

少し前のニュースで、世界地図を「メルカトル図法」ではなく「イコールアース図法」に変えようという国連決議が採択されたことが報じられました。ここは意図がわかりやすい報道画像を選んだら、毎日新聞になりました(笑)。グリーンランドは小さいですね。

アフリカ諸国は、メルカトル図法がアフリカが政策や教育で過小評価される要因の一つになっているとして、実際の面積比が反映された「イコールアース図法」の採用を求めていた。
4日の総会では日本を含む164カ国が賛成し、米国のみが反対。6カ国が棄権した。ロイター通信によると、米国は今回の決議が「思想的」なものであり、国際平和の実現に役立たないと主張しているという。
なるほど、アフリカ諸国が求めていたんですね。確かにアフリカは巨大です。今の私ら日本人の多くは「日本列島なんて極東のちっぽけな小島」という自虐史観で教えられているので、ピンとこない人も多いことでしょう。
でもネットではもうずいぶん前から「thetruesize.com」というサイトがあって、日本列島をそのまま世界中に移動させて、その大きさを比べることが出来ますね。私はいちびって、ちょっとやってみました。
左上から「対アメリカ、カナダ/対インドネシア、オーストラリア/対ヨーロッパ/対アフリカ」における日本はこうなります。ちなみにアフリカの図にある黄、橙、青の三国は、アメリカ、「中国」、インドです。いやあ、この3国あわせてもアフリカにすっぽり入るんですね。アフリカ、デカい!

逆に、ヨーロッパはデカい顔してる割にはめっちゃ小さいやんか、と思いますね。ところでこの話にはオマケがあって、産経が報じました(<独自>国連推奨「イコールアース」地図、北方領土を露領と同色で表記 誤認識広がる恐れ)。

あー、これはアウト!ですね。でも、外務省はいつもながらのお役所仕事です。
日本の外務省で国際機関を担当する専門機関室は産経新聞の取材に対し、「国連の採択は地図ではなく、地図の図法に関するものだった」とした上で「北方領土に関する政府の立場は不変で、必要に応じて対処する」としている。
そしたらたまたまでしょうが、同じ今日(9/10)の産経の「正論」に、拓殖大学名誉教授・下條正男さんが寄稿してはりました(領土めぐり「新しい戦い方」を)。
日本では、尖閣諸島に「問題はそもそも存在しない」とし、竹島問題では「明らかに日本固有の領土」とし、北方領土問題では「ロシアとの間で強い意思をもって交渉を行ってきています」として相手を見ずに一方的に日本側の見解を主張してきた。
島根県の「竹島の日」条例の時もそうだったように、外交戦を避けたのは日本では国際法的に正しければ正しいとの思いが強いからだ。だがそれでは国際法というドローンを装備しても操縦術を知らないのと同じだ。
私は、日本はこれからただひたすら軍事力を付けて、核も持って、絶対に負けへんだけの強国になるんや!といつも言うてますが、下條さんは冷静ですね。それこそ「孫氏の兵法」で行け、ということです。最後のところもコピペさせて貰います。
日本国際問題研究所では歴史研究に基づいた竹島、日本海呼称問題、尖閣諸島に関するウェブ上のセミナーを公開している。それはドンパチとなる前に歴史戦と認知戦で使うことができる。平和国家日本には、戦わずして相手を屈服させる戦い方があってもよい。

まだまだ舐められてる日本、やらなあかんことはいっぱいありますね。
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