二階元幹事長は「中国」に何を握られてるんや?あ、橋下君もね。日本政治の中枢部は媚中一色。

 一昨日(6/28)の産経新聞の「正論」の、楊海英さんの記事(中国論がもたらす日本国内分断 文化人類学者、静岡大学教授・楊海英)は、異色でした。鬼気迫る、と言うてもええかも知れません。言葉は選んではりますが、「日本人、(このままやったら)あんたらは滅ぶんやで」という意味に、私は取りました。楊さんは「日本で中国について語る際の危険性」として3つ挙げてはります。

 第一は、日本社会からの圧力である。メディアと学界において、中国について語る際、必ずといっていいほど媚中(びちゅう)派か嫌中派かと勝手に色眼鏡で以(もっ)て判断される。冷静な知中派は歓迎されないし、そう標榜(ひょうぼう)したら「人気」も堕(お)ちるとみられる。こうした雰囲気自体が一種の危険な思想で、平和な風土を破壊する力ともなりつつある。

 そして2つ目です。

 第二は、在日中国人社会からの圧力である。ありのままの中国の実態について客観的に書いても、彼らから批判される。相当数の中国人、それも若い中国人ほど「中華民族の大家庭内のごたごたを他人にばらすな」との立場を取る。そういう中国人は、民主主義国家にいながら、独裁政権の「大家庭」を礼賛し、擁護しているに過ぎない。「実家たる中国」について常に思考停止の状態にある。

 そして「第三は、本国中国からの圧力である」と。楊海英さんにかかれば、「康有為や梁啓超のような知識人、孫文のようなテロリスト、蔣介石や郭沫若のようなチンピラ」になります(笑)。楊さんの憂いは、

当時の中国は文字通り、「大人(たいじん)の国」だったし、日本の国士たちも狭い左右両翼の対立を越え、シナに関与していた。しかし、今や逆に中国が日本国内の世論形成に影響を与えている。

 そして、「今の中国は、あの手この手で中国について語る人たちを黙らせようとする」と。それに対して日本人は、全く無意識、無防備やというわけです。それどころか

 私が安心できない最大の理由は、日本政治の中枢部に正真正銘の媚中派勢力が蔓延(はびこ)っているからだ。2020年秋から内モンゴル自治区でモンゴル語教育が事実上、廃止に追い込まれた。新疆ウイグル自治区では100万人以上のウイグル人が強制収容され、女性は組織的に不妊手術を施されているにもかかわらず、人道上の観点から指摘しようとしない。ジェノサイドを示す膨大な量に上る公文書と数千点もの写真が公開されてもまだ証拠不十分だと強弁する。
 こうした政治勢力は確信犯の域を越えて、もはや人道に対する犯罪の幇助(ほうじょ)犯になっている、と指摘しておかねばならない。

 もはや犯罪の幇助犯やというわけです。ひえーー。事ここに至ってもまだ、事の本質をわかってへん日本人が多すぎる、というわけですね。楊さんの最後の文章です。

対中認識の不一致は確実に国民の思想的分断をもたらし、国家の存亡に関わる水域に達していると指摘しておきたい。

 国家の存亡に関わる、ですね。今の時点でまだ「日中友好」などと言うことは、自殺行為やな。そうです。せやからこそ、月刊『Hanada』の8月号でも「総力大特集 橋下徹と上海電力の研究」が編まれているわけですね。

 橋下くんは、入札の手続きには違法性はない、と言い、維新の代表?の松井大阪市長は「あれは副市長案件」などという後付けの言葉を作って言い訳してたけれど、そのウソもすぐにバレています。もうそんなレベルの話やないんやで、ということですね。

 楊さんが「日本政治の中枢部に正真正銘の媚中派勢力が蔓延(はびこ)っている」というのがまさにこのことでしょう。そして去年の自民党の総裁選の時に話題になった河野太郎くんの「日本端子」問題も、いずれ再び問題にせなあかん時が来るように思います。違法でなければええ、という話とちゃうんやで、と。

 次期総理大臣になるかも知れんような人が、「中国」とズブズブやということがいかに恐ろしいことか、既に楊海英さんには十二分に想定がつく話なんやと思いますね。かろうじて今、何とか引き返せる地点にはいるんでしょうか。ここで踏ん張れへんかったら後は一直線に、「中華人民共和国・倭人自治区」へまっしぐら、と。

 月刊『Hanada』の8月号では山口敬之さんが、2017年の「二階俊博幹事長恐喝事件」を取り上げてはります。在日中国人社会では名の通った「大物」である王俊彦氏は、上海電力日本株式会社の顧問の名刺も持ってた、と。

 この王氏が二階幹事長の次男の二階直哉氏を、「この資料をバラすぞ」と脅迫したので、王氏はいったん逮捕されたものの、資料は変換され、二階氏側は被害届を取り下げたので、王氏は不起訴処分となった、と。もう怪しすぎてワケわからんな。これこそ、権力の中枢がボロボロに侵食されてる証拠やんか、ということですね。

 山口敬之さんの次号の記事は、この二階さんと橋下くんの関係の深掘りに入って行くような雰囲気です。そうや!この話は花火で終わらせたらあかんのや。徹底的に暴きまくって、日本政治の中枢がいかにヤバいことになってるんかを、みんなが知らなあかん、ということですね。

【文中リンク先URL】
https://www.sankei.com/article/20220628-YYSA3M2WRBIGDFIGRZSELAD43I/?822837


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【ナニワの激オコおばちゃん】

コメント

  1. あき より:

    こんな事wwずっーーーと、以前から、日本第一党~前身、桜井誠さんや瀬戸弘幸さん他が延々訴えてきた事じゃないのww   一般人からの声も有ったでしょ。  今頃気が付いたような事、言ってる保守界隈??みたいな人達は、全く信用出来無い。   チャイナスクールの危険性他、随分前から言われてますし、元々戦後から日本政府は日本・日本国民を向いて政治を執って居ません。
    それが、積み重なって、今の日本の惨状なんでしょうけれど。
    日本の大学等に支那人朝鮮人が大量に居る~・学生もです、この中には国費留学制度を使い、日本の税金使って丸抱えで貯金ww所得税も免除でしたねw犯罪も多かったですよw全然取り締まり他甘過ぎで、一体どれだけ日本人が損害受けてるか判りません。
    これらについて、指摘し周知し対策案を出してきたのは、日本第一党だけです。  後追いや政策パクリ(自民党が急に奨学金問題に言及したりw支那人のバイト収入が無税だったのを改正?とかwいい例ですね)政党は居ますが、実際、当選後これらを実行するか?!と言えば・・・全く期待も信用も出来ません。  日本第一党から、議員が何人か出たからと言って直ぐに改善改正出来る!何て、言って無いし考えてませんからね?念の為に書きますけど・その為の確実な第一歩になる!って言ってるんです。

    何を言ってるか(当選前と当選後で検証しましょう!)、やってるか、やってきたか、政策は?書き換えてる?変えてない?きちんと監視しましょう。

  2. ナポレオン・ソロ より:

    220701-2
    ソロです。
    >>日本へのシナ浸透度は国家として危険水準
    楊さんはご自分の立ち位置を客観的に位置付けて、シナ社会の常識を我々日本人に分かり易く解説してくれてはります、もぅ此れだけでも、氏の仰っている事が事実そのものなのだと、分かりますね。つまり、氏は日本人についても、良くお分かりであると言う事です。

    ですから、シナに居る家族を人質に取られている石平氏と比べて、日中双方に対する批判に澱みを感じさせない処が素晴らしい。斯ういう方は貴重ですね、其処らに居るシナ専門家より遥かに客観的で冷徹に日中関係を描写してくれていますね。

    特に在日シナ人の「シナは実家」と言う表現はドンピシャリで、14.4億人の本土のシナ人のみならず、在外華僑数億人に一致したメンタリティだと感心しました。ですから日本の政治家の腰の定まらない「銭の虫」ぶりには苦言が出て当然、二階がまず槍玉にあげられそうですが、彼の親中には私利私欲とは別のもっと深いものがありそうな気がします・

    でも、総理大臣候補になった河野太郎と支援した小泉進次郎の二人は、実は親の代からシナとはディープな関係やったのに、上辺は反中に見える振る舞いをしていたのは、唾棄すべき卑劣さで最早政治家をリタイアすべきだと思います。小泉純一郎は政界から引退しましたね。

    日本には、つい最近まで現代シナ人の実態を古代シナ社会と変わらないとの。ぉ某的観測が主流でしたので、丸で古代の華夷秩序の存在を墨守している如き知識人が大勢を占めていたのには驚かされます、シナの4千年の歴史は支配民族の変遷ガ酷く、とても、一つの民族の文化ではありえない事は自明の理なのにです、純朴と言うより蒙昧です。

    斯う言う善意の解釈癖は、日本社会独特なもので対韓国にも同じ姿勢をとっているので、すぐにマウントを採られてしまう、固より、喧嘩をする気がないのですから相手は高飛車に出つけていればよいので、気楽なものですが、途中から悪質・低劣な正体がバレて、来ても、相変わらず外国人友軍の態度を崩さない日本人はおおいですね。

    日本の国際化なんて遠い気がするのは、この間抜けさともいえる和を重んじる社会の姿勢にあると思うのですが、2千681年を経て変わっていない点からみれば、美風と考えるしかありませんねww 前ぶりが長くなりました。

    クズ野党を含む日本の野党の円安に対する対策批判を論者は取り上げているのですが、論者の仰る通り、クズ野党は日本の為など毫も考えていないし、不勉強極まりない様子が見て獲れますし、彼らに政権を与えるほど日本人も落ち目じゃないと思います。

    問題は自民党で、先に挙げた2人だけでなく岸田も林も媚中はですが、二階とは一線を画している様ですね。官僚上りが媚中途言うのも、色々な尾ひれはひれが着いていそうな気がします、あの福田康夫の息子の達夫氏が、宏池会の次を担う世代の様ですが、目の前が暗くなりますね。

    思うに日本人のシナ贔屓は西洋崇拝と似通ったところがあって、何でもかんでも信仰の対象にしてしまうミーハー的な処があって、本当にバカじゃないのかと疑っていますww