日本人の願いがこもったブルーリボンバッジを外せと強要する裁判所が、ホンマに日本にあるんやで。


 私がご縁をいただいて応援させて貰うてる「フジ住宅裁判」と「ブルーリボン訴訟」について、ブルーリボン訴訟の原告でもある南木隆治さんのブログが更新されています(『第3回ブリーリボン訴訟』(令和3年6月9日)の報告。国の答弁書の矛盾を当方御弁護士が論破。今後の予定など。『フジ住宅裁判』と『ブルーリボン訴訟』)。

 また、フジ住宅のホームページも今日(6/21)、「令和3年6月9日(水)の第3回期日『ブルーリボン訴訟』(大阪地裁)のご報告。杉田水脈、稲田朋美、両衆議院議員が『ブルーリボンバッジ』を着用している者は裁判を受ける権利、傍聴する権利を認めない裁判所の訴訟指揮について国会で質問してくださった事、最高裁判所長官代理の答弁等についてのご報告。」という記事が更新され、詳しく説明が加えられました。

 「フジ住宅裁判」のことを初めて知る人のためには、この記事の最後に【フジ住宅裁判とは】を書いてあるので読んでくださいね。そしてもう一つの「ブルーリボン訴訟」というのは、この「フジ住宅裁判」において、裁判長が「ブルーリボンバッジを外さへんかったら裁判を開かへんぞ」と恫喝したことを訴える裁判です。

 あ、「恫喝」というのは、皆さんに理解してもらいやすいようにと私が書いてるだけで、誰も言うてはいませんが(笑)、私はその場にいて、実質的には恫喝やと思いました。

 さすがに皆さんに、全部を一気に読んでもらうのも大変なので、今回は、ビックリ仰天した部分を書くことにします。

 いやあ、いつも書いてますが、裁判てめんどくさいですね(笑)。文書を読むだけでもえらい時間がかかります。その中で初めて被告の「準備書面」というのを読みました。国を訴えたら誰が裁判に出て来るんかな?と思たら、「大阪法務局訟務部」に所属の3人が「被告指定代理人」ということでした。

 その人たちが提出した「②被告・準備書面1」の18Pには何と、

別件被告(フジ住宅今井会長)らやその支援者らが、北朝鮮における拉致問題の解決の決意を表わすブルーリボンバッジを着用するということは、別件原告(フジ住宅を訴えたA子さん)の主張に対抗する趣旨と受け止められる可能性があり

と書いてあります。ひえーーー! さらに、

このような、メッセージ性のあるバッジ等の着用を巡る当事者やその支援者間の具体的な対立状況、及び同事件の争点を前提としたときのブルーリボンバッジの持つ意味に照らすと、別件事件の被告ら及びその支援者と思われる者等について、ブルーリボンバッジの着用を認めることは、別件原告及びその支援者らに対し、裁判所に対する中立性、公平性に疑念を抱かせることになりかねず、ひいては当事者間同士の喧騒にもつながる可能性があり

 これに対し原告側は「ブルーリボン原告準備書面1_R3.5.31」で、きっちり問い詰めようとしてはります。すぐに反論するのではなくて、もう一度、その意味をしっかり問いただす、ということですね。いやあ、国がそんなこと言うてええんか?と思いますね。

 被告の国側が準備書面で言うてることは、ブルーリボンバッジはフジ住宅裁判の原告A子さんに対抗する趣旨と受け取られる可能性があるからあかん、と言うてるわけです。本気なんか?裁判所!ブルーリボンバッジの意味はわかってるんか?と思わず聞き返したくなるような準備書面です。

 大阪地裁堺支部は、いったいどこの国の裁判所なんや?と言いたいですね。ぞっとします。しかも今進行中の「フジ住宅裁判」の控訴審でも、ブルーリボンバッジの着用は認められていません。あ、先日は日の丸のバッジまで外させられました。もう狂ってるとしか言いようがないな。

 もう一つ驚愕の事実が、最初にあげた南木隆治さんのブログに再録、公開されています。平成30年11月1日(木)の裁判でのことです。

西村真悟先生(前衆議院議員)、西川良平先生(堺市市会議員)はブルーリボンをつけたまま抽選を通過されました。

 えっ。西村眞悟さんがきてはったんですね。そして

西村真悟先生は、ブルーリボンを着けてきて下さっていたので(西村先生は常時ブルーリボンをつけておられる。)私からそばにいた裁判所職員に「あれは前衆議院議員の西村真悟先生ですよ。ブルーリボンをつけておられますよ。貴方、注意してきたら?」と言ったにもかかわらず、西村先生は一言の注意も受けず、会場入り口で抽選券を受け取り、そして当選されたので、ブルーリボンをつけたまま入廷され、裁判を傍聴されました。

 国会議員とか、市会議員とかの権威には弱いんか?裁判所。このええかげんさには、呆れ果ててしまいますね。こんなんが日本の裁判所なんか?ごく一部やと思いたいですけど、かなり残念なことですね。

 はからずも、フジ住宅の今井会長が一歩も引かずに戦うてくれてはるからこそ、裁判所もここまでボロボロになって来たんとちゃうやろか。私ら日本国民は全員、日本人を貶めるようなこんな裁判に対しては、しっかり声を上げて応援して行きたいと思います。

 【フジ住宅裁判とは】
 大阪府岸和田市にあるフジ住宅という、家を作って売ってはる一部上場企業があります。この会社の創業者である今井会長が、ずいぶん前から社員教育用にと、いろんな本やら資料を無償で配ってはりました。
 そしたらその本や資料の中に、中国や韓国を批判するような文書があったということで、在日韓国人のパート社員であるA子さんが、精神的苦痛を受けたとして、会社と会長さんを「職場環境配慮義務違反」で訴えて、3300万円を要求する裁判を起こしました、と。
 昨年7月2日に一審の判決が言い渡され、フジ住宅は110万円をA子さんに支払え、という判決が出ました。フジ住宅は4日後の7月6日付で控訴しました。
 一方、原告側も、判決では本人に対する「差別による被害」が全く認められていないことを不満として控訴しました。
 なお、ちなみにこの原告のA子さんは今もフジ住宅にお勤めで、普通に給料も貰うてはります。
 以上がこの裁判のあらましです。

【文中リンク先URL】
http://huji1.jugem.jp/?eid=51
https://www.fuji-jutaku.co.jp/blog/?year=2021#article96
http://minakiclub.livedoor.blog/%E3%83%96%E3%83%AB%E3%83%BC%E3%83%AA%E3%83%9C%E3%83%B3%E8%A8%B4%E8%A8%9F%E8%A2%AB%E5%91%8A%E5%9B%BD%E5%81%B4%E3%83%95%E3%82%A1%E3%82%A4%E3%83%AB/%E8%A2%AB%E5%91%8A%E3%83%BB%E6%BA%96%E5%82%99%E6%9B%B8%E9%9D%A21_R3.4.14.pdf
http://minakiclub.livedoor.blog/%E3%83%96%E3%83%AB%E3%83%BC%E3%83%AA%E3%83%9C%E3%83%B3%E5%8E%9F%E5%91%8A%E6%BA%96%E5%82%99%E6%9B%B8%E9%9D%A21_R3.5.31(%E5%8D%B0%E9%91%91%E5%89%8A%E9%99%A4%EF%BC%89.pdf


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ナニワの激オコおばちゃん

コメント

  1. daco より:

    おはようございます。
    文中の、、、
     ~~。こんなんが日本の裁判所なんか?~~ じゃありません。
      『こんなんが裁判所なんか?』 でしょうか。
     或いは、『こんなんが人類の裁判所なんか?』 かも。