不況は人を殺すんやで。安倍ちゃん麻生くん、もうメンツはええで。増税は失敗やったんや。

 世界で今、ホンマに何が起こってるんかを知るのには何の役にも立たへん日本のマスゴミですが(笑)、その中にあって、ちゃんとホンマのことを書き続けてはる産経新聞の田村秀男さんが、昨日の紙面で「新型コロナで迫るリーマン級の危機 いまこそ大型減税を」と書いてはりました。

 私が「覚醒」する前のことはようわかりませんが、田村さんはたぶん、同じ話を10年以上書き続けてはると思います。デフレ不況下では、先行き儲かりそうにないから、なんぼお金があっても誰も投資なんかせえへんわけですね。そうして日本国内で円がじゃぶじゃぶ余ってきてる、と。そして

巨大な日本の余剰資金が米株式市場に流入して米株価を押し上げたのだ。なぜ、日本のカネは国内ではなく海外に流れ出すのか。慢性デフレのせいである。

私ら日本人が働いたお金が勝手に海外に出ていくわけやな。アホらし。そして、

日銀が量の面で金融を拡大しても、国内では使われない状態が現在まで二十数年間にも及ぶ。

デフレはモノに比べたカネの価値を大きくするので、日本国債という円を代表する資産が安全資産として買われる。こうしてカネ余り、円高そしてデフレという悪循環が生じるのだが、元々は日本発のカネが堂々巡りするからなのだ。

何をしてるこっちゃ、ようわかりませんね。そして

ここで見逃せないのは、慢性デフレ下の消費税増税という日本の自滅策である。増税は家計を圧迫し、内需を萎縮させ、前述した負の連鎖をより強固にする。

ホンマに致命的なことをやってしもてるわけですね。そこで田村さんはガツンと言うてはります。

 安倍政権はもはや、増税を正当化する面子にこだわる場合ではない。野党が提案しようとしまいと、率先して増税という失政を認め、消費税率を5%以下に戻す明快なメッセージを発信すべきではないか。

そして、たぶん田村さんは毎回、毎回言うてはることでしょうが、

幸いカネという資源は世界最大であり、家計と企業合わせた余剰資金は1000兆円を超える。足りない財源は国債の増発で補えばよい。

ということですね。もう答えはわかってるんや。そういえば麻生くんは一昨日の国会で「景気対策として減税が一案というのは世界の潮流。反対するつもりはない」と答弁したことが報じられています。よしよし、ようやく外堀が埋められて行くんやろか。あとはその規模ですね。田村さんが書いてはります。

いわゆる戦力の逐次投入方式である緊急経済対策は消費者の心理を好転させないことは、過去の大型補正でも明らかだ。

はい、ここ大事ですよ、麻生くん、安倍ちゃん。チマチマしてたらあかんねんで。「ええー、もうええわ」と言われるぐらい(笑)ドカンとやってみい!と言いたいですね。同じ昨日の産経新聞の「正論」で藤井聡さんが、小見出しで<経済不況の「殺傷能力」>としてこう書いてはります。

97年当時、消費増税によって大不況に陥った途端に年間の自殺者数が2万人台から3万人台へと約1万人も激増し、その後10年間も3万人超で推移した。つまり、97年の消費増税による大不況は、日本人を10万人以上もの死者という深刻な帰結をもたらしたのだ。この不況の殺傷能力は、新型コロナの殺傷能力を凌駕(りょうが)する。

 そうやねん、不況で人は死ぬんやで、ということですね。一生食うに困らへんところで働いてる恵まれた人にはわからんでしょうが、不況というのは、中小零細企業、いやいや、個人商店やら飲食業の人たちにとっては、ものごっつい厳しいもんなんやで。

 藤井さんは別のところで「消費税凍結」も言うてはりますね。凍結、ゼロ%、軽減税率-10%、何でもええわ、エリートさんの財務官僚の顔が立つように、もう好きに言わしたるから、とにかく減税と財政出動という、不況時の当たり前の政策を、さっさとやってほしいですね。何べんでも言いましょう。

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ナニワの激オコおばちゃん

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