

なかなか「毎日投稿」が出来ずに申し訳ありません。実は調子が悪いのではなく、その反対で、想像以上に回復が早いので、何と今日から「職場復帰」したんです。あ、内容は伏せますが、去年の今頃から、朝~夕(5時)まで、一応拘束のある職場にいます。
こんなポンコツ老人でも雇ってくれる職場があったんです(笑)。しかも割と自由度が高く、大きな声では言えませんが、こっそりパソコンも覗けたりします(笑)。とはいえ今日は、二か月ほどの御休み明けということで、いろいろと「引継ぎ」があり、ブログ投稿まではいきませんでした。
それでも皆さんのコメント欄へのご投稿は毎日楽しみに読ませてもらってます。一つだけ、笑ってしまったご投稿はこれです。波那さんの「ノーベル平和賞は左翼が貰う物。イランの核施設破壊作戦が明らかになってから色んな人がトランプがノーベル賞受賞だと言い始めてるけどトランプがバッサリ(笑)」に付けてあった、トランプさんの動画です。

そして、たぶん時間的にはこちらの方が後やと思いますが、これです(【ぼくらの国会・第983回】ニュースの尻尾「トランプ大統領 イランを攻撃してノーベル賞を狙う」)。

青山さん、アウトーーー!ですね。ここら辺が青山さんの限界やと思います。あ、でも私は青山さんを応援していますよ。国会で、言うべきことをしっかり言える、数少ない人ですからね。でもやっぱり情報はしっかり取らなあかんなーと思いますね。あ、拙ブログに集う皆さんにはいつも助けていただいております。
今後とも何卒よろしくお願い申し上げます。体調はどんどん、前の元気だった頃に戻って来ていますよ、というご報告でした。いつも有難うございます。乞うご期待、と結んでおくことにします。
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コメント
ノーベル平和賞は左派の儀式――そう思ってる人は少なくありません。オバマもEUも、結果より「姿勢」で貰ったようなもの。トランプがいくら外交成果を出そうが、彼の「キャラ」が賞にそぐわないらしい。でも今回のイラン核施設破壊の件で、「やっぱりトランプだった」と見直す声も出てきました。で、当の本人は…「ノーベル賞?ハッ!笑っちゃうね」とバッサリ。賞なんぞより実を取る、皮肉が利いてて逆にカッコいい。
主なノーベル平和賞受賞者と背景
◉ 1973年:ヘンリー・キッシンジャー(米)&レ・ドゥクト(北ベトナム)
・理由:ベトナム戦争の和平合意(パリ協定)への貢献
・背景:米国のイメージ回復狙い。実際には戦争は継続し、レ・ドゥクトは受賞を辞退。ノルウェー国内でも強い批判あり。
◉ 1994年:アラファト(PLO)、ラビン(イスラエル首相)、ペレス(外相)
・理由:オスロ合意による中東和平プロセス
・背景:和平実現の象徴的瞬間だったが、結果的にはプロセスが破綻。イスラエル国内ではラビン暗殺に繋がり、長期的には逆効果だったとの批判も。
◉ 2002年:ジミー・カーター(元米大統領)
・理由:国際的な調停や人権活動への長年の貢献
・背景:ブッシュ政権のイラク攻撃方針に対する間接的な批判として贈られたとも解釈されている(当時のノーベル委員会委員長が発言)。
◉ 2009年:バラク・オバマ(米大統領)
・理由:核なき世界の理想と多国間主義の提唱
・背景:就任1年目で実績ほぼ皆無の時点での受賞。希望と姿勢を評価した形だが、「期待先行」で空虚だったと批判されることが多い。
◉ 2012年:欧州連合(EU)
・理由:欧州における長期的な平和の維持
・背景:当時はEUが経済危機で分裂的状況(ギリシャ危機等)。むしろ内紛や格差が広がっていたため「政治的プロパガンダ」と受け止められた。
◉ 2014年:マララ・ユスフザイ(パキスタン)&カイラシュ・サティヤルティ(インド)
・理由:子どもの権利と教育の推進
・背景:人道主義的には明快な受賞。だが、マララはタリバンやイスラム過激派批判の象徴として西側メディアに利用されている側面も。
◉ 2021年:マリア・レッサ(フィリピン)&ドミトリー・ムラトフ(ロシア)
・理由:言論の自由の擁護
・背景:プーチン政権とドゥテルテ政権に対する「報道の自由」からの対抗姿勢。冷戦的価値観の延長とも取れる選考。
総評:ノーベル平和賞の「傾向」と「政治性」
✦ 西側中心の価値観 :民主主義、人権、報道の自由といった「西側リベラル」の価値観を重視する傾向
✦ 政治的メッセージの発信手段:米・中・ロ・中東などの強権的体制や戦争を牽制・批判する役割も担う
✦ シンボリズム重視 :実績よりも「象徴性」や「希望への投資」を評価することがある(オバマなど)
✦ 受賞後の失敗例も多数 :受賞者の多くがその後に評価を落としたり、戦争や混乱が継続したケースも
近年の傾向と今後の注目点
・SDGsや気候変動、人権、フェミニズムといったテーマに沿った人物・団体が受賞する傾向が強い。
・対中国、対ロシア、対イスラム過激派といった「地政学的対立の中での価値観戦争」の延長として選ばれることもある。
・トランプのように実際の外交成果があっても「国内外での分断象徴」という理由で無視されることもある。
結論
ノーベル平和賞は「善意」だけでは語れません。むしろそれを通じて、世界に向けて政治的メッセージを発信する装置としての役割を持ち、しばしば「実績」と「価値観の一致」が天秤にかけられます。だからこそ「なぜこの人が?」という声も多く、それ自体が国際政治の鏡とも言えます。