米政権からは見放されたんとちゃうか?岸田政権。マスゴミの支持率アップなんかアテにならへん。


 基本的に日本のマスゴミは「親中」やと考えてええわけですから、そこが勝手にやってる世論調査の結果が「岸田内閣3カ月、異例の支持率上昇 四半世紀で3例目」などと持ち上げているのは、つまりは岸田くんはマスゴミの期待通りに「親中」路線なんやと判断してもええということですね(笑)。

 ちなみに上の日経新聞の記事の副題に「過去に小泉、第2次安倍両内閣」とありますね。そうなると、とりあえず参議院選でも自民党が勝つパターンができるんやろか?まずは共産党と立憲民主党がますます減ってくれたら、それはそれでええことやとは思いますが、果たして世界の動きはどうでしょうか。

 今日(12/27)の「鍛冶俊樹の軍事ジャーナル」は、示唆的でしたね。その昔(20年ほど前)、「中国」はウクライナから大枚をはたいて、退役したポンコツ空母「ヴァリヤーグ」を、「鉄くず」にするからとウソをついて買うた、と。曳航するだけでも何年もかかり、やっと空母として改修が終わって訓練を始めていました、と。

 そしてついに先週、何と「2日連続で戦闘機発着艦 中国空母、太平洋で訓練か」として、堂々と日本の目の前に出てきたわけです。鍛冶さんは、この訓練を甘く見たらあかんと警鐘を鳴らしてはります。

先週、中国の空母、遼寧が沖縄東方沖の太平洋で戦闘機J15の発着艦訓練を数日にわたり行った。この意味するところは重大だ。かつて中国の戦闘機のジェットエンジンには致命的な欠陥があり、継続的な戦闘機訓練は不可能と言われていた。だが、中国は遂にその欠陥を克服したわけだ。

 「中国」は戦闘機のエンジンを開発したというのに、日本ではまだ純国産では開発でけへんそうです。そして。

 さらに問題なのは、遼寧が訓練を行った位置が沖縄東方沖の太平洋である点だ。そこは中国が設定した第1列島線の外側であり、第2列島線内である。かねてから中国は、まず第1列島線内での軍事覇権を確立し、次に第2列島線内の軍事覇権を確立する計画だと言われてきた。

 そういえば10月には「中国」とロシアの艦隊が、日本列島を周回したことがありました。ということは、

つまり西半分は中国、東半分はロシアという合意が習近平とプーチンの間で成立したのだろう。

 ひえーー!日本が中露に分断支配されるんか?いやあ、冗談やろうと思うなかれ、と鍛冶さんは書いてはります。

「ウクライナ国境からロシア軍1万人が撤収する」と、ロシアが発表した。今月7日のバイデン・プーチンのオンライン会談以後、米露間で水面下の交渉が行われていたから、米露間で何らかの密約が成立したと見ていいであろう。
 1939年、ヒットラーとスターリンの密約の結果、ポーランドが分割されたが、今般の密約でウクライナの分割が決まったと言う事か。東ヨーロッパではウクライナ、東アジアでは日本、それぞれ分割の密約が成立した記念すべき2021年に乾杯いや完敗!

 せやから、憲法改正なんか間に合わへんと言うてるんや、さっさとやれ、と言いたくなりますね。と言うより今、目の前で軍事的恫喝をされてるんやから、たとえ憲法を一時停止してでも国を守るのが先とちゃうか、という話を、今日(12/27)の「宮崎正弘の国際情勢解題」の(読者の声1)で、落合道夫さんが書いてはりました。

まず自衛隊を正規軍にすることである。それは特例法で国際基準の軍法(軍法会議、憲兵隊、軍刑務所)を付加すれば良い。すぐ正規軍になり軍事抑止力が発生する。

 日本のニセ「リベラル」派が聞いたら発狂しそうな話ですね。せやけど今の今は、アメリカと緊密に連携しとかなあかんというのに、岸田くんはめっちゃ危ない橋を渡ってるように思います。今日の有料メルマガ「渡邉哲也の今世界で何が起きているのか」で渡邉さんは、岸田政権に対するバイデン政権からの「露骨な警戒感が伝わって」来てる、と書いてはります。

 岸田くんどころか、林外相さえも訪米のスケジュールを入れてもらわれへん、という状況です。もちろん原因は、本来、最初に林くんがアメリカに行かなあかんのに、先に自分が「中国」に招待された話を嬉しそうにしてたからですね。アホちゃうか。

 その林くんの地元では何だかややこしいことが起こってたみたいですが(山口県副知事が辞職 衆院選で部下を林外相後援会に勧誘、罰金命令)、あんまり騒がれませんね。年が明けたらアメリカからガツンと来るんやろか。岸田政権、もう不安しかありません。

【文中リンク先URL】
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUA261BN0W1A221C2000000/
https://www.mag2.com/m/0001690052
https://www.sankei.com/article/20211221-CE3AFXLCAZJSDLWG56EHCCLVZE/?397715
https://www.mag2.com/m/0001689840
https://foomii.com/00049/2021122708280289062
https://www.asahi.com/articles/ASPDS7D54PDSTIPE018.html


人気ブログランキング

 ↑ 励みになります。一日一回、ポチっとお願いします。

ツイッターもよろしく

ナニワの激オコおばちゃん

コメント

  1. ナポレオン・ソロ より:

    ソロです。
    >>遼寧が太平洋でJ15の離発着訓練
    そりゃあ一大事やぁ!!って、全然問題になりませんよww

    遼寧って、スキージャンプ式の空母なのに速力が30ノットが上限のディーゼルエンジンに態々積み替えちゃったから、余程条件が良くないと向かい風で30ニットなんて出せる訳がない。

    然も、戦争になったら、潜水艦や対艦ミサイルを避けるために、護衛の艦隊を引き率れて、複雑な艦隊運動で衝突を避け乍らダッシュ出来るタイミングを測らないと艦載機はうまく飛んでくれない。

    況してや、実戦ではフルに爆装した戦闘爆撃機を飛ばさにゃ意味がないのですが、もぅ、出来ない事が、かなり前に明らかになっていますから今やっている離着艦訓練は初歩中の初歩で、今頃かよ~って話です。

    まぁ脅しの意味なんでしょうが、自衛隊の関係者にしてみれば、???な行動で、どぅ考えてもただの初心者むけの訓練なので、大した意味はありません、燃料の無駄、時間の無駄じゃないの?

    それより、離着艦を失敗すると飛行機や船を壊すだけじゃなく、パイロットの命が危うい、前にニュースになった時はベテランパイロットが何人も犠牲になっていると言う事を伝えていた。

  2. ふみお より:

    今年の衆院選でまさかの大勝をしてしまい、”勘違い”してしまった岸田総理。
    公約を無視する彼を危険視している人たちは、実は党内に多い。
    来年の参院選は危ういのではと身構えている人も。