交渉の下準備をしようとしたが無駄足だった、ゼレンスキーは過去３年間しなくて良い戦争をし続けた自国の若人を大勢死なせてしまった、停戦に向けても一切努力をしなかった、バイデンも然り、マクロンも然り。今でさえゼレンスキーは停戦交渉の邪魔にすらなっている。このまま何もしないのであれば、ロシアがその気になれば全国縦断されてロシア領になってしまいかねないのになんら手を打とうとしないのは変じゃないか？と言った趣旨の発言でした。要するに選挙を拒否して大統領の座に座り続け、何もせずに手を拱いて私腹を肥やしているゼレンスキーが大統領のままではウクライナの国民がもっと死んでしまい可哀想だ、ということを言っています。これを塩原さんはあのような記事に仕立て上げる特殊能力をお持ちなので２年ぶりにワシントンに復帰されたのでしょうね。
ウクライナはヨーロッパの最貧国であり、最も汚職の激しい国、国民は嘘つきの天才、ということがヨーロッパの常識でした。あの国に関われば不幸になるとまでいう人もいました。ロシアがウクライナを狙っていると勘違いしている人もいるようですが、シカゴ大学のミアシャイマー教授（ユダヤ人、この関係の第一人者）はこう言っています。「ロシアはＮＡＴＯは東側に１インチも動かさないと言ったベーカー国務長官の約束を守って欲しいのだ、少なくともウクライナはロシアと西欧とのバッファーにすると言った約束を守って欲しいだけなのだ。逆にロシアを潰したいのであればロシアにウクライナを併合させれば良い。腐り切ったウクライナを併合した国は確実に崩壊するだろう」https://www.youtube.com/watch?v=JrMiSQAGOS4
いまだに多くの人が持っている誤解は、この戦争が２０２２年２月に起こったと思っていることです。肝心のＮＡＴＯの事務局長が欧州議会で戦争が始まったのは（アメリカのヌーランド国務次官補などが嗾けたマイダン革命／クーデターがあった）２０１４年と認めています。これがわからないとトランプが言っていることも理解できないかもしれません。このことについてはおばちゃんの２月１４日の記事”一発の弾も撃たずーー”のソロさんのコメント欄への参考として老生がコメントしたもの（真ん中あたり）をご参照下さい。
>これを塩原さんはあのような記事に仕立て上げる特殊能力をお持ちなので
費府様、一次情報をお知らせ下さりありがとうございます。
産経は黒瀬に引き継いて、酷い反トランプ記事を載せるんですね！
>いまだに多くの人が持っている誤解は、この戦争が２０２２年２月に起こったと思っていることです
戦争の発端を認識すれば、メディアが刷り込もうとしている>ロシアが小国ウクライナに一方的に攻めてきたという報道の嘘がわかり、ウクライナが今までの戦争の停戦のための約束を破ってきたこともわかりますよね？
さきちゃんへ：
おっしゃる通りです。どっちが善でどっちが悪と決めつけてしまうと判断を間違うことが多いものです。マスコミはそれを意識して刷り込みをしようとしています。歴史を少し振り返り事実はどうだったのかを調べるだけでも視界が広がることが多いものです。さきちゃんはさすがです。
恐れいります。
費府様に共感して頂いて嬉しいです。
でも普通の主婦が手軽にアクセス出来る情報に対して自分の感じている事があながち間違ってはいなかったのだと自分自身を納得させてくれるのが、費府様が発信して下さっている一次情報のファクトだった事が度々ありました。
今回もそうでした。ありがとうございます。
250223-１ 米露会談は丸っきり今迄表出していた情勢の裏筋をなぞったものですね
お早う御座います ソロです。
費府さんのからの情報を読んで、成程やはりそうだったのか！と、納得が行きました、矢張り、CIAの広宣機関と化した米国産經が創ったFake World だったのすね。こう言う展開がどこかに隠れていると言う予感はしていたので、そんなに驚きはしなかったが、やっぱり残念ですね。 日本のメディアは全て、戦時中の謀略放送並みに成り下がったのですから。
此れは読売が、弱小産經の看板を盾に頼っていると言う真に見苦しい構図なのですから、この時点で読売は表舞台に立てない腰抜けだと、自分で位置付けた様なモノ、これが日本でバレないと思い込んで居る様で、彼らの頭の中身の程度が知れますね。 一体何嗚為に米国くんだり迄行って、バレバレのプロパガンダ活動をしているのか？ 中二病じゃ無いの？
費府さんの米国情報は、日本の世論レベルにはキツ－イ１発でしたね。 現座の日本は確かに周回遅れだったが、実は２～３周も遅れていたのが、費府さん達の情報で、この頃、やっと１週目の最後尾が見えて来た様な状況かと、だから、宮崎氏を始めとするプロの評論がそのまま腑に落ち始めたのだと、私自身は思っています。
私はづ画は一切見ないのは耳が悪い締も悪いので、と言う所為も有りますが、そう言う状態で多くの丈夫が詰まっている動画を見れば、却って混乱が酷くなりそうだったからナノです。 此れも、自分の頭の容量を知らされた身障者の戦略だと思っています。
扨、米露会談ですが、ウクライナの動きが３年間変わって居ないので、此奴もパペットだなと思ってはいたが、ウクライナの国民迄此処迄腐っていたとは知らなんだｗ 岸田始め、日本国民はまんまと「して遣られ」ましたね。 或る程度は予想していたけどね。 まず此れで世界中からの信用を失いと同時に同情も消えて終いましたから、復興はドゥするの？
一番責任が重いのは、散々戦争を煽り立てたDS に相違ないが得意のトンズラをかましているので、結局は爆撃や侵攻で街や人間を壊したロシアと言う事になるが、其れで、何時ものDS の「やり逃げ」の狡猾さを罰する事が出来ない。 なので、トランプ氏の「ロシアが望むなら、ウクライナ全土を領地にしても好い」は多分のアイロニ－が混じっている。
現実問題として、其れは無理だろうから、この結果になるのならもっと早く行ってほしかtr田と言うのが正直な処だろう。 然し、顕在している双方の被害状況から云って、事実上の践祚言うのプラン名－だったDS 側は、確かに物的損は皆無だろうが、その現実に影響を及ぼす力の程度は、再起不能に成っているぃる。
世界大戦終了時にも、欧州は前の大戦以上に焼け野原になっていたが、幸い米国本土は無傷だったから、DS は米国に鞍替えして、現在の地位を築いたのだが、今回のトランプ革命はその敗戦よりもネガティブな要素がキツイのは、情報が世界に伝わる即も、祖の深度も、そして、伝わる相手も、桁違いに広範に成っているので、信用の回復は絶望的だ。
その現象が、早速共産シナや北朝鮮の様な雑魚レベルの政治力しかない共産勢力にすら、その鼻毛を読まれている有様だから、DSの権威失墜は、欧州全土のリバイバルyより数倍難しい、で、科学的な知識に依拠して発展して来たのに、「地球温暖化」と言う「半分は真っ赤な嘘」を欧州の復活もに賭けた、物理学博士のメルケルですから話に成りません。
その上で、露ウ戦争の「責任の所在が無い」実態が判明したのですから、是も、欧州の交配の一因に成ろうが、怖いのは此れから小氷期の最盛期に突入する地云う科学的予想が有るのに、世界は未だ気付いていないと言う間抜けぶりだが、此の悲惨な状況を齎した、マスコミの卑劣な日和見主義だと結論図けられるだろう。 之で世界中のマスゴミも終了です。