よう考えたら、プーチンが無茶をやってくれたお陰?で、これまでずっと曖昧にされて来たことが、あっという間にあからさまになって、ある意味良かったんとちゃうか、と思うことがあります。次から次へと出て来てますね(ロシア下院「我々は北海道に対する権利を持つ。もし日本が第二次世界大戦の教訓を忘れているなら記憶を呼び起こさざるを得ない」)。
これはロシア下院議員のセルゲイ・ミロノフとかいう人の発言やそうですが、何とテレ朝でも報道していました(北海道を巡るロシア下院議員の発言 領土的野心の表れか)。
先月30日には、国後島方面でロシア軍の照明弾とみられる光が確認され、ロシア国防省は北方領土で1000人規模の軍事演習を始めたことを発表しています。
ロシアの武力紛争の取材を続けるジャーナリスト・常岡浩介氏:「現実的にロシア軍が北海道に上陸作戦をする能力があるかといえば全くない。すぐに軍事的な脅威があると見る必要はない」
常岡氏は、軍事的な脅威と直ちに断定することは、ロシアのプロパガンダに乗っかることになると警鐘を鳴らします。
ん?常岡さん?知らん人ですが、そういう問題とちゃうんですよ、日本人の認識がガラリと変わって来てるんですよ。今変えへんかったら、いずれ日本もウクライナ、チベットやんか、という話でっせ。あ、今ググってみたらこの人、ちょっとややこしそうな人でした(笑)。さすがテロ朝(笑)。
そして今日(4/10)の「宮崎正弘の国際情勢解題」では、プーチンのブレーン、「新三人組」について書いてくれてはりました。やっぱりこんな大事な話は、マスゴミは報道せえへんな(笑)。
プーチンがクレムリンで、円卓の十メートルも離れた椅子にゲラシモフ参謀総長とジェイク国防大臣を座らせた写真が出回って、えらい話題にになりましたが、その後この二人はずっと表舞台から姿を消しているとか。国家親衛隊副長官のローマ・ガブリロフは3月17日に逮捕され、第六諸兵科連合軍司令官のブラディスラフ・エルショフ将軍が3月22日から自宅軟禁となった、とか。
そして今、「新三人組」が注目されている、という話です。まず一人目はウラジーミル・メディンスキー(52歳)、歴史学者、と。
ウラジーミル・メディンスキーは日本の歴史観が間違いだとする。とくに第2次世界大戦の記述を見ると、日本が史実を改竄しており、ソ連側の行為に不正確な評価を行っていると唱える人物である。
二人目はアントン・ワイノ(50歳)、元外務官僚上がりで、駐日ロシア大使館勤務の経験者、と。
ワイノは日本語がべらべらで、日本の政治家とも知り合いが多い。前任のイワノフが更迭された後釜として、大統領府長に抜擢された。
ワイノがプーチン大統領の日程を掌握する権限を持つ大統領府長官の立場にあり、ラブロフ外相らを遠ざけている。プーチン心酔者といわれる。
そして三人目。
ウラジスラフ・スルコフ(57歳)は大統領補佐官で、チェチェン人の父親をもつ。モスクワ国際関係大学卒。一時はプーチンの後継者とまで言われたセルゲイ・イワノフ副首相兼国防相が「新・ロシアとしての国家アイデンティティー」は、主権民主主義、経済力、強大な軍事力という3要素から成立するとしたことがあり、この新イデオロギーはスルコフが考え出した。
もうこれから先は、軍事力でぐいぐい押して来る未来しか思い浮かばへんな。そして何とタイミングよく、同じ号の「宮崎正弘の国際情勢解題」の(読者の声1)(在米のKM生)さんが恐ろしい未来を予測してはります。この人はずっと、「財政出動」には懐疑的で、ちょっと賛同し難いのですが、こう書いてはります。
この危機に対し、もう一つの手段、財政出動、異次元介入によって、インフレも同時に加速されると言う弱り目に祟り目の地獄が待っている(こんな困難な不可避な欧米の未来を正しく予測して、プーチン氏は正確に時を図り、必要な行動を起こしたのかもしれない。ロシアは自給自足であるばかりか、極めて健全な財政の国家で、ほぼ負債が無い。資源も食糧も溜め込んだ金塊も多い。ロシアは黙って欧米、日本が自己崩壊するのを見届ける可能性が高い)。
ええーっ。欧米・日本は自己崩壊して、ロシアが勝つんかいな。ホンマかいな。そしたらその下の(読者の声2)(落合道夫)さんが、「日本人のウクライナ戦争の判断の仕方」として、
6.対策:クマが幼稚園に迫っているなら、鉄砲を持ち出すしかない。核自衛だ。
と書いてはりました。あはは。冗談抜きで、もう今すぐに核武装の話を始めんとあきませんね。そういえば青山さんは「核シェアリング」ではあかんのや、それではアメリカが絶対に打たせへんから、日本が独自に持たなあかんのや、と言うてはりました。まあそれは正しいとは思いますが、今は無理な気がしますね。
ダイレクト出版が出している「西鋭夫フーヴァーレポートメルマガ」の今日のタイトルは「関東上空のアメリカ領」でした。
関東地方の上空には広大なアメリカ領が存在します。
米軍の横田基地が航空管制権をもつ空域です。
それは神奈川県、静岡県、さらには新潟県と東京などを含む1都8県にもわたります。
最高高度は2万3,000フィート、約7,000メートルまであります。
民間の航空機はそこを飛ぶことが出来ませんので、遠回りをしなくてはなりません。
これは普通のことではありません。
ほとんどと言って良いほど、日本国内で報道されず、問題にもされていないことがむしろ不思議なくらいです。
私はこの話を「覚醒」して間もない頃に知りました。やっぱり日本はアメリカに首根っこを押さえられてるんや、という話ですね。最後はこう締められています。
これをなんとかしないといけない。しかし誰も言わない。
昔、石原慎太郎氏がちょっとだけ発言しましたが、おそらく殴られたのでしょう。黙ってしまいました。
ホンマに物理的に殴られたのではないにしても、そういうことなんやと思います。コワいですねえ。そうや、ちょっと前にも書きましたが、やっぱり「世界は暴力で支配されてるんや。嫌やったら絶対に負けへん力を持つか、強い奴と組むしかあらへん。」ということなんとちゃいますか?
【文中リンク先URL】
https://tsuisoku.com/archives/59190592.html
https://news.tv-asahi.co.jp/news_international/articles/000250766.html
https://www.mag2.com/m/0001689840
https://naniwakawaraban.jp/2022/03/16/%e4%b8%96%e7%95%8c%e3%81%af%e6%9a%b4%e5%8a%9b%e3%81%a7%e6%94%af%e9%85%8d%e3%81%95%e3%82%8c%e3%81%a6%e3%82%8b%e3%82%93%e3%82%84%e3%80%82%e5%ab%8c%e3%82%84%e3%81%a3%e3%81%9f%e3%82%89%e7%b5%b6%e5%af%be/
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コメント
220411-2
お早うさん、ソロです。
>>日本は自力防衛するのも難儀な状態やね
昔、富士山上空を飛んでいたKLMオランダ航空の旅客機が元仁不明で落ちたり、例の御巣鷹山に落ちた日航123便とかも、此処で言うてる「飛行禁止区域」を飛んだ可能性が有る。
と言う事は、飛行計画を逐次承認する側に違反があった可能性があり、飛行ルートの最終判定を下す機長が、その禁忌を知なかった/無視した可能性もある。機長の高浜さんはベテランやから後者やね。
その場合には日米安保上の重大な違反行為やから、横田基地から上がった迎撃機に撃ち落とされますわな、で、文句も言われㇸんと、でも落とした相手は、民間航空機で乗って居るのは、間違いなく民間人やから、その道義的責任は、どぅ着けるんや? 人命軽視も甚だしいやないか?
処が是と同じ事件がサハリンと北海道の境界でも起こっている。
この時もジャンボ・ジェット機で、撃墜したのはソ連軍で理由は空軍基地のユジノ・サハりンスクの上空を許可なくとんだからや、撃ち落とす前の警告はなかったが、撃墜時の生々しい無線交信までソ連軍から公式発表迄あった。
でも調べたら、大韓航空の機長が軍人上がりだった事実が分って、途中で全ての解析が打ち切りになったわな。
で、御巣鷹山の方は堕ちた直後に米軍の救助ヘリが来たけど、余りの惨状と、何故堕ちた場所迄、特定出来たんかが取り沙汰されると、日米安保関係に致命的にマズイ話になるので、当時の中曽根首相が520人もの犠牲者が出ているこの「事故原因」を隠蔽・完封した。
是が大勲位迄勲章を貰ったのに、中曽根を名宰相と褒めそやす事が無く、寧ろ良く言われ無い原因でしょうな。
大体、マスコミの上位にいた日本の陰の支配者の恣意が働いてる場合が多いから、大抵の場合、官庁もマスコミはビビり上がって居て、山崎豊子さん辺りが、飽く迄も「小説」つまり、フィクションとして真実に肉薄してたわな、もうお亡くなりになったけどね。
まぁ、シナブログ主が仰る様に、こうした日米間で隠蔽されていた事が次第にバラされてきたのも、秘密を握っていたD/Rやら中曽根が鬼籍にはいって、圧力団体自体が、米国の世界覇権に便乗した連中で愛国心のかけらもあれへん。
元々目先の利権に目を眩ませた経済マフィアと責任回避しか考えてへん政治家の闇鍋的組織やから、求心力がなくなれば、元通りのバラバラに戻る、収まりがつかん状態になりつつあるんやろ、だから昨日ベロシのBBAが引き締めに台湾を訪問したんやろね。
表題の件は、概ね賛同するけど、日本の眼前の問題の本質は500年も前と変わらず、日本文明と未開で野蛮な白人文明との鬩ぎあいやが、的と得た反省が出来無い、例えばロシアの様な力に頼った支配は続いても200~300年やが、現代の様に情報伝達が瞬時に起こる状態では、秘密の隠蔽がでけへん様になりよるから、闇の支配組織も僅か70年で崩壊するんやね。
宮崎さん(読者の声1)は、どこまで日本の経済を理解してるのか解らないが、ロシアとの対比は概ね同感です。
ロシアは資源、エネルギーは豊富で食糧、生活必需品はソ連崩壊以降、自給自足を努力して来たけど、
我が日本は、愚かにも緊縮財政とグローバリズム、新自由主義で食糧、エネルギー含む生活必需品を外国(輸入)依存体質にし続けた分が現在の各種コストアップインフレに跳ね返ってる。
更に恐ろしい事に未だ“自給自足”の重要性を理解せず、グローバリズムさえ反省しきってない。
今は、コストアップインフレで被害を受けた国民、企業救済(給付、減税、保険料減免)を念頭に置いた上で、内需回帰拡大(自給自足)、安全保障、国土強靭化、等、必要な部分に“大規模、長期、計画的”な財政出動が必要ですね(金融緩和、財政出動が直に悪性インフレでは無い。又、日本は未だ需要(所得)不足型デフレ)!
& 自主独立の核か、それに匹敵する抑止力を!
実は明治は暴力ではなく西洋の理想主義に訴えることにより新たな世界秩序目指した運動です。
もともと日本は海外に出ていく気はなかった。
西洋世界が日本を飲みこもうとするのを見て対応策が考えられました。
第一段階は尊王攘夷。
日本の国民意識としてはこれで十分。
しかし日進月歩の西洋の科学技術には対抗できないことがすぐにわかります。
次の方策が西洋の理想主義に訴えるというもの。
喜望峰を超えたらなんでもありなんですが、その境界から内側は国際法が存在していた。
喜望峰を超えても国際法が遵守されて世界を目指したのが日本。
日本人、日本軍のマナーの良さはその精神から来ています。
もともと日本人はマナーが良いんですが軍隊では徹底された。
日本軍が皇軍であったというのは事実で、そうでなければならなかったんです。
日本の狙いがわかった時点から西洋は反撃に転じます。
それが国際連盟の設立。
枠組みとしては日本が目指したものでした。
それを日本封じ込めの道具に使った。
理想主義という外観を整えて日本の意見を全否定した。
日本国内でも外国からの攻撃は始まっていました。
僕はそれが福沢諭吉ではないかと思っています。
西洋理想主義は日本が平和を獲得するために利用しようとしていたんですが。
福沢諭吉はそれが究極の理想主義であるかのような洗脳工作を始めた。
日本人には日本人の言い分があるのを忘れてはいけません。
明治の段階では片方で洗脳を受けつつ片方では明治憲法の成立までこぎつけた。
国同士の関係には、柵は当然あるんでしょうが、日本政府は軸足をもっと国益に寄せていくほうが、むしろ他国が日本を見る眼も違ってきます。
単にG7合意事項を冒頓と遵守するのではなく、日本政府の行動が国益となるようアレンジを加えるべきところですが、七色仮面の首相は1歩遅れて追従するだけで侘しい限りです。
G7とは別に、日本はロシアとの場外戦をもっと増やしてもいいくらいです。それは間接的に中国、朝鮮に対しても波及効果を及ぼします。