いただいた本やったんですが、ちょうど読みたいと思てたので、一気に読みましたよ、『中国の電撃侵略 2021-2024』 (産経セレクト)(門田隆将/石平)。対談本なので読みやすいです。せやけど内容は衝撃的ですね。かなり近いうちに「中国」は電撃侵略するって、え?どこに?と思いますよね。ずばり、台湾に、です。
ひええーーー。しかもそれはヘタしたら、尖閣と同時期かも知れん、みたいな差し迫った話やということです。もう平和ボケの日本人にはとても信じられへんかも知れませんが、「中国」はもう着々と手を打って来てるのがようわかります。
門田さん、石さんのお二人とも、アメリカ大統領選でバイデンが決まってしもたことをめっちゃ残念がってはります。最初の章で、公開情報だけでもバイデンがいかに「中国」とズブズブなんかが書かれて(対談して)います。
2013年12月にバイデンは、息子のハンター・バイデンを自身の「中国」訪問に同行させました。国としての訪問やのにおかしいやん、という話ですね。そしてハンター氏の会社に「中国」から巨額の資金が振り込まれた、と。もうみんなが知ってる話ですね。
今アメリカは、民主党の方がもともと「中国」には厳しいから、バイデンは議会からしっかり監視されるし、心配はない、みたいなことをアメリカのマスゴミは言うてるし、日本のマスゴミもそれを引き写した報道しかしてへんけれど、そんなもん、甘い甘い、というわけですね。
間違いなく「中国」はバイデンの弱味をしっかり握ってるから、「はいはい、議会がウルさいから制裁ね、わかったけどその代わり、何をしてくれるんや?」ということで、バイデンは必ず取引させられる、ということのようです。
石平さんはもともと「中国」人やから、習近平くんの考えは手に取るようにわかるようです。習くんは権力闘争に勝ち続けて来て、やっとここまで来たし、終身主席も一応認めさせた。せやけど、まだ圧倒的な国民の支持がないというわけです。
毛沢東は中国共産党に天下を取らせて「建国」したから、その後の「文化大革命」で国内をグチャグチャにしても、いまだに天安門広場に肖像画があるわけですね。あるいは鄧小平は、退陣後も死ぬまで権力を持てたのは、建国時の軍功もあるけれど、毛沢東後の「改革開放」という厳然たる実績を残したからですね。
それに引き換え習くんは、今のところせいぜい「腐敗摘発」ぐらい、と。しかも自分の身内の腐敗は摘発せえへんことは「中国」人自身が一番よう知ってますからね(笑)。そこで、誰もが喝采するような実績がほしい、それが建国時からの悲願である台湾「統一」やというわけですね。
大東亜戦争が終わって日本軍が撤退した後、「中国」は毛沢東の共産党と蒋介石の国民党が戦って、ついに国民党は台湾に逃げ込んだわけですね。せやから中華人民共和国と中華民国とはまだ戦時中なわけです。そして今。
門田 中国は、もうゴビ砂漠などで、台湾総統府とまったく同じ建物を造り、”斬首作戦”の演習まで行っているそうですね。つまり、蔡英文総統を拘束する電撃侵攻作戦が練られているのです。それは自衛隊の幹部も、台湾側も知っているし、警戒しています。
さらに「中国」各地で、昨年末から武漢コロナを口実に「戦時状態宣言」が乱発されてるんやそうです。
石平 要するに、本物の戦時状態の到来に備えて、国民を「戦時状態」に慣れさせるための心理的戦争準備であると考えられます。
もう慄然としますね。第二章からは「もし中国の属国になったら」などというタイトルで延々と恐ろしい将来予測を語ってくれてはります。いやあ、ホンマに日本人、早う目を醒まさんかい、という話ですね。
「中国」を警戒する世界中の人たちが、アメリカ大統領選挙がこれほどまでに左翼勢力にボロボロに侵食されていたことに愕然としましたが、日本は実はもっとヤバいわけですね。お二人の話は憲法9条にも及びます。やっぱり諸悪の根源やな。
それでも少し希望を持てる話も最後にまとめてくれてはります。「クアッド(日米豪印戦略対話)」ですね。これこそ安倍ちゃんのレガシーですね。そして「あとがきに代えて」で石平さんは書いてはります。
今年、2021年にフランス、イギリス、ドイツの三カ国の海軍にアメリカ海軍と日本の海上自衛隊が加わって、世界のトップクラスの海戦能力を持つ五カ国海軍が日本周辺の海、すなわち中国周辺の海に集まって、中国封じ込めのための「海上の長城」を築こうとしているのである。
媚中、親中一色の外務省をはじめとする、国家観も誇りも何も持ってへん日本のサラリーマン官僚に任せてたらあかん、私ら日本国民がしっかり声を上げていかなあかんな。
【オマケ1】
第一章の「暴露された中国の対米工作」という節で、「2020年12月にアメリカで大変話題になり、トランプ大統領がツイッターでリツイートするなどして日本でもよく知られるようになった動画があります」と書いてある動画はこれです(中共御用学者「中共はハンターが世界中にファンド会社を作るのを支援している」【禁聞】)。
【オマケ2】
「クアッド」で検索したら
■グーグル・・・「クアッド – Wikipediaja クアッドは、英語の Quad の転写の一つで「4つ」を意味する。」
■ダックダックゴー・・・「日米豪印戦略対話」
やっぱりもう、グーグルはあかんな。
【文中リンク先URL】
https://www.ntdtv.jp/2020/12/46346/
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