いよいよ習近平はやりたい放題、日本は核武装の話もせなあかんのやで、岸田君。ムリやろなあ。

 産経新聞のアメリカ報道には気い付けなあきません。東京本社編集局・副編集長 兼 外信部編集委員の黒瀬悦成くんは、明らかな反トランプ、民主党寄りで、ウクライナ戦争が始まった時に「バイデンでよかった」と書いた人です。元々読売におって、産経に移りはった人ですね。

 それよりは少しマシなのが古森義久さんですね。今日(10/23)のコラム「あめりかノート」で「独裁国脅威に日本核武装論」と書いてはりました。中国の軍事動向に詳しく、米海軍大学の教授を長年務め、今は戦略予算評価センター(CSBA)の上級研究員である、日系米国人学者のトシ・ヨシハラ氏を、ホワイトハウス近くのオフィスに訪ねて取材しはったそうです。

 今「ワシントンでは核論議が真剣さを増し、米国の国政の場にまで及んでいる」んやそうです。それはもちろん、最近のロシア、中国、北朝鮮の動向によるものですね。そして日本にとって「深刻なのは、ウクライナでのプーチン露大統領の核の威嚇を教訓に、中国が台湾攻撃の冒頭で米国や日本に核の脅しをかけるという見通しである」と。ひえーー、ですね。

 米国は旧ソ連との中距離核戦力(INF)全廃条約の結果、米本土から中国に届く戦略核は多数、保持していても中国への中距離核はゼロに近いままだというのだ。となると同盟国を守る拡大核抑止の効果が弱くなる。日本にとって米国の拡大核抑止の確実性が揺らぐ危険性があるともいえる。

 いや、つまりはもう日本は、アメリカからはシナの核からは守ってもらわれへんのや、ということやんか。もちろん、このままではヤバいということで、イリノイ大学政治学部教授のソンファン・チェ氏という人が、月刊誌「ナショナル・インタレスト」に

「東アジアで中国と北朝鮮という2つの敵性国家がともに核兵器の脅威を高める現状では、米国が拡大核抑止の責務の一部を同盟相手の日本と韓国に託すために両国の核兵器保有を奨励すべきときがきた」

と書いてはったんやそうです。堂々と日本も核を持て、というわけやんか。今はまだアメリカ政府としては「核不拡散」の原則は変えてはいないが、これから変わって行くやろう、というわけですね。ホンマに今の世界情勢の中で軍事、防衛のことを考えたら当たり前の話やと思いますが、岸田くんは8月に国連でアホな演説をしてましたからね(岸田首相NPT会議演説詳報 「核軍縮へ米中対話後押し」)。

 え?米中対話?何の話や?ですね。今日のニュースでは「中国共産党大会」の閉幕の動画が全世界を駆け巡りましたね(自由亚洲电台 @RFA_Chinese)。これは強烈でした(前総書記の胡錦濤氏、係員に腕つかまれ突然退席…習近平体制への不満などの臆測呼ぶ)。ついに「異例の3期目確定」と。

 そもそもこの「共産党大会」の開幕演説で、習近平は「台湾には武力も使うぞ」と言うてるわけですね(台湾問題めぐり 習氏「武力行使の放棄は約束しない」)。もう戦争前夜、というわけや。安倍ちゃんが「台湾有事は日本有事」と言うた通りになって来てるんや。コワいなあ。

 同じ今日の産経の紙面は、さすがに「中国」一色でしたね。田村秀男さんはコラム「日曜経済講座」で今回の共産党大会の真っ最中に、直近のGDPの発表がいきなり中止されたことに触れてはりました(
習近平政権3期目へ 経済政策は「詰んだ」のか)。

 「香港は死んだ」の記事で「ボーン・上田賞」を獲った藤本欣也論説委員は、「中国に〝裸の皇帝〟が現れた」と書いてはりました。文化大革命で地方に「下放」された習近平は、そこで5歳上の王岐山と出会ったわけですね。国家副主席まで登ったその人も既に74歳、来年完全引退、と。

 習近平に忠告する人は誰もいなくなり、ついに裸の王様になるというわけですね。いやいや、笑い話やないんや、どれほどの危険がこれから起こって来るかを、私ら日本国民は覚悟せなあかんということですね。

 この後、オーストラリアから返って来た岸田くんのことを書こうと思いましたが、今日はちょっと疲れたので、次にしましょう。30年ぐらい前の国際感覚のままに生きていて、まっっったくシナの脅威をわかってへん人が総理大臣の職におることが、日本国民にとってどれほど危険なんか、これから何べんでも繰り返して行くことにしましょう。

【文中リンク先URL】
https://www.sankei.com/article/20221023-TF4H3YABJFOPXL46ILJJ424JWM/
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUA0116Y0R00C22A8000000/
https://twitter.com/RFA_Chinese/status/1583709713895915525
https://www.yomiuri.co.jp/world/20221022-OYT1T50221/
https://news.tv-asahi.co.jp/news_international/articles/000272061.html
https://www.sankei.com/article/20221023-CEAOONOU2JKHNOTJIMU447TVW4/
https://www.sankei.com/article/20221023-4E6VOELSJROBXBU2SS5UU4D4TQ/?733155


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【ナニワの激オコおばちゃん】

コメント

  1. あき より:

    トランプの時、安倍晋三に核保有したらどうか?って話、されたんでしょ?安倍が拒否したとかw  自民統一党と創価公明党が政権与党に居る限り日本に未来は無いわ。 野党は論外w

    利権も無い、韓国発反日カルトヤクザとも関係無い、日本第一党しかない。

    他は全く信用出来無い、外国人wしかもムスリム教徒を議員に擁立したり、統一教会が保守とか言う参政党神谷とかw 中核派と付き合いパチンコ利権議員から支援受けようとする国民党?だっけ、騙り野郎ばっかりw情けないわ。
    自民統一党と創価公明党はやり放題だわw 
    自民党・・・は、せめて統一教会と関係のあった議員を辞職させるべき、絵私個人的には、自民党は解党するべきだと考えるけど!創価公明党は以前から言われている通り政党資格は無い。 こんな連中が政権与党・・・だなんて!

  2. けん より:

    岸田さん、豪州を訪問していますが、コアラを抱いてご満悦でした。
    息抜きは必要ですが、しっかり仕事してくださいね。
    中国が内政混乱で、冒険主義に打って出る恐れも考えられます。。
    米国務省・国防総省は、”来年”の台湾有事を検討し始めたそうです。
    来月の中間選挙で、共和党が優勢になると、米国がどうブレるかわからないので、
    日本と豪州の経済・安保の緊密化は一層必要になってきました。