日本は今も昔も国際金融資本の「草刈り場」。首相に誰がなっても管理人。岸田君、バレたな。


 前に「実は勝算はあった日米戦争。山本五十六はコマ、黒幕は近衛文麿、永野修身、風見章。」で、林千勝さんの『日米開戦 陸軍の勝算――「秋丸機関」の最終報告書』 (祥伝社新書)を紹介しましたが、11/11にYouTube動画でわかりやすい話をしてくれてはりました(【林千勝先生㉙(ダイジェスト)】日本「だから、鬼畜米英と戦った!」極秘資料 秋丸機関「英米合作経済交戦力調査」)。

 1939年に第二次世界大戦が始まった時、アメリカの国民はみんなが戦争反対で、参戦してへんかったわけですね。史上唯一の大統領4選を、日米開戦の前年の1940年に決めていたルーズベルト大統領の選挙公約も、「大戦には絶対に参戦しない」ということやったんですね。

 一方で、当時めっちゃ強かったヒットラーのドイツにイギリスは負けそうになっていて、とにかくアメリカに参戦してほしかったわけですね。そんな状況を上の秋丸機関の報告書はちゃんと見通していて、アメリカを怒らさんように気をつけて、まず南に出て石油を確保してからインド洋に出て、そこを抑えたら短期決戦で勝てる、と読んでいたわけです。

 イギリス軍の戦略物資は東南アジアからインド洋経由、喜望峰を回って運ばれていたからですね。戦後イギリス首相チャーチルは、もし日本軍が定石通り戦っていたら勝っていただろうと言うた、と。実際、イギリスの艦船プリンス・オブ・ウェールズは、真珠湾攻撃の3日後、マレー沖海戦で沈められてたわけですね。

 何も真珠湾に行かんでも、日本の大艦隊がそこから西へ行ってインド洋を抑え、イギリスが音を上げるのを待ってたらええだけの話やったわけです。せやからこそ今にして思えば、わざわざ真珠湾を攻撃させてアメリカを怒らせて、インド洋には行かんように仕掛けた奴らが、日本の中にもおった、というわけです。

 その話は長いのでまたにしますが、いずれにしても日本は、今も昔も裏で操ろうとしてる奴らが必ず蠢いてるんやということを、しっかり意識せなあかん、ということです。そこで一気に「今」の話になるんですが、林千勝さんが今度は昨日(11/30)、今の話をしてくれてはりました(【林千勝先生㉛】岸田新総裁誕生直後から「これはダメだ!」と林千勝先生が見抜いていた理由)。

 あはは、何と私も昨日、「こりゃ短命政権やな」と書いたとこやんか。岸田くんは問題ありありで、早晩、しっちゃかめっちゃかになるように思われます。この動画の説明欄に簡潔に書いてあるのでコピペさせて貰います。

●草刈場の管理人の構図
日本は、誰が首相になっても草刈場管理人であるという構図であるということが、岸田内閣の発足によって露呈しました。
草刈場の管理人となった岸田総理は、アメリカや中国によって、今後何をさせられようとしているのか?
●菅が交代した理由
菅義偉がなぜ総理を交代したのか?
もしも、このまま菅が総理を続投していたら世界の構図がばれてしまう可能性があった。
今回の総理交代劇は、権力者側の描いたシナリオだった!

 「草刈場」というのは要するに、今も(昔も)日本は支配する奴らに、実っては刈られてるだけの話やと言うのを、自虐的に言うてはると思います。この30年間、日本は成長せずにお金をじゃぶじゃぶ余らせて、それを欧米の金融資本家に貢ぎ続けて来てるわけですね。

 岸田政権で出て来た補正予算案を見ても、例えば「大学ファンド 10兆円、運用益4%目標」の話はとんでもない話です。投資会社に10兆円貸して運用させて、たぶん4%ぐらいの運用益があるやろうから、その4%で大学を充実させるのに使う、と。

 おいおい、儲かるのは投資会社やんか、と。しかも想定やから、損する場合もあるんやそうです。やっぱり岸田くん、何も考えてへんな。その10兆、そのまま大学の充実に渡したらええやん、という話です。もうまるっきり、国際金融機関の言いなりになってるというわけです。

 私が7~8年前に「覚醒」した頃にショックやった話の一つは、日本はアメリカの(今では国際金融資本の)ATMなんやという話でした。これもまた長くなりますから、またにしますが、いずれにしても、岸田くんもこのままでは「管理人」やとバレてしまいそうですね。

 そしたらせめて、高市さんに変わったらどうやねん、と思いますが、政権基盤が弱く、とてもこの支配構造をぶっ潰す力にはならへんやろな、ということでした。「高市さん、ワクチンもしっかり打ってますしね」やて。うーん。

 もちろん、アメリカでは国民がだんだんと気付いて来て、ついにトランプさんの支持が7500万人にまで膨れ上がった、というわけです。林さんの言では、日本でもこの構造に気付く国民が10~35%になったら変わるやろう、ということでした。

 諦めたらあかん。「何かおかしい」と気付いてる日本国民は、どんどん増えて来てると思います。「オミクロン株」?ちょっと流行りやすい風邪や、と言える日が来ることを祈りたいですね。

【文中リンク先URL】
https://naniwakawaraban.jp/2021/10/11/%e5%ae%9f%e3%81%af%e5%8b%9d%e7%ae%97%e3%81%af%e3%81%82%e3%81%a3%e3%81%9f%e6%97%a5%e7%b1%b3%e6%88%a6%e4%ba%89%e3%80%82%e5%b1%b1%e6%9c%ac%e4%ba%94%e5%8d%81%e5%85%ad%e3%81%af%e3%82%b3%e3%83%9e%e3%80%81/
https://honto.jp/netstore/pd-book_27226807.html
https://www.youtube.com/watch?v=fUGz04NY7eQ
https://www.youtube.com/watch?v=0R9KPyc_Ibs
https://naniwakawaraban.jp/2021/11/30/%e5%85%9a%e5%86%85%e6%89%8b%e7%b6%9a%e3%81%8d%e7%84%a1%e8%a6%96%e3%81%a7%e3%80%81%e6%9a%b4%e8%b5%b0%e3%82%92%e5%a7%8b%e3%82%81%e3%81%9f%e5%b2%b8%e7%94%b0%e5%86%85%e9%96%a3%e3%80%82%e3%82%b1%e3%83%b3/
https://www.nikkei.com/article/DGKKZO77738140Z11C21A1M10600/?unlock=1


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ナニワの激オコおばちゃん

コメント

  1. ナポレオン・ソロ  より:

    >>オミクロン株? ちょっと流行り易い風邪や
    色々経過が出てきて、それを見て私もそう思いますが、日比野さんのブログで「3~4月にベータ株~デルタ株に切り替わった時とは出現の仕方が可変しい、丸で、デルタの終息を待っていたかの様だ」と指摘していはります。

    じゃあ一体誰が何の為に「人為的」に流行らせているのか?

    是がビル・ゲイツやったら、彼は10月半端にグアンタナモで絞首刑に処されているそうだから、武漢肺炎禍は此れが最終版ですねw

    だけど、シナが引き続きBアタックwを、今度は五輪中止又は延期の口実にしやすい状況を狙って、アフリカで撒いたと考ると、場所と言い、タイミングも、動機も十分やし「未知のウィルス」故のセンセーショナルな部分だけで大した事無いんやったら、蓋然性は大有りやね。

    せやけど、それがもしバレたら、一連の感染禍の企画実行者が確定してシナの立場は更に悪くなるんやけど「毒を食らわば・・」かもしれん

    まぁ、元々共産シナってマトモやあらへんのやし、実は誰よりもシナを諦めているのは共産シナ幹部自身の可能性は大きいやろ。

  2. コブシ より:

    尾身クロン?御ミクロン?
    兎に角コロナワクで儲けたから、これからも色んなウイルスを作ってまだまだ儲かりまっせ、と言う事?
    普通の風邪、又はインフルエンザだから、5類にすべきなのに・・金?の為か。

    武田先生の虎ノ門(11月29日)での話は一段と勉強になりました、とりわけ欧州国の金の汚さは最高。
    アメリカにいるドイツ人等欧州からの移民ですね、この人達が中国大好きと言う事かな。
    お金の話になると飛びつくのも同種類の人達。

    しかし岸田初め日本政府親中派の危機感の無さ?判っているけど握られてるから?には呆れを通り越して唖然。