昨日の、「餅をのどに詰まらせて死ぬ人の数の方がめっちゃ多い」話は、ちょっとウケたみたいで嬉しいです。あ、死んだ人にはごめんやで。今、私ら日本人は何をホンマに恐れなあかんのんか、こんなドタバタの時にこそ、しっかり目と耳を澄まして、隙あらばダマして奪い取ることばっかり考えてる、中国人や中国人や中国人に、ええようにやられてしまわんように、気い付けなあきませんね。
2日ほど前になりますが、ブログ「新」経世済民新聞で、小浜逸郎さんが記事を上げてはりました<コロナ騒ぎで頭の病が悪化したインテリ愚民たち(その1)>。未曾有の国難にあって、何がホンマに日本人を救うことになるんか、ということとは全く関係なしに、自分の地位や待遇の向上だけしか考えてへん、いかにも醜悪な人間を、今回は4人、上げてくれてはります。
筆者から見て、じつに下らない・間違った・腹立たしい主張や行政措置があふれかえりました。
これには大きく分けて、二つの流れがあります。
一つは、消費税減税や財政出動にブレーキをかけようとするもの、もう一つは、国会議員や公務員の所得を削減させようとするものです。
なるほど、今回は「消費税減税や財政出動にブレーキをかけようとするもの」なわけですね。トップバッターは、東京財団政策研究所の森信茂樹さんという人です。そもそもタイトルが「コロナショックに「消費減税」をしてはいけない4つの理由」やて。もうケンカ売ってるんか?この人、という感じですね。森信茂樹さんの記事の内容は、読む価値はありませんので、小浜さんの批評の最後の部分をコピペしときましょう。
そもそも税収で国の歳出を賄っているという考えが間違いなのですよ。
いいかげんに政府が垂れ流してきたウソの上塗りはやめませんか。
財務省に尻尾を振っていればいろいろと優遇してもらえる、ということですね。
次の醜悪な人間は政策研究大学院大学の林文夫さんという人です。記事のタイトルは「政府コロナ緊急経済対策の批判と私の提案」です。これも小浜さんの引用と、その批評をコピペさしてもらいます。
《政府による保険金支払いの財源は、消費税率の少なくとも数年間にわたる引き上げだ。赤字国債を財源にするのは、将来の現役世代が負担することになり、効率性の原則に反する。》
ほら、やっぱり財源を気にしてる。
しかもそれを消費税率の引き上げによって果たすというのです。
消費税を今後も引き上げる計画が財務省や一部の学者・エコノミストにあることは、コロナ以前から知られていましたが、コロナショックによって、貧困層の莫大な増加が見込まれる現在、追い打ちをかけるようにその考えを持ち出すとは、血も涙もないとしか言いようがありませんね。
あはは、「血も涙もない」人なんですね。ナットクやな。この林文夫さんという人の、もう突っ込みどころ満載の記事にしっかり突っ込みを入れはった後に、最後に一言。
この際、お古い「経済学者」には退陣していただきましょう。
ですね。
そして次は朝日新聞編集委員の原真人さん。あー、この人は知ってます。アタマ悪いなあ、とは思てましたが、小浜さんも手厳しいですね。原さんが書いてはる記事は「ポスト・コロナ経済は「脱アベノミクス」で!」。この記事もまたまったく読む値打ちがありませんね。これも小浜さんの批評をコピペしておきます。
一読、この人のご説が、いまや古典と化した財務省べったりの緊縮論であることは瞭然としています。
そもそも使っている用語がそれを表していますね。
「政府の借金」「財政が日本より健全」「国際の暴落」「日銀の信任」「円の暴落」「ハイパーインフレ」と続きます。
ね、読む気なくすでしょ?(笑)。もちろん学者ではありませんが、論説委員と言うからにはちゃんと勉強して欲しいものです。まあ朝日新聞やから、その程度でええんかな。
そして次です。慶応大学教授・東京財団政策研究所上席研究員・土居丈朗さんです。あ、この人は私も前に書いたことがありましたね。見事な「御用学者」です。先週のBSフジの番組にも出てたなあ。取り上げた記事は「10万円一律給付の補正予算で、ワニの口は崩壊した」。まあこれも読む意味のない記事ですので、小浜さんの批評をコピペしておきましょう。
彼のアホぶりは夙に有名ですが、以下のグラフを掲げて、「ワニの口」が塞がらなくなったことだけを嘆く、まさに「開いた口が塞がらない」論考です。
いやあ、辛辣ですね。そうそう、この人たちは、ホンマはちゃんと賢い人なんですね。せやから緊縮や増税があかんことは、実はわかってるんやと思いますよ。
それでも自分の地位やら肩書やら、それに伴う報酬やら、将来への野望やらが重要な人たちなので、自分の記事、論考が回り回って政府の政策をゆがめて、コツコツ働いてる私ら一般の日本人が困窮して、ついには自殺者がなんぼ増えても、何の痛痒も感じへん人たち、ということですね。
武漢ウイルス禍がいつか一段落したら、必ず財務省は全力で緊縮、増税路線に再び舵を切る時がやってくると思います。せやけど今は、ネットのおかげで、ホンマに正しいことをどんどん広げていくこともできるようになってきました。こういう醜い人たちをしっかりと見破って、少しでも正しい政策が行われるように仕向けて行きたいもんですね。
【文中リンク先URL】
https://38news.jp/economy/15778
https://president.jp/articles/-/34145
https://drive.google.com/file/d/1rIVefx56JpIcmVqhWNzACl3269mb8WHK/view
https://webronza.asahi.com/business/articles/2020042100003.html?page=1
https://news.yahoo.co.jp/byline/takerodoi/20200421-00174484/
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