よっしゃ!やっと公共投資も復活や。20兆円の建設国債を、最低でも5年は約束して欲しいな。

 テレビを付けているとそれなりにニュースが入って来ますが、ホンマにアホらしなりますね、桜を見る会、シュレッダーを見る会、そして昨日はおパヨク議員さんがテレビカメラを引き連れて、下関旅行、と。でも証拠はつかめへんかった、とか。今日は野党の地方議員から聞き取りをするんやとか。

 あのね、今、北朝鮮からはミサイルが飛んできてるんでっせ?ウイグルではこの瞬間にも臓器を抜き取られてる人がいてはるんやで?香港ではドイツ製の催涙弾がなくなって、毒性の強い「中国」製の催涙弾がバンバン発射されてるんやで。尖閣には毎日「中国」公船が侵入してるんや。あ、韓国?どうでもええわ。

 この頭の弱い反日野党議員の人たちは、そんなことは全く関係ないと思てるんでしょうね。そして結果的にというか、意図的に憲法改正のための議論をできるだけ始めさせへん、と。ホンマ日本人にとってはいらん人たちやな。害悪しかないで、こいつら。

 そういうアホな野党は放っておいて、今やらなあかんことにしっかり目を向けましょう、ということで、もう4日ほど前になりますが、高橋洋一さんが、ダイヤモンドオンラインに寄稿してはった記事「10兆円補正予算へ弾み、渡辺議員の国会質疑に見る『政治家の思惑』」を取り上げたいと思います。

 前に「二階さん、財務省とケンカ?よっしゃ頑張れー!遠慮するな、補正予算20兆円でもOKや!」で書きましたが、消費税10%強行突破と引き換えに、補正予算を組むことが決まっていたみたいですね。この記事の後、話は着実に進んでいて、11月22日には世耕弘成参院幹事長が記者会見で、「補正予算は、国による財政支出である『真水』で10兆円規模、事業費20兆円規模が必要との考えを述べた」んやそうです。

 ほほう、やるやんか。高橋洋一さんは元財務省(大蔵省)にいてはっただけに、舞台裏の情報には詳しそうです。上の記事の中で教えてくれてはります。

 状況を一変させることになったのが、渡辺喜美議員(みんなの党)の11月7日の参議院財政金融委員会での質問だ。 渡辺議員は、かつてみんなの党代表として、政界のキャスティングボートを握っていたが、党内紛によって政治的にはかつてのパワーはない。しかし、20年ほど前には「政策新人類」といわれたように、政策にはめっぽう明るい政策通だ。

 この時の質問で渡辺議員は麻生財務相に、今のマイナス金利環境を活用し、ゼロ金利まで国債を無制限発行したらどうかと迫り、麻生さんは「意見として聞いておく」と答えざるを得なかったと書いてはります。さらに、

 渡辺議員は、国交省に対しても、公共事業の採択基準のB/C(費用便益分析)について、国債発行金利などのコスト(C)算定の際、将来のコストを現在価値に直す割引率が4%で維持されていることについて、今のマイナス金利の状況では高すぎる点を指摘した。

 ちょっとここらへんは難しいようですが、政府がその公共事業をやるかどうかを決めるときの基準を計算する際に、15年も前の、金利が高かった時の基準をそのまま今も適用するのはおかしい、というわけですね。そして高橋さんは書いてはります。

割引率4%は今の金利環境では高すぎて、日本の公共投資を過小にしてきた。まともに見直すと、採択可能な公共事業は今の3倍以上になるだろう。ということは、ここ数年間、発行額が6兆円程度で推移してきた建設国債は、20兆円以上も発行できることを意味する。

 おおー、よっしゃー、ええ話やんか。この20年間の間違いから、ようやく脱却できるんやろうか?デフレの真っ最中に増税をするという、国家の自殺行為の危険をちょっとでも減らしてほしいもんやわ。財務省の官僚やら麻生くんの事を、ここでどんだけ貶してもむなしいだけやったけど、こうやってきちんと国会で議論をして、ちょっとずつでも方向転換させるのは大事やな。高橋さんは、

 さらに、渡辺議員は安倍首相とは旧知の仲なので、ひょっとしたら、質問をした裏で、渡部議員と安倍首相が連携して動いているかもしれないと憶測する政治家もいるだろう。

 こうなると、政治家の動きは素早い。いずれにしても今年は災害が続いて被害も大きかったから、割引率の議論がされたことで、公共投資を増やせる理屈も明快になった。

 と、楽観的に書いてくれてはります。ホンマは20兆円を最低でも5年継続、と決めたらもっと勢いが付くと思うんやけどな。つまり、これが駆け引きで、一発だけの花火に終わったらあかん、ということですね。これについては藤井聡さんが、「【要注意!】10兆円補正は財務省が仕掛けた厄介な「クセダマ」である。」で、注意喚起してくれてはります。

 そもそも今回の補正は、増税前から財務省から「想定」されていたことだったのです。というより「10兆円の補正を許してやるから、10%増税だけは絶対にやってくれ」という、官邸と財務省の間の水面下の交渉があったのだろうと考えざるを得ません。

 と書いてはります。じっさい、今回の補正予算は財務省としても想定内のことで、この一発だけで終わるつもり満々、ということが、文書でもありありとわかる、という話です。そしてさらに、一発で終わらせておいて、その効果が出てくる前に、ほら、「やっぱり、財政政策なんて役立たずじゃないか!」という緊縮派の意見が出てくることも大いに想定されるから、気を付けよう、という話です。

 ホンマに国家の基盤の話やのに、なんでキツネとタヌキの化かし合いみたいな話になるねんや。あ、その前に、「桜を見る会」にこだわる反日野党は、キツネやタヌキですらありませんけどね。

 高橋さんの記事に戻ります。恐らく補正予算の話は、財務省は例によって「国の借金がー」とか、「財源がー」とかの話にすり替えてくるはずですね。せやから安倍ちゃんも作戦を立ててるやろう、というわけですね。

 補正予算案の提出は今の臨時国会ではなく、年明けの通常国会冒頭にして、とりあえず時間を稼ぎ、後は、来年度の本予算の編成で、歳出規模をそこそこ増やしたり、個別案件で政治に配慮したりという「取引」で、大型補正の議論の沈静化を図ろうとするのだろう。 もっとも、通常国会冒頭での補正予算案提出は、安倍政権にとっては解散の絶好の口実にもなり得るので、財務省の対応は政治的には絶妙だ。

 うーん、国内も、海外も、まだまだ緊張状態が続いていきますね。私ら日本国民も、国家百年の計を間違わんように、しっかり見ていかなあきませんね。

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ナニワの激オコおばちゃん

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