防衛費を抑えようとする公明党の山口代表。こんなんが与党におること自体が、国家の危機やな。

 世界はものごっつい勢いで変わって行ってるんやでと、毎日のように私は言うてますが、ホンマにニュースに追いつくことさえも大変な毎日ですね。ウクライナ戦争で、先月、テスラのイーロンマスクさんが、人工衛星システムを利用したインターネットサービス「スターリンク」を、ウクライナに無償提供したことは、めっちゃ話題になりました。

 たとえロシアに通信インフラを破壊されたとしても、これがあれば宇宙からつながることができる、というわけですね。しかもその交渉を、ツイッターで直接やり取りしてるとか。いやあ、世界は変わり、動いてるんやで。

 そのマスクさん、今度は何と、そのツイッター社の筆頭株主になって経営にも参加するんやとか(ツイッター、マスク氏を取締役に-「まさに必要」とCEOも歓迎)。実は以前にマスクさんは、ツイッターがトランプさんを排除(アカウント削除)したことを批判してたとか。西側メディアはほどんど報道しませんが。

 トランプさん自身はかつて「マスク氏は尊敬する私の友人」と表明してました(The Hill @thehill)。トランプさんは新しいSNS「Truth Social」を立ち上げたものの、ようわからん妨害に遭ってるようです。早速トランプ支持者からは復活させろ、の声が上がってるとか(【ツイッター:トランプ氏復活の可能性】ツイッターユーザーが、イーロン・マスクにドナルド・トランプのアカウントを復活させるよう要請/マスクにはその力がある)。

 うーん、やっぱり流れが変わって来てるんやろか。そして日本人にとってはかなり縁が遠いように思われる、ハンガリーでの総選挙で、「親露派」と見なされているオルバン首相率いる与党が圧勝した、と(ハンガリー総選挙、オルバン首相の与党が勝利 ゼレンスキー氏は打ち勝つ「相手」)。これはCNNですが、「プーチン=悪魔」「ゼレンスキー=善」の構図にしたい西側メディアにとっては、意外で残念な結果やったみたいです。

 一昨日(4/4)の「宮崎正弘の国際情勢解題」でも宮崎さんは

 選挙の争点はウクライナではなく、オルバンがプーチンと親しいことも、争点ではなく、「児童保護法」だった。
LGBTQを事実上禁じる同法は、EU諸国とは軌を一にせず、ハンガリーの主権と独立の尊厳を訴えたことが勝利につながり、EUのリベラル政治家はがっかりしたらしい。

と書いてはりましたね。今日(4/6)の宮崎さんのメルマガの(読者の声5)(KU生、杉並区)さんは、

 今や5人の子供のパパであるオルバン首相の政策の内、日本の政治家等に参考になるものは、上記の少子化対策だけではありません。
オルバン首相は、マジャール人古来の、またオーストリア・ハンガリー帝国時代からの伝統文化を尊重する歴史保守主義を標榜しています。
また、マルクス主義フランクフルト学派を含めて社会主義・共産主義を否定し、一方、民主主義の全面信奉にも疑問符を抱きつつ国家を運営する氏の政治哲学や外交諸施策も参考になるはずです。

と追加の説明をしてくれてはりました。ふむふむ。日本の政治家諸氏、官僚、わかってるか?うーん、「選択的夫婦別姓」に賛成するアホが100人もおる自民党ではあかんやろなあ。ホンマにまだまだ日本の政治は課題山積やな。

 それより何より、「台湾有事は日本有事」と安倍ちゃんが思い切って言うたのに、わかってへんアホが与党におることが問題やな(公明 山口代表「防衛費だけ突出 妥当ではない」慎重な姿勢示す)。

安全保障政策をめぐって自民党内では安倍元総理大臣が3日、防衛費をGDPの2%を念頭に増額し来年度予算では少なくとも6兆円程度を確保すべきだという考えを示すなど防衛費の増額を求める声が出ています。
これについて公明党の山口代表は、視察先の千葉県八千代市で記者団に対し「防衛費を全体として強化していく議論は必要だが、いきなり単年度で倍増に近い増額はすべきない。新型コロナや物価高騰で国民生活が打撃を受けているもとで歳入にも限界がある」と指摘しました。

 あのね山口くん、「中国」は、沖縄は中国のもの、とはっきり言うてるんやで。今しっかり備えをしとかんと、もう手遅れになるんや。しかも予算は歳入から出すんやという、間違うた国家予算認識。いったいあんたは何年、政治家やってるんや。こんなアホが与党におることは、それこそ国家の危機やとホンマに思いますね。

 何べんでも言いましょう。今、世界はものごっつい勢いで変わって行ってるんやで、と。

【文中リンク先URL】
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2022-04-05/R9V9G3T0AFB401
https://twitter.com/thehill/status/1503355514708803588?ref_src=twsrc%5Etfw%7Ctwcamp%5Etweetembed%7Ctwterm%5E1503355514708803588%7Ctwgr%5E%7Ctwcon%5Es1_&ref_url=http%3A%2F%2Ftotalnewsjp.com%2F2022%2F04%2F05%2Ftrump-1474%2F
http://totalnewsjp.com/2022/04/06/musk-4/
https://www.cnn.co.jp/world/35185828.html
https://www.mag2.com/m/0001689840
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20220404/k10013566521000.html


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ナニワの激オコおばちゃん

コメント

  1. ナポレオン・ソロ より:

    220407-2
    お早うございます、ソロです。
    >>トランプ氏復活始動と日本政界の惨状
    公明党を何故切らへんのか? といえば、他に組める政党がおらんからやけど、公明党の危険性がどんどん咋になっている昨今やから、自民党単独でと言うても、ほんまに人材がおれへんなぁ、ひょっとしたら女性に逸材が居るかもって思たら、高市さんが居ったけど、70代の高齢者が多くて過度な仕事は振れんし、女同士はなかなか組めないもんやね。

    女はやっぱ体面第一やから、田中真紀子みたいな例外は別として、政治の生臭い話には忌避がある、それに旦那の影響力ガ大きい場合があって、上辺は保守にみえていたのに、いざ閣僚にすると、今迄とは別人の様な事を言い出すのは旦那の影響やね、だから難しいんやね。

    日本社会では「役割分担」と言う考えが基本で、例え戦争をやって殺し合っても毎年の厳しい自然の中で、家族を護って行かねばならんのは同じやから奴隷に落とすなんてやったら一遍に戦争の火種を播いた様な話になる、其処に大きな風水害があれば双方終わりや。

    せやから聖徳太子は17条の憲法の初めに「和以貴為」と言っているが、その背景には大自然の脅威の前には、人間の利害は相対的なものでしかなく、敵も味方も民族が、明日も皆でともに生きて行ける様に役割を分担して相手の辛さを思いやってする、無償の協力行為こそ、団結の絆やと皆が学習する社会やったんやね。

    山口君みたいに、朝鮮族池田大作の代弁者で、シナの宗教手つかずの大人口に目を眩ませた妄言を自分の保身の為に、日本の国防は無視ならもぅ国民は着いて行けへんで、逆ったら、矢野さんみたいな目に遭わされるのは分かっているがあんた日本人やろ、大和魂はないんか?

    天気予報が無かった昔は、台風が何時来るか分らんかったから、大切な行事は、雲行き「=高層天気」や風向きの変化で、自分の命に関わる天気予想をしてた漁師に訊いて決めていたが、情報量が桁違いとに増えた今でも良くはずれるのは、相手が自然やからや。

    政治の世界も一体、何時、何が起こるか分らんが、是は人間界も自然の一部やからと考えればよい、せやけど準備は怠りのうして置かんと、脅威が来てからでは遅い、ウクライナみたいに沢山の民間人が殺される、そうなった時にあんたはどぅ責任をとるんや? それとも創価学会は功利主義の亡国集団なんか?

  2. 禿げ親父 より:

    イーロンマスクも日本の公明党や自民党内の隠れ左派もみんな「トロイの木馬」。保守は基本的にお人よしが多いから無駄な期待を抱いてタイミングを失う。今回のイーロンマスクもやっていることは基本DS支援。「トランプ支持」はあちら側お得意の「口だけ」。やはり早くトランプのソーシャルメディアが立ち上がってその真価を見せて欲しいところ。年末まではどちらに転ぶかわからない。DS側のほころびがどれほどのものになるか観察する必要がある。

  3. うたか より:

    >>歳入にも限界がある
    限界はいくらなのかちゃんとした根拠とセットで説明できる人いたら見てみたい

  4. 藤井 より:

    はっきり言って日本の政界には、ウクライナ危機は遠い欧州の出来事で、日本にはあまり関係がない対岸の火事、という意識が、深い所ではあるのではないですか?

    だから、防衛費増額や核武装等、本来なら国会で真剣に議論されねばならない問題が、軽く取り扱われているのかと。