「中国軍機の東京空爆ルート」が既に存在するんや。岸田くん、わかってる?相手はヤクザやで。

 背筋が寒くなる話、というのはホンマにありますね。今朝(6/18)の産経新聞の記事(国防解体新書(3)「太平洋」防空の穴 レーダー空白地、突く中露)を読んでそう思いました。社会部編集委員の半沢尚久さんです。記事の出だしです。

 中国軍の空母「遼寧」が5月、日米台への強烈な示威行動に出た。中国軍はロシア軍とともに爆撃機も展開させた。一連の行動の舞台は太平洋だった。日本の防空の穴を突くように。

 この空母「遼寧」については速度も遅いし、後付けの「カタパルト式」の推進装置を付けたとか言うけれど、たぶん、日米で一緒に相手をしたら、一瞬で鉄くずになるんや、と言われ続けて来ました。そんな遼寧が台湾の東あたりでウロウロしながら、ロシアとも一緒になって日本列島を威嚇してることは時々報道されます。

 そんな中、今日の記事で私が驚愕したのは、この下の図で「中国軍の爆撃機などが5月に飛行」と書かれた、左(西)から下へ、そして右(東)へ出て東京に真っ直ぐ延びるこのU字(J字?)型の飛行経路です。

 ええーっ。「中国軍機の東京空爆飛行ルート」なんて書いてあります!この記事で半沢さんが書いてはるのは、このルートは、今の日本の「固定式レーダー」の配置だけでは捉えられへんそうです。おいおい、ヤバいやんか。

 中露の航空機が太平洋に回り込むと、自衛隊の警戒監視態勢は心もとない。領空への接近を監視する目となる防空レーダーがない空白地帯だからだ。

 ひえーー。もちろん、防衛省としても北大東島にレーダーを置くことを決めたそうです。それでもまだ調査に1年かかるとか。もうヒヤヒヤですね。そうこうしてる内に、「中国」はちゃっちゃと動いています。

 平成29年、H6(爆撃機)が宮古海峡を抜け、紀伊半島沖まで飛行した。これは「東京空爆」のデモンストレーションだったとの見方で自衛隊幹部は一致する。
 H6には射程2千キロの巡航ミサイルが搭載でき、沖縄西方からでも東京は優に射程圏内に入る。にもかかわらず、紀伊半島沖まで展開したのはなぜか。
 紀伊半島には九州より東で最初に位置する固定式レーダーがある。H6はそこまで飛行することで自衛隊にあえて探知させ、政経中枢の東京を壊滅させられるというメッセージを発信する意図があった。
 このような示威行動は戦略的コミュニケーションと呼ばれる新たな戦い方の手法だ。

 もう戦争をやる気満々ですね。記事ではレーダーの配備の他に、台湾との連携も書いてはります。上で書いた「東京空爆」ルートの最初には、中国軍機はバシー海峡を通るので、その時点で台湾から情報を得られれば、自衛隊は「空飛ぶレーダーサイト」と呼ばれる早期警戒機E2Cをあらかじめ展開し、領空接近を阻止しやすくなる、と。

 いくら何でも防衛省、自衛隊もアホやないから、どないしたらええんかを考えてはるわけですが、まあこんな話一つとっても、防衛予算なんて、青天井で考えんとあかんやろ、と思いますね。さらに、台湾との連携、情報共有にしても、それを保証する国交関係がまだあらへんやんか、と。

 「中国」がいきなり、「沖縄をよこせ。さもなくば東京を空爆するぞ」と言われたらどうするんや、という話ですからね。広島出身やから、私は核廃絶に賛成します、なんて言うてる岸田くんにはぜっっっっったいに日本国民の生命、財産を守ることはでけへんと思いますね。

【文中リンク先URL】
https://www.sankei.com/article/20220618-UXGZJ44NLRK2RKJ7NAT5MXPBGM/?425452


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【ナニワの激オコおばちゃん】

コメント

  1. ボンちゃん より:

    東京生まれで東京育ちの癖に何言ってんですかね?。ただ親が広島なだけでしょ。何不自由無く育った坊っちゃんには、現在の国内、国外情勢では無理。

  2. あき より:

    防衛に関しても、日本第一党ははっきりと政策を出してます。 核保有するべきだと、私もこれは昔から同じ考えですから、支持しています。

    誰もコメントなんか見てないかもしれませんが、確固と支持政党など(決めてるとか言う人もよく考えて欲しいですがね!)無い人とか、ホームページで政策や方向性をきちんと確認しないと駄目ですよ。
    自民党の補完政党だろうとは思ってましたが、参政党の公約や柱~とか言うのを調べましたが酷かったです。  外国人参政権は反対と有りましたが他の保守受けしそうな部分では、曖昧な書き方が多かったですし、多文化強制容認です。  兎に角、デジタル通貨大賛成の様です(私は絶対反対)、農業政策が受け狙いか知りませんが、農薬・肥料・化学薬品不使用!とか書いてあったが全く現実的では無い!それに、食糧危機も懸念されているのにこんな事では困ります(多分真剣に言って無いと思うけど)。  まあ、疑問に思う部分がとても多かったです。 
    ロシア戦艦の記事も出たり出なかったり、日本の報道は全メディア早く解体改革し正常化・朝日新聞は廃刊、NHKは即解体等しないと!
    NHKは前回の衆議院選時と同じく、また、日本第一党に選挙妨害です。
    NHKは最低です。  保守系だと標榜する人達がこれを問題視しない事が、本当に問題だと思います、ご都合発動はパヨクと同じです。

  3. ナポレオン・ソロ より:

    220619-2
    ソロです。
    >>中露の示威行動の意味
    ははは、心配し過ぎになってますよ、先ず本当の脅威は遼寧やなく、後から建造市た2隻の空母の筈だけど、この情報がちっとも表に出てけへんのは何故か? 基本的に軍事情報訪いうのは機密扱いの筈、せやけど空母みたいな顕在兵器廃はそれこそ示威の為に存在する様なもんやのに出してけえへんのは、何故か知られたく無い事実があるからからでしょ?

    それが何なのかは知らんけど、兵器の開発が上手く行かないなど都合の悪い話には蓋をするけど、軍事をスペックだけで語るシナやから、実戦経験がない癖に実績の無いものは津かいたがらへんから、秘密兵器の可能性端低い、すると、開発が上手くいってへん可脱瀬居が高い、昨年の今頃に南シナ海で行った空母を入れた軍事演習の中身がわかれば直ぐ分る。

    多分米国は一部始終をビデオに納めて解析済みやから、もし脅威になる事象が起こっていたら、直ぐに対策を立てて居るんやないか? なんせ向こうには日本学術会議のメンバーが背後に着居ているんやからなぁ、学術面は賢こうても、自分がやった事がどんな現実を齎すのか想像力は皆目ないから、家族を盾にちょっと脅されたら、全面協力するやろね。

    まぁ、空母の新兵器なんてスキージャンプ型空母しか持ってへんシナにとって、電磁波カタパルト位なものですが、作り方が難しいので逆に是が作れるのなら、延長上にはレール・ガンがあるのでシナが夢中になった可能性があるが、だからと言って福島瑞穂じゃああるまいし、空母から重爆撃機が発進出来るわけが無い。

    H6なんて空母に積むこと自体に無理がある。昔東京を初めて空爆したB25はホーネットと言う空母が伊豆諸島付近迄近づいて発進させたものだったが、着艦は無理で、爆撃終了後一目散にシナの温州市に逃げたが空港が無いので全機畑におりたそうなので全機大破状態、以後、B29が出来る迄、都市空襲の記録はない。

    考えられるのは、精々、艦上型に改造したフランカー改の戦闘爆撃機位なものでしょう。 兎に角、実戦経験の無い中露の海軍力が物の役に立つなら、先ず、米国が政治的に兵器を輸出している英仏やイスラエルに制限をかける筈やが、そんな動きはあれへんですね。

    もぅ一つ、レーダー網の空白域を衝いて、艦隊を動かしている件ですが、是は明らかに自衛隊内部、或いは、上層部に機密を大々的に漏らしている存在が確定的ですね、候補者は複数のいるので、全て監視下に置かれているでしょう。

    それと、レーダー波を逆探知してMAPが作れる様な組織力がシナにあるのか? と心配はするのは判りますが、そう言うレーダー技術もネット・ワークもシナは未完成で、数年前に南西諸島付近の領空識別権の問題で揉めた直後、沖縄の基地から2機の重爆撃が北上したけれどシナは全く反応出来なかったし、知らなかったのだ。

    シナの早期警戒システムの探知能力はその程度なのですが、自衛隊は、北大東島にレーダーサイトを新設すると言っているのは、蓋し正しい反応でしょうが、今度の戦争で、ロシアの科学力の水準は米国から開発情報を入手していた40年前と差程変わらない事がバレたのは大きい。

    特に通信機器の面では前世紀の水準のママなのに、ロシア海軍関係者は自信満々で、居寡苦して来ますが、歴史に学べない民族なのでバルチック艦隊の二の舞いになる虞は十分でしょう。シナの兵器のベースはロシアなので、是も米国の40年前の水準です。

    それでも、日本は継続戦闘能力の面で大きく劣っていますから、防衛費の倍増以上の強化策が必要ですね。是からの5年間は防衛費がトップ・イシューでなくては日本が危ういし、日本学術会議を筆頭とする高齢層の学者や元自衛隊関係者からの機密漏洩ルートは潰してしまわないとイケませんね。