私はご縁をいただいて「フジ住宅裁判」を応援させて貰うてますが、そこから派生した「ブルーリボン訴訟」ももちろん、応援しています。先日の記事「ブルーリボンを外さへんかったら裁判は開けへんぞと平気で言う裁判官がホンマにおる。ここは日本。」で、2月4日の裁判の傍聴券獲得のご協力をお願いしましたが、まだそのご報告ができていませんでした。
ただ実は、当日の裁判自体は、10分そこらで終わってしもたんです。それでも次のスケジュールが決まったので、ここにお知らせも兼ねて、ご報告させていただきます。元東京都港区議の山本閉留巳(やまもとへるみ)さんという人が当日傍聴されていて、ご自身のフェイスブックで簡潔に報告してくれてはりました。
今回は原告側からの準備書面を3月25日を期限として提出すること、それに対して被告である国側が、5月末を期限に提出することとし、次回の法廷を6月10日とする事が決まり閉廷致しました。
え? 3/25と6/10のスケジュールが決まっただけ?みたいな話なんですが、そうなんです。私もようやく最近、裁判は「準備書面」をやり取りするんやなあ、とわかって来ましたが、そのことについても山本さんはちゃんと説明してくれてはります。
日本の民事訴訟では、口頭弁論での主張の準備のため、自らの申立てを基礎づける主張並びに相手方の請求及び主張に対する陳述(答弁、認否、反論等)を記載した準備書面(民事訴訟法第161条)を、期限を決め裁判所を介して原告・被告の間でやり取りする方法で進められます。
そういうことかー。で、次は何と6月10日、えらい時間がかかるんやなあ、と思いますね。そうなんです、裁判て、めっっっちゃめんどくさいんです。この山本さんは東京から駆けつけて来てくれてはりますし、前回に引き続き、行橋市議の小坪しんやさんも、それこそ行橋市から駆けつけて来てくれてはりました。
小坪さんは地方市議として「戦う」立場ですね。2/7にアップされた記事(ブルーリボン訴訟の推移。反撃、地方議会。)で、少しだけ手の内を教えてくれてはります。最後の方で、はっきり書いてはります。
あまり、地方議員を舐めないほうがいい。
ひえーー!小坪さんのこういうところが迫力があって、カッコええので、大好きです(笑)。当日、小坪さんと行動を共にしてはったのは、堺市議会の西川良平さんと、東大阪市議の野田しょう子さんでした。その西川議員は、私と同じく裁判所からブルーリボンバッジを「外せと命じられた」うちの一人です。
実は、西川良平議員は、実際にブルーリボンバッジを「外された」議員です。
大阪地裁堺支部は、政令市である堺市に設置された、国の公共施設のようなものでしょう。政令指定都市は、国の直轄です。
西川議員は、市議会の議場において、堺市長に対し「堺市民や堺市議が、仮にブルーリボンバッジを外せ等と言われた場合、市長は抗議するか?」という質問を行っており、明確な答弁を得ています。それはたった一行に凝縮されているのですが、その意味するところは徹底的に執行部と打ち合わせています。
弁護団に対し、これらのニュアンスや市の在り方についても詳細を報告して頂きました。
次回の訴訟については、西川議員からも陳述書を用意し、証人として出廷する覚悟があることを、弁護団に宣言されました。私は、その会議に同席するべく大阪に行っていました。
やったー。議事録やら陳述書といった「武器」を、いっぱい提供してくれてはるわけですね。さらに証人としても立つ、と。もちろん、裁判所と被告(国側)がグルになってる可能性は大いにあると私は勝手に想像していますが、それでもどこまでこの「武器」を、裁判所側は拒否できるんやろか。
いやあ、喰らい付いたら離さへん小坪さん、めっちゃ面白い展開になりそうです。
私たちは司法には介入いたしませんけれども、いずれにせよ予算は編成され裁判所は運営されておりますので、「ここは何を考えているのかな??」という、あくまで”立法側”の反撃を行うまで。
つまり、法務大臣への直訴も含め、好きなことをやらせて頂く。
司法は、立法に属する者の行動を制限する権限を有さない。三権分立は、厳格に守って頂こう。こちらは介入しない、しかし、そちらも介入するな。
裁判自体は弁護団が考えて進行して行くわけで、小坪さんとしては「武器」はいっぱい提供しながらも、自分は自分でやることをやるからな、という話ですね。手の内を明かして大丈夫なんかな?とも思いましたが、そんなことは先刻承知、こっちはこっちで立法側としての戦い方があるんや、というわけですね。
そして一番重要な、フジ住宅のホームページが2/8に更新されています(令和4年2月4日(金)第6回『ブルーリボン訴訟』についてのご報告と、今後の日程について。)。最初に少し触れた「準備書面」の、当日(2/4)に提出されたものの全文を公表してくれてはります。
フジ住宅裁判の原告側が先に「へイトハラスメントストップ缶バッジ」を着けて入廷してたのを、最初は放置してたくせに、被告側が「富士山缶バッジ」を着け始めたら原告側が騒ぎ出したので、中垣内(なかがいと)健治裁判長がすぐにそれに反応して、缶バッジも、ついでにブルーリボンバッジも禁止した、と言うのが事実です。
そりゃあ中垣内くん、なんでブルーリボンバッジも禁止したんや?と聞かれるのは当たり前でしょ?ということで弁護団は中垣内くんの証人申請をしているようですが、まだ承認されてはいません。あんたら(被告側)の言う「法廷警察権」て、そんなに好き勝手に振るえるものなんか?まあそれならそれで、ちゃんと反撃も考えてるんやで、という話でしたね。
裁判はめっちゃめんどくさいけれど、諦めたらあかん。「拉致被害者救出」という、もはや日本国民全員の、とも言える願いがこもったブルーリボンを、堂々と外せという、狂った裁判官を、ぜっっったいに許したらあかん、と思います。
中垣内くん、思いっきり有名人にしてあげるから(笑)、証人になって出て来はったらどうですか?
【文中リンク先URL】
https://naniwakawaraban.jp/2022/02/01/%e3%83%96%e3%83%ab%e3%83%bc%e3%83%aa%e3%83%9c%e3%83%b3%e3%82%92%e5%a4%96%e3%81%95%e3%81%b8%e3%82%93%e3%81%8b%e3%81%a3%e3%81%9f%e3%82%89%e8%a3%81%e5%88%a4%e3%81%af%e9%96%8b%e3%81%91%e3%81%b8%e3%82%93/
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コメント
「へイトハラスメントストップ缶バッジ」ってw
ブルーリボンや富士山のバッジを外させるのは、パワハラなのでは・・・と思ってしまいました。