一昨日(12/28)のテレビ番組、日本テレビ系全国ネット『年忘れ特大さんま御殿 お久しぶり有名人集結 超豪華な今年の顔SP』に、何と高市早苗さんが出てはったんですね。録画で観ましたよ(TVerでも観れるようです)。さんまさんはぜっっったいに政治的なことは言わはりませんね。ホンマの「お笑い」のプロやと思います。ある意味、職人気質やし、分をわきまえた立派な人やと私は思います。
この番組は、さんまさんの話芸だけで成り立つ特異な番組ですね。そもそも政治的なことは全然期待してませんでしたが、高市さんが地上波テレビの、全国ネットのゴールデンタイムの、人気のバラエティ番組に出れるだけでも、めっっっちゃラッキーなことやったと思います。
もし高市さんが先日の総裁選に勝って総理大臣になってたら、即座に反日テレビ局がいっせいにネガティブキャンペーンを仕掛けて来てたかも知れませんね。そう考えると、焦らずに一歩ずつ階段を登って行ってほしいと思います。
そしたら月刊『Hanada』の2月号に、山口敬之さんが「高市早苗待望論とその弱点」を書いてはりました。あ、そうそう、この2月号は「総力大特集」として、テーマは「やっぱり安倍さんだ!」です。安倍ちゃんと百田尚樹さんや、櫻井よしこさんとの対談も収録されています。
2021年11月11日、第二次安倍政権の発足に伴って、出身派閥である清和会を離脱していた安倍晋三元首相が領袖として復帰し、清和会は正式に「安倍派」に衣替えした。
そしてもともと高市さんは、この清和会に所属してはったんですね。ところが派閥というのは、岸田くんの宏池会にしても、派内で争いやら分裂がつきものやったということですね。
いまを時めく保守の星、高市早苗が2011年に清和会を飛び出したのも、町村信孝元外相が清和会の領袖になったことがきっかけである。
2012年の総裁選を前に、清和会では町村信孝と安倍晋三の二人が出馬を模索していた。
高市は「町村さんが領袖となった清和会に残ったら、安倍晋三の応援が思う存分できなくなる」という理由で、派閥を飛び出した。
実は清和会の中で、「たった一人のベテラン衆議院議員が、安倍の領袖就任に反対した」んやそうです。ふうん。誰のことか、わかる人はすぐにわかるんでしょうね。そいつが(笑)安倍ちゃんの会長就任は高市さんの派閥復帰とセットなんやという「ウソ」をバラまいて、妨害しようとしてた、と。
実際には今のところ高市さんは無派閥のままですね。安倍ちゃんはそんな高市さんをかつて、女性初の政調会長やら総務大臣に抜擢して来てたので、「ある種の怨嗟のようなものが、清和会残留組のなかで蓄積されていった」んやそうです。
こういう怨嗟の背景があるからこそ、総裁選で高市を支持したグループの間でも「高市の派閥復帰は歓迎できない」という空気がぬぐえないのだ。このグループの代表的な政治家は、下村博文、稲田朋美、萩生田光一、西村康稔といった面々である。
この後、山口敬之さんは色んなエピソードやらデータを交えて、高市さんの「弱点」を明らかにしてくれてはります。党内、派内での支持が少ない、ということですね。まあ派閥なんて、サル山にたとえられるように、日頃の付き合いやら貸し借りがモノを言うようで、確かに高市さんは、そこのところは弱いようです。
一方で、総裁選の時は高市さんは、「ネット界隈」では河野太郎候補に圧倒的な差をつけていたことも触れてはります。そして岸田くんが今、行動の指標にしてるのがマスコミの世論調査なんやそうです。対する安倍ちゃんは、タブレットやスマホを駆使してネット情報をチェックしてるんやとか。
令和4年の政局は安倍・高市陣営が、外交・安全保障政策で岸田政権を揺さぶるシーンが頻出するだろう。そのたびに、岸田は大手マスコミの世論調査を見ながら対応を決めるのだ。
マスコミの反応を重視する岸田。ネット界隈の反応を重視する安倍。そして高市を熱狂的に支持するネット保守。これからは、各々の政治家が依拠する情報の種類と質が政局を大きく左右する。
マスコミとネットの情報対決、その結論は来夏の参議院選挙で出るやろう、というわけです。うーむ。とは言え、「投票行動」というのはめっちゃアナログでリアルなわけで、そこらへんがネットが追いつけへん部分なんかな、と私も思います。
ネットからリアルへ、ホンマもんの人の「動き」を誘発できるように、これからも情報発信をして行きましょう。あ、もちろん、高市早苗さんを何としても総理大臣にするために、です。
なお、この月刊『Hanada』の2月号には他に、山岡鉄秀さんの「河野太郎は中国に都合のいい政治家」の記事もあります。あはは、「 #高市早苗さんを総理大臣に 」、「 #河野太郎を総理大臣にしてはいけない 」ですね。
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コメント
高名な歴史的戯曲家が言っているように、「人生は舞台」「舞台が人をつくる」
高市さんが総理に就任するときは、そういう舞台が彼女に用意されるのでしょう
それも、それほど先のことではないかもしれません。
一応気になったのでコメント
さんまさんは奈良出身なので同郷ですよね。